中学受験のために受験勉強を効率的に進めるための選択肢として考えられる塾や家庭教師。その中で「塾に通っているけど成績が伸びない」「家庭教師をつけた方が良いのか」とお悩みのご家庭は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では中学受験で家庭教師を利用する際にまつわる、次の5つのポイントについて解説します。
- そもそも中学受験において家庭教師は有効なのか
- 塾と家庭教師の併用について
- いつから家庭教師を始めれば間に合うのか
- 中学受験対応の家庭教師の料金相場
- 中学受験における家庭教師の選び方
家庭教師の利用を検討されているご家庭に本記事が参考になれば幸いです。
Contents
そもそも中学受験に家庭教師は有効なのか
先に結論を述べると、中学受験に家庭教師はかなり有効です。以下の3点が理由として挙げられます。
- お子様にあったカリキュラムを組める
- 解き方を教わるだけでなく考えるプロセスを養える
- 受験時代の経験を生かした指導を受けられる
それぞれについて解説していきます。
お子様にあったカリキュラムを組める
中学受験塾は基本的に集団授業で、授業のペースはあらかじめ決められたペースで進んでいきます。一度つまづいてしまうとその先もどんどんわからない状態になっていってしまうことがあります。
一方、家庭教師は様子をうかがいながら、生徒がわかっている分野はペースを早めたり、わかっていない・わかったつもりになっている分野は時間をかけて徹底的に指導するといったことができます。
また、進捗が悪い時には授業の頻度を増やすなど、柔軟に対応してもらうことができるのもメリットです。
解き方を教わるだけでなく考えるプロセスを養える
集団塾の場合どのように授業をするのかといったマニュアルが存在しており、基本的にはこのマニュアルに沿って授業を行います。また、授業は受動的に解説を受けるため、なぜその解法に至ったのかを理解できない場合があります。
中学受験は未知の問題が数多く出るため、「問題の内容を理解する」「考えうる論理を立てる」「解法を当てはめる」といったステップが問題を解くうえで必要です。
家庭教師の場合、なぜそういった解法に至るのかをお子様の状態に合わせて対話形式で養うことができ、中学受験に対応する力を養うためには効率的な授業形式であると言えます。
志望校に特化した指導を受けられる
集団塾に志望校の特化コースがあれば効率的な受験対策ができますが、そもそも志望校のコースが無い場合や様々な理由でそこに入るのが難しい場合があります。
その点家庭教師は志望校出身の先生を選ぶことで、先生の経験から出題傾向などを元に効率的な志望校対策ができます。また、先生がくじけそうになったときに乗り越えたときのエピソードや、その学校に通っていた時のエピソードからお子様のモチベーションを上げることができるといったメリットもあります。
同じ経験をしている先生がお子様と長い受験勉強を伴走してくれることは心強いと言えます。
塾と家庭教師の併用について
既に塾に通っている・入塾を検討しているご家庭において、先に述べた理由とは別に、以下の場合に家庭教師の併用は有効です。塾をすでにやめている・家庭教師だけで中学受験の対策を考えている方は以下の記事をご覧になってください。
家庭教師だけで中学受験は成功可能?理解しておきたいメリット・デメリットとおすすめの活用法を徹底解説!
