今回は、学生のアルバイトの候補として挙がる、家庭教師の仕事について紹介していきたいと思います。
皆さんは家庭教師の仕事と聞いて、どのようなイメージを思い浮かべますか?
「大学生がするアルバイト」「時給が高い」「大変そう」など様々なイメージを持っているのではないでしょうか。
家庭教師を始めようと考えていたり、家庭教師の実態を知りたい方はぜひこの記事を参考にして家庭教師のアルバイトに挑戦してみてください!
Contents
家庭教師の仕事内容
家庭教師の主な仕事内容は、依頼者の家庭にお邪魔して生徒に勉強を教えたり、学習管理をすることになります。
生徒の日頃の学校生活の授業でわからなかったところや、試験や模試などといった定期試験の対策を行います。依頼者によっては、生徒の進路相談をお願いされることもあります。
家庭教師と塾講師の働き方比較
家庭教師とよく比較される職といえば、塾講師ですね。
教育という面では同じ分野ですが、塾講師は基本的に授業形式で教えることになるので、そこが家庭教師との大きな違いになります。
その他にも家庭教師との違いが多くあるので、様々な項目を比較しながら紹介していきます。
- スケジューリングの自由度
家庭教師 | 基本的には、自由にスケジュールを組める |
塾講師 | 授業時間などが固定のため、自由にスケジュールを組むのが難しい |
大学生がバイトを選ぶ基準の一つに、「自由にスケジュールを組めるかどうか」が挙げられます。
家庭教師は基本的に依頼者の家庭での指導になります。そのため依頼者と話し合うことである程度スケジュールを柔軟に組むことができます。
普段通われている大学の授業の時間帯などを考慮しつつ、依頼者との日程の都合が悪くなった時の対処法や振替などのルールを決めておけば、信頼関係を損なわずに自由度の高い働き方をすることが可能です。
対する塾講師は授業などの時間が固定されているため、自分で自由にシフトを組むことが難しいと考えられます。
- 指導科目/内容
家庭教師 | 得意な指導科目を、自分のやり方で教えることができる |
塾講師 | カリキュラムに沿って様々な科目を指導。雑務も行うところもる |
家庭教師はマンツーマン指導が基本になるので、その生徒の傾向や問題点、注意事項に対して、集中することができます。
生徒の状況を常に把握しながら行うので、より密に指導に専念することができるのです。
塾講師はそうはいきません。塾講師は講師としての指導の他にも多くの仕事が行う必要があります。
それは黒板消しや生徒とのカウンセリング、掃除などの雑務のことです。また塾には「教える」プロの講師がいるため、自分が主体となって本格的に教えることは少ないようにも感じられるでしょう。
「学力」以外に必要なもの
家庭教師は人に勉強を教えるのが仕事になります。
もちろん、他人に勉強を教える上では自分が理解している必要があることは言うまでもないと思いますが、それ以外のスキルや心構えなども必要だと知っておいたほうがいいかもしれません。ここではいくつかの学力以外の必要なスキルを紹介していきます。
- コミュニケーション能力
家庭教師は生徒と一対一で勉強の指導を行います。
大学生言えど、生徒からしてみると一人の先生となりますので、生徒を不安にさせないような最低限のコミュニケーション能力が必要になると思います。
忘れてはいけないのが、保護者とも面談を行うこともあるということです。
ほとんどの場合、家庭教師を依頼するのは保護者になります。
「うちの子は〇〇が苦手なんです…」「勉強の習慣を付けさせるにはどうすればいいの?」というような質問を受けることになるので、それに対してしっかりと対応する必要があります。
- 頼りがいのある人間性
家庭教師は生徒にとって、心の支えのような存在でなければなりません。
生徒たちを合格に導くために、ただ勉強を教えるだけでなく、人間として成長できるような接し方を行う必要があると思われます。
もしあなたが生徒だとして、自信のなさそうな家庭教師が来たら「あれ?」と思いますよね?
