お子様の将来のことを考えて中学受験させたい、とお考えのご家庭の中には「毎日どれくらい勉強すればいいのか」とお悩みのご家庭も多いのではないでしょうか。
友達との遊びや習い事に時間を割かせたいと思いつつも、勉強の時間を確保できないのではないかと不安にお思いのご家庭も多いでしょう。
そこで本記事では、中学受験ではどれくらい勉強すればよいのか、効率的な勉強計画の立て方を紹介します。
Contents
中学受験に必要な勉強時間をアンケートをもとに分析
スマートレーダーで東大等難関大に在籍する学生103名に取ったところ、学校の勉強時間を除いた1日の勉強時間はこのような結果になりました。(有効回答数91)
意外にも1~2時間が20.9%、3時間程度で25.3%と合わせてほぼ半数の数字となりました。
その内容を分析してみると、早いタイミングから勉強をコンスタントにしている人は1日の平均勉強時間が少なく、反対に小学5年生や6年生から勉強し始めた人は多く出る結果となっていました。
また、休日や夏休みなど長期休暇ではさらにプラスで勉強しているという回答が多く、集計してみると中学受験に要した総勉強時間はトータルでおよそ3000~4500時間ということが推定されます。
難関大学に在籍した人が中学受験に要した時間は上記の通りですが、一般的に中学受験をする場合の学年別の勉強時間は下記のように言われています。
学年 | 平日 | 休日 | 計(長期休暇含む) |
---|---|---|---|
小学4年生 | 1~3時間 | 2~3時間 | およそ600~1100時間 |
小学5年生 | 1~3時間 | 4~5時間 | およそ800~1400時間 |
小学6年生 | 3~5時間 | 8~10時間 | およそ1800~2500時間 |
総計 | およそ3200~5000時間 |
この結果からわかる通り、勉強時間はお子様の状況によってかなりばらつきがあるため、アンケート結果や、一般的に言われている必要な勉強時間に縛られて、お子様の勉強時間を決める必要はありません。
先に勉強時間を定めるのではなく、お子様の学力や志望校に合わせて勉強計画を立てることがまず何より重要です。
効率の良い勉強計画の立て方とは?
まず第一に言えるのは闇雲に勉強時間だけを設定するだけでは効果が薄いということです。「毎日3時間勉強しなさい」というように伝えると、お子様がただ勉強時間をこなすだけで中身のない勉強をしてしまう恐れがあります。
そこで、効率の良い勉強計画を立てるために意識すべきポイントを4つ紹介します。
お子様の習熟状況を把握する
塾等で行うテストや模試の結果からお子様の対策すべきポイントを把握しましょう。志望校とお子様の偏差値の開きを確認したうえで、お子様の状況に合わせた適切な勉強量・勉強時間を考えてあげることが重要です。
これを行うことで、今までの勉強時間以外でも勉強時間を確保するために部活動や習い事をやめないといけないのかの判断を行うことができます。
また、お子様の苦手分野・対策すべきポイントを把握したうえで、具体的な勉強内容を示してあげましょう。
ただ塾の課題などを闇雲にこなすのではなく、今日この時間で何を勉強するべきなのか、勉強し終わった後にどういう状態になっていることを目指すのかという目的意識をつけることが重要です。
ここで大事なのはお子様とのコミュニケーションです。成績をあげさせる、志望校に合格させることだけを目的に一方的に勉強を押し付けることの無いようにしてください。
休息や睡眠時間はしっかりと取る
効率よく勉強をするためには適度な休息や十分な睡眠時間は必須です。小学6年生になったら試験時間に合わせて例えば60分勉強したら10分休憩を取る、のように設定するのも効果的です。また休憩時にはゲーム等せず、脳を休めるために仮眠、散歩などにとどめましょう。
睡眠時間を削って夜遅くまで勉強するのも逆効果です。短期記憶を長期記憶に変換するには睡眠が必要と言われており、8時間程度は睡眠時間を確保できるように計画を立てましょう。
休日であっても夜更かしはせず、朝からしっかり起きるようにして早くに始まる試験に対応できる生活リズムをサポートしてあげてください。
そのためには睡眠、食事、入浴、休憩等、勉強時間以外のスケジュールを先に入れて、そのあとで勉強時間を計画することが重要です。
時間やタイミングによって効率の良い勉強をする
試験は朝から始まるため、朝から頭を回転させられるように、計算問題や読解問題を解くのが良く、反対に夜の睡眠前の2時間は記憶の定着効率が良いため、暗記系の勉強が良しとされています。また、移動時間などの隙間時間にも暗記系の勉強が適していると言われています。
このように、時間やタイミングによって効率の良い勉強が存在します。例えば、まとまった時間があるときにのみ演習問題をし、解きっぱなしにするのではなくなぜ解けなかったを振り返る、解説を理解するまでセットで行うことなどが挙げられます。
復習はすぐに行うようにする
人は覚えたことを1日経つだけで半分以上忘れてしまい、1週間後にはほとんど忘れてしまうと言われています。
つまり、復習を行わないと、次回の授業の時には今回の授業内容の大半を忘れてしまうことになります。
つまり、効率的な学習を行う上で、塾や学校の授業で習った内容を復習すること、そしてできる限り早く復習を行うことが鍵となります。
授業で扱った内容を帰宅後もしくは翌朝早く起きて行うなど、お子様の状況に合わせて復習のタイミングを設定しておくことが重要です。
中学受験対策ならスマートレーダー
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まとめ
今回は中学受験に要する勉強時間や効率の良い勉強計画の立て方について紹介しました。勉強時間の決定や勉強計画を立てるうえで、お子様の学年、志望校、そして学力など様々な条件を考慮しなければなりません。
しかし、勉強計画を考える時間があまりなかったり、そもそも勉強計画の立て方が分からない方は中学受験を乗り越えた現役難関大の先生が多く在籍しているスマートレーダーを一度試してみてはいかがでしょうか。お子様の状況に合わせて適切な勉強計画を立てる上に相談にものってくれます。
本記事がご家庭のお悩みを解消する手助けとなれば幸いです。