英進館のクラス分けテストの基準点や偏差値、対策方法を紹介!

英進館にお子様を通わせている保護者の多くは、より上位の学校に入学するためにクラスアップや上位のクラスに在籍し続けたいとお考えでしょう。

しかし英進館のクラス分けで実施される学力診断テストや組み分けテスト、模試は難易度が高く、対策をしっかり講じないと高得点を取ることはできません。

また英進館は授業のレベルが高くコマ数が多いため授業内容についていき、クラスを維持することも難しいです。

そこでこの記事では、「上位のクラスに入りたい」「なんとかクラスを維持したい」とお考えのご家庭向けに、英進館のクラス分けの仕組みから各テストの対策方法について紹介します。

英進館の入塾テストも含めた全般の対策方法や、家庭教師との併用の仕方については以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご確認ください。

英進館対策なら、家庭教師のスマートレーダー

英進館のクラス

英進館のクラスは以下のように分かれています。

小1・小2・小3

クラスクラスのレベル
特別英才クラス
(天神本館・久留米本館・小倉本館・長崎校・熊本本館のみ)
全国の超難関私立中学を目指す特別選抜クラス
学力UP応用・標準小 / SA中学受験準備基礎事項の確認から応用までの幅広い指導を行うクラス

小4・小5・小6

クラスクラスのレベル
TZS全国の超難関中学の合格を目指す最優秀者を選抜したクラス
※TZから選抜
TZ主に九州超難関中学の合格を目指すクラス
S主に全国難関国私立中学の合格を目指し、久留米附設中レベルも視野に入れ、TZを目指すクラス
A主に地元国私立中学の合格を目指すクラス
公立中進学クラス地元公立トップ中学の合格を目指すクラス

中学生

クラスクラスのレベル
GTZS・GTZ中高一貫校生を対象とした難関大学への現役合格を目指すクラス
TZS全国の超難関私立高校の合格を目指す最優秀者を選抜したクラス
※TZから選抜
TZ全国名門私立高校の合格を目指すクラス
特S主に全国難関私立・公立トップ高校の合格を目指すクラス
S主に九州トップレベル公立高校の合格を目指すクラス
A主に地元公立高校の合格を目指すクラス
公立中進学クラス地元公立トップ高校の合格を目指すクラス

高校生・高卒生

高校生・浪人生向けのクラスは現役と高卒生での大きく分けた区分だけです。

クラスクラスのレベル
TZクラス東大・京大・九大・国公立大医学部などの難関大の現役合格を目指すクラス
高卒本科コース高卒生向けのクラス、東大・京大・九大・国公立医学部へ多数輩出

各クラスでは目指す学校の受験対策に熟知した専門スタッフが配置されています。そのため、ご家庭の志望に特化したクラスに在籍することが志望校合格の確率を最大化する方法と言えます。

英進館のクラス分けの仕組みと基準偏差値

英進館から公式の発表はないため、各クラスの基準となる偏差値はおおよその目安となりますが以下になります。

クラス偏差値の目安
特別英才クラス偏差値約65、成績トップ約6~7%程度
TZSTZから優秀な生徒が選抜される。偏差値60程度
TZTZ選抜を受験し、その中で偏差値50以上を獲得
S偏差値約50
A偏差値約50以下

入塾時の大半は偏差値50に満たしていないようなので入塾テストでAに在籍することになってもがっかりする必要はないかもしれません。入塾してからしっかりと授業に追いつき、対策することでクラスアップを目指していくことが必要です。

クラスアップに関係するテストについて

英進館でクラスアップに関係のあるテストについてそれぞれ解説します。

学力診断テスト

塾生・外部生問わず受けられる九州・広島地区最大の無料の公開テストです。成績は実施約10日後に個別カウンセリングと共に採点済み答案と成績資料が渡されます。

小学生

学年科目・試験時間
小1~小3国語・算数(各20分)
小4国語・算数(各30分)
小5、小6国語・算数(各30分)、理科・社会(各20分)

中学生

国語・数学35分・英語40分です。

応用力診断テスト

応用力診断テストはTZクラスや特英クラスは受験が必須で、その他は希望時制度となっていて、学力診断テスト内容に加え、社会・理科を除いた同じ時間のテストを受験することになります。

英進館でのクラスアップ対策

比較的時間が短いテストとなっていて、実力問題と呼ばれる難易度の高い問題が入っています。

そのため、解けるところをしっかりと解き、短い時間で正しい解答をすることが求められます。

その他クラスアップの対策となる事項について紹介します。

出題範囲を把握する

学力診断テストなどは範囲が事前にwebで公開されます。各科目で細かく表記されているので、しっかりと目を通し、受験する範囲の内容で苦手分野が無いかしっかりと対策して試験に臨むようにしましょう。

今まで受けたテストの結果を元に対策

高い偏差値を取り、クラスアップするためには前回のテストから苦手分野の対策や量を考える必要があります。

苦手分野はそもそもの基礎やコツがわかっていない場合が多いです。クラスアップには苦手分野の対策が大切です。

今までのテストを徹底的に復習

わからなかった問題や解けなかった問題を放置すると、その知識を前提とした内容もどんどんわからなくなっていきます。公開テストは過去に習った内容の全範囲が出題されるので、今までの公開テストで出題された問題をわからないまま放置しておくと、次の公開テストで高得点を取れる可能性は非常に低くなってしまいます。

今までの公開テストで解けなかった問題については必ず解き直しノートを作り、解けるようになるまで徹底的に演習しましょう

過去問で対策

英進館のテストの過去問は公開・販売されていません。しかし、フリマアプリなどで販売されている可能性があります。お子様が受験する際の過去問を取得し、対策をすることは有用なのでおすすめです。ただし、過去問がいくらとけるようになっても類題を実力で解けるようにならないと意味がありません。しっかりと解法を理解した上で、類題が解けるようにしましょう。

テスト当日の対策

テスト当日の対策については、

  • 全部の問題に目を通す
  • 簡単・解けそうな問題にチェックを入れる
  • 簡単な問題から解いていく

ということを徹底してください。試験の中には難関校を目指す受験生のために、実力問題と呼ばれる難易度の高い問題が含まれます。高得点を取るうえで最低限の鉄則は「解ける問題をいかに落とさずに解き切るか」です。

難易度の高い問題を解くことに時間をかけすぎたせいで、その他の簡単な問題を解けずに終わってしまうということだけは避けるようにしましょう。

英進館のクラスアップ対策ならスマートレーダー!

スマートレーダーでは難関中学校出身の難関大学の学生が在籍しています。また、その他中学受験で有名な塾出身の方も多数在籍しています。

そのため実体験に基づくクラスアップへの適切なアドバイスを受けることができ、授業の内容のフォローアップ宿題の分からない箇所への適切なアドバイスなどのサポートが可能です。

スマートレーダーの先生と一緒にお子様の成績や習熟度に合わせた英進館のクラスアップ対策をしてみませんか。

難関中学校出身の家庭教師の紹介や、英進館対策に家庭教師をご利用いただいた方の感想については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご確認ください。

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まとめ

今回は英進館のクラス分けテストに関して、どのような対策を取ればいいのか、各テストの対策を紹介しました。

現在、クラスアップがなかなかできずに悩んでいる方は、何とかクラス維持をしたいという方は、一度難関中学校出身の難関大在籍の先生が多く在籍しているスマートレーダーを一度試してみてはいかがでしょうか。

本記事がご家庭のお悩みを解消する手助けとなれば幸いです。

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