- 責任ある行動
いうまでもありませんが、無責任な行動はNGです。
お金をいただいて仕事をする以上、最後まで責任ある行動をしなければいけません。
スマートレーダー の先生たちの生の声
今までの話を聞くと自分が家庭教師という仕事をこなすことができるのかどうか不安になることがあるかもしれません。
心配しないでください。誰しも挑戦したことのないものに対して不安になるのは、ごく当たり前なのです。
そんなあなたにここではスマートレーダーで実際に家庭教師として働いている学生たちの生の声を紹介していきたいと思います。
詳しい内容はこちら
家庭教師の時給相場
時給が高いイメージがある家庭教師のアルバイトですが、実際はどうなのか。
大手の家庭教師と比較しながら見てみましょう。
おおくの教育関係の家庭教師事業者は時給制度での体制を取っています。また、教える先生や生徒によっても時給に差が出ることが少なくありません。お金に関わることですので、しっかりとみていきましょう。
大手家教師T | 時給1100円〜6000円 |
Gの家庭教師 | 時給1600円〜6000円 |
スマートレーダー | 時給1800円〜(12100円) |
このように家庭教師の事業者と比べてみても、大きな差はないところもありますね。
例えば大手家庭教師TとGの家庭教師の時給はどちらもあまり変わりはありません。どちらも同じように関東圏で展開していたり、ほとんど変わらなかったりするからです。
対するスマートレーダー は他の2つの家庭教師事業者と最低時給はあまり変わりませんが、最高時給が大きく違いますね。
スマートレーダー では本人の模試結果や入試の結果などから適正に査定された金額が個人の時給額として、算出されています。なので、個人によっては大きく差が出ることもあるみたいです。
ちなみに現在(2019年1月28日)では東京大学理科3類の方が最高時給12100円を記録しています。これからも更新されていくかもしれませんね。
家庭教師は大学生に人気のアルバイト
ここまで家庭教師の仕事内容や塾との比較など、様々なことを紹介していきました。
しかし大学生に人気のアルバイトというのは、家庭教師だけではありません。大学生となると、高校生の時よりもより多様な種類のアルバイトを行うことができるようになります。
一般の大学生たちから人気のアルバイトはどのようなものがあるのでしょう?このような結果になりました。ランキングをご覧ください。
1位 | 家庭教師・塾講師 |
3位 | 飲食店 |
4位 | イベントスタッフ |
5位 | コンビニ |
1位はやはり大学生ならではの教育関係のアルバイトの人気が高いみたいですね。
しかしここで気になるのは、大学生がアルバイトを選ぶ基準ですよね。人によって違うとはいっても、少し気になるものだと思います。こちらもランキング形式で見ていきましょう。
1位 | 給与が高い |
2位 | 時間の融通がきく |
3位 | 勤務地が自宅から近い |
4位 | 自分にもできそう |
5位 | 交通費が支給される |
このような結果になりました。こうして見ていると大学生が一体どのような基準でアルバイトを決めているのかわかりますね。
やはりお金を手っ取り早く稼ぐために、給与が高いアルバイトを選ぶ方が多いみたいですね。また学生の本業である学業と両立されるために時間の融通がきくアルバイトも人気のようです。
家庭教師の経験を就活で活かす
家庭教師を始めとする学生時代のアルバイトの経験は必ずと言っていいほど、就活や社会に出てから自分の役に立つことだと思います。
しかし家庭教師の仕事はアルバイトだからと言って、手を抜いていいわけではありません。
お金が発生している以上、きちんとした仕事をこなさなければいけません。これを聞くとおそらく多くの人が家庭教師のアルバイトに対して、「きつい」、「自分にはできない」と言ったマイナスの意見が出ると思います。
しかし、責任が大きいからこそ、やりがいがあると思いますし、その分達成感も一際違うと思います。
就活を経て社会に出ていくためには、自分は何ができて、何に興味があるのか知る必要があります。しかし多くの人たちが自分の将来に対して道筋を描けず、就活で苦労すると思います。
家庭教師の経験はそう言った自分の将来に対する不安を取り払ってくれると思います。
将来に対して不安のある方ややりたいことが明確になっていない人たちは、ぜひ家庭教師のアルバイトに挑戦してみてください!
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