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はじめに
京都大学は日本最高峰の大学の一つです。
日本で最もノーベル賞受賞者が多い大学で、研究は世界最高水準といっていいでしょう。研究者を目指す方、関西で最もレベルの高い大学に行きたい方など高い志で京都大学を目指す方は大勢います。
そのため入試難易度も東京大学についで日本で2番目に難しくなっています。京都大学を目指す多くの受験者はその難易度の高さに一度は頭を悩ますことでしょう。
そこで、今回はスマートレーダーに登録されている京都大学に合格された先生の合格体験記の中から、特に印象に残ったものをまとめて紹介していきます。
京都大学を志している方はもちろん、そのほかの大学を目指されている方も、京都大学に合格された勉強方法や計画、勉強への向き合い方など吸収できることや刺激になることもたくさんあると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
京大合格体験記まとめ【文系】
モチベーションを高くして自分を突き動かす【文学部 E.S先生】
高校1,2年の間は成績が学年で半分以下だったE.S先生でしたが、受験を意識してからは個別指導や塾を活用して基礎から勉強し直した結果、順調に成績を上昇させることに成功しています。
先生は京都大学に憧れの人がいて、その人のようなパフォーマンスができるようになりたいという強い思いでモチベーションを上げていました。また、仲間と協力して勉強につながるような息抜きをすることもメンタルをコントロールする上で大切だったとおっしゃっています。
勉強が苦しくなった時にも自分を支える柱や仲間をうまく活用することの重要さが感じられます。
科目ごとに対策を立てる【文学部 R.A先生】
R.A先生は浪人時に河合塾に通っており、そこで学んだことから自分で考えて各科目の対策を立てられました。
また、自分から周りに志望校を言って自分を追い込むことで勉強に向き合い続けたそうです。勉強したくない時でもとにかく机に向かって受験から意識を完全に逸らさないようにしていました。その結果成績をじわじわと上げ、京都大学合格に届くまで伸ばすことに成功しました。
各科目において対策をしっかり考えて、継続して勉強することの大切さがわかります。
成績上位をキープして独学で合格【経済学部 S.N先生】
S.N先生は高校時代ハンドボール部の副キャプテンとして県大会ベスト8を達成しながらも、勉強では中学で学年3位以内、高校で学年15位以内をキープしており、まさに文武両道と言える学生生活を送っていました。
高校1,2年生では学校で扱う教材を丁寧に何周もして、3年生では過去問を中心に演習を重ね流ことで偏差値を70まで伸ばしています。
辛い時でも受かった後のことを考えて継続したことが合格の秘訣だったそうです。勉強を楽しんで苦しい時でも勉強に向き合い続けるひたむきさが大事だと実感しました。
京大合格体験記まとめ【理系】
学習意欲を切らさず努力を継続した【理学部 T.S先生】
T.S得意科目と苦手科目がはっきりしており、数学と理科が得意で国語と英語が苦手でした。得意科目は早めの時期から過去問に取り組み演習を重ねて、苦手な科目は基礎の徹底確認と授業の復習を行いました。
浪人時代には駿台予備学校に通っていたのですが、そこで自分が浪人して努力する環境をもてることへの感謝と現状の弱い自分を変えたいという飢えを忘れずにひたすら勉強を続けた結果、京都大学合格を勝ち取られました。
受験において学習意欲が湧くような強い想いを持つことの重要性がわかります。
早期から受験を意識して勉強した【医学部医学科 A.K先生】
A.K先生は中高での定期試験でどんな問題が来てもいいように日々勉強をしていました。中学2年生から算数・英語の基礎固めを始めて、中学3年生では物理・化学の基礎を完璧に固めていたようです。
その結果早い時期から応用問題に取り組むことができたので、高校3年生になっても焦ることなく余裕を持って受験勉強をすることができています。また、基礎固めが早かったおかげで自分のペースを乱さず勉強を継続できたとおっしゃっています。
高校生の皆さんは、ぜひこの合格体験記を読んで、先手を打ち受験勉強を有利に進めてみましょう。
心身の健康を保って効率よく勉強した【工学部 T.M先生】
T.M先生は浪人時には駿台予備学校に通っており、夏まで各教科の基礎固めに徹して、夏休み頃から志望校に合わせた実践的な演習を積むという王道の方針をとることで合格されました。
また、T.M先生は合格の秘訣として睡眠の重要性や適度に休むことの重要さを挙げています。長時間勉強しなければならないというプレッシャーで睡眠時間を削ったり、休みを取らなかったりすると、疲労が蓄積して集中力が落ちてしまいます。先生は十分な休息を取ることで、短時間のうちに効率よく学習することができたとおっしゃっています。
受験生がおろそかにしがちな体調管理や、休憩と勉強のメリハリをつけることの大切さが実感できます。
最後に
合格体験記のまとめはいかがだったでしょうか？どの先生も自分なりの勉強方法を見出して信じて努力を続けた結果合格を勝ち取っています。一通り目を通していただいてわかったと思いますが、勉強方法や勉強との向き合い方は十人十色です。周囲がよく言う「○○だけやっとけばいい」や「××が正しい」を信じてはいけません。
今回多くの勉強方法を紹介しましたがいずれの先生も合格を勝ち取っています。ぜひ、いろいろなやり方を参考にして、自分に合った方法を模索してみてください。
自身と向き合う作業を怠ってはいけません。合格に何が必要なのか、そのために何をすればいいのか。あれこれ考えながら頑張ってください。
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