- 入塾テスト対策をして上のクラスに入りたい
- クラスアップをしたい
- 塾に入る時期が遅かった
- 塾の授業についていけていない
- 宿題をこなせない
「クラスが下の方になる」「成績が下がる」といったことはお子様のモチベーションを奪い、中学受験をするどころではなくなってしまう可能性があります。
また、塾に入る時期が遅かった場合、入るまでのカリキュラムは自分で学習しなければなりません。お子様1人やご家庭内で習ってない分野を勉強することは難しいです。
加えて、塾の授業を休んだり、一度つまづいてしまうとその後の分野も理解できなくなり、「授業についていけなくなる」「宿題が解けなくなる」といったことになりかねません。
もしこれらのことが当てはまる場合は、お子様1人1人にあった対策が可能な家庭教師をつけるのがおすすめです。
スマートレーダーは生徒1人ひとりに合った理想の家庭教師が見つかり、直接契約できるマッチングプラットフォームです。先生は6,000以上在籍しており、このなかには、難関中学校出身の先生も多くいるため、志望校出身の先生をすぐに見つけて、授業を依頼することができます。必要な時に必要な分だけの指導で効率的に無駄なく成績を伸ばすことができます。
また、1回1時間から指導を依頼することができ、入塾テスト直前や特定の分野のみの利用など柔軟に指導を依頼することが可能です。お子様の成績があがらない、家庭だけでサポートをするのが難しいといった悩みをお持ちの方はスマートレーダーの利用をご検討してみてはいかがでしょうか。
いつから家庭教師を始めれば間に合うのか
一般的に中学受験の準備は小学3~4年生から始めるべきと言われていますが、その理由は中学受験の広い出題範囲に対応するためには3年ほどの準備期間が必要だと言われているからです。
その証拠として、大手の中学受験塾で3年生の3学期~4年生の1学期に中学受験に向けての新カリキュラムがスタートします。
一方、家庭教師ならお子様の学習状況に応じてカリキュラムを組むことができるため、5~6年生から始めても中学受験で成功するのは不可能ではありません。つまり、家庭教師の場合はいつからでも中学受験の対策を始めることが可能です。
もちろん、お子様の習熟状況にもよるので、まずは家庭教師の先生に相談してみてはいかがでしょうか。
スマートレーダーは先生によって無料で初回面談を受けることができます。初回面談を通じて現在のお子様の習熟状況から今後の指導カリキュラムを先生に立ててもらうといったことが可能です。
「どのように受験勉強をしたらいいんだろう」といった悩みをお持ちの方は一度スマートレーダーで先生に相談をしてみてはいかがでしょうか。
※初回面談は無料の先生と有料の先生がいらっしゃいます。
中学受験対応の家庭教師の料金相場
中学受験対応の家庭教師の料金相場は2,500円~6,000円です。
一般的な小学生を教える家庭教師と違い、中学受験対応となると相場は上がる傾向にあります。中学受験で扱う問題のレベルは、一般的な小学生が習うレベルと比べて一段も二段も上だからです。
また、一口に中学受験対応の家庭教師と言っても、契約形態や授業形式によってその料金は変わってきます。相場に開きがあるのはそのためです。
こちらの記事では相場がここまで分かれてくる理由も含め、料金相場を家庭教師のタイプ別に分類して詳しく紹介しています。併せてご覧ください。
家庭教師の料金相場は?個人契約やオンラインなどタイプ別に徹底解説!
中学受験における家庭教師の選び方
中学受験の対策と一口に言っても志望校やご家庭の状況、お子様の特性によってその内容は千差万別です。また、家庭教師にも中学受験に向いている・いない先生がいます。
失敗しない中学受験の家庭教師の選ぶ際のチェックポイントはこの5点です。
- 中学受験のプロであるか
- ベースとなる指導方針やカリキュラムがあるか
- 合格実績
- 料金
- 体験授業を受ける
それでは1つ1つ解説していきます。
中学受験のプロであるか
まず、一つ目のチェックポイントは中学受験のプロであるかどうかです。
中学受験の問題は小学生で習う範囲の解法を使わなければなりません。なので中学受験のプロだったり中学受験をしていなければ、この特殊な中学受験の問題の解説ができない可能性があります。また、中学受験の経験者であれば、入試本番にいかに点を取るかという実践向けのテクニックを指導してくれます。
加えて、志望校出身の先生であればなおさらよく、出題傾向や実体験を元に志望校に向けた効率的な対策方法を教えてくれるでしょう。
ベースとなる指導方針やカリキュラムがあるか
指導方針やカリキュラムが全くなく、1回1回場当たり的に授業をしてしまうのは得策ではありません。中学受験のゴールから逆算して、この時期までにはどの状態になっている事という目安が無いと成功の確率は最大化しません。
また、カリキュラムが画一的なものではなく、生徒に寄り添う姿勢があるかも大切です。生徒によって苦手分野や習熟速度は様々なので、他の生徒でうまく行ったというカリキュラムに沿って授業を進めるだけでは十分な効果が得られないということが起こりえます。そのため、生徒に寄り添って臨機応変な対応ができる先生を選ぶことが大切です。
合格実績
今までどれだけ志望校に合格させてきたのかも確認しておくと良いです。もちろん合格実績があまりなくても授業の質の高い先生はいます。しかし、志望校への合格実績がある場合はその指導力への信頼性が高まります。
合格実績がある場合は加点ポイントとして複数の先生で悩む場合に考慮するようにしましょう。
料金・費用
先生によって料金や費用は様々なので、週にどれくらいの時間、何回ほど授業をして欲しいのか、その場合年間いくらかかることになるのかを算出してみましょう。
先生に支払う交通費についても同様です。1回往復で500円でも週2回だとすると年間約5万円ほど、1000円だと約10万円と決して少ない金額ではありません。
また、授業外での質問についてはどのように料金を計算するのかについても確認しておきましょう。
体験授業を受ける
先生と契約する前には必ず体験授業を受けるようにしましょう。その際に保護者の方も授業に同席し、チェックするポイントがあります。
- お子様の様子をうかがいながら授業をするか
一方的に喋り続けるのではなく、お子様の様子を見て解説のスピードを落としたり、再度説明をしたりするといった対応ができているかを確認しましょう。
お子様に質問を投げかけたり、理解できているか対話で確認したり、集中が切れているときは雑談を挟むなどして切り替えるといった対応ができているかも確認することが大切です。
- 勉強を作業としてとらえてないか
授業の内容が「暗記するだけ」「問題演習をして答え合わせや解説をするだけ」になっていないかなどを確認するようにしましょう。このような指導は家庭教師のメリットが薄く、お子様は勉強を退屈に感じてしまい勉強のやる気を失ってしまうこともあります。
子供を退屈させないために、問題の背景や裏側を説明して生徒に興味を持ってもらうといった、学習意欲を引き出す工夫が授業にあるかも確認しておきましょう。
また、ある科目や問題に苦手意識を抱くようになったり、くじけそうになった時に、メンタルケアをしてくれそうかということも加えて確認しておくようにしましょう。
中学受験のプロの家庭教師をお探しならスマートレーダー!
スマートレーダーとは
「スマートレーダー」は、生徒1人ひとりに合った理想の家庭教師が見つかり、直接契約できるマッチングプラットフォームです。教師の得意教科の評価をAI(人工知能)によって行い、レーダーチャートで表示する日本初のサービスです。
ご家庭の方は家庭教師の指導実績や得意教科の評価、時給や趣味 、家庭教師の出身高校や在籍大学などのタグから最適な家庭教師を見つけることができます。
スマートレーダーは先生の質が最高クラス!
スマートレーダーでは東大、京大、科学大(東工大)、一橋大、旧帝大などの難関大学の先生に登録を限定させることで、先生の質がかなり高くなっています。そのため、解答を教えるだけの指導するような先生は少ないです。
また先生の登録者数も6,000人以上いるのでぴったりの先生を見つけることができます。このなかには、難関中学校出身の先生も多くいるため、志望校出身の先生をすぐに見つけて、授業を依頼することができます。
また、先生の変更には別料金がかからないため、相性が悪い先生だった場合でも安心して別の先生を探すことができます。
オンライン家庭教師にも対応!!
スマートレーダーはオンライン家庭教師にも対応しています。
お家にいながら優秀な学生から様々な知識を教えて頂きます。地方に在住の方も、パソコンさえあれば、東大生の勉強法までも伝授してもらえます!
また、1回1時間から指導を依頼することができます。テスト直前や長期休みの時期に授業を増やすことや、その時期のみの利用など柔軟に指導を依頼することが可能です。
安心のトラブルサポート
「スマートレーダー」は家庭教師の個人契約で起こりがちなトラブルも防ぐことができます。
一般的な家庭教師マッチングサイトとは異なり、先生との間でトラブルが発生した時に、運営事務局が仲介に入り、トラブル解決のサポートをしておりますので、はじめての家庭教師の個人契約をご利用の方も安心してサービスを利用できます。
また、個人契約にありがちな金銭トラブルに関しても、運営事務局を介して金銭のやり取りを行うため、トラブルを回避することが可能となっています。
まとめ
今回は中学受験における家庭教師の利用する際に重要なポイントを解説しました。今回得た知識をもとに、お子様が良い家庭教師に巡り合えるよう願っております。一度きりの中学受験です、最善を尽くして、合格を勝ち取りましょう!