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スマートレーダー大学受験合格体験記について
本記事では、個人契約の家庭教師マッチングサイト「スマートレーダー」に登録する大学受験を経験した家庭教師から聞いた、実際の大学受験合格体験記を掲載しています。
大学受験を突破し超難関大学に進学された現役大学生の、
- 大学受験当時の勉強法や過ごし方
- 親御様のサポート方法
- 塾や家庭教師の活用方法
など、生の実体験を合格体験記として公開することで、
- 大学受験に対するやる気の増幅
- 大学受験を目指す生徒様、サポートする親御様のやり方や方向性の再確認
- 大学受験対策の方法や勉強への正しい向き合い方
- 大学受験後の次なる目標を見つけていただくこと
を目的としています。
実際に合格された先生に、大学受験突破に向けて一緒に勉強のサポートをして欲しいと思われた方はぜひ家庭教師を依頼してみましょう。
大学受験合格体験記
当時のあなた/今のあなたについて紹介してください!
東京で一人暮らしをしています。趣味は読書、謎解き、YouTube、物理、散歩です。ふざけることは結構好きです。田舎育ちで自然が好きで、人混みが苦手です。最近は受験でやらなかった英語のスピーキングを頑張ってます。
大学受験まで行っていた習い事/部活などはありますか?
柔道、書道、英語塾(中学時代)、スイミング
中学、高校を通じて学校での成績はどうでしたか?
中学では、最初は成績は上から10番にも入っていませんでした。中学自体は受験の無い1学年120人くらいの田舎の学校でした。最初のテストの成績が悔しく、勉強が好きだったのもあり中1のときから休日は地域の図書館で勉強して、中1の終わりにはテストで学年1位になりました。部活は柔道部で、勉強と並行していましたがどちらも楽しくて苦ではありませんでした。そのまま1位の成績を維持して、高校は近くのいわゆる自称進学校を受験して合格しました。
高校も入学時は成績が上から10番目くらいでした。偏差値60程度の田舎の自称進学校だったので、この時点では都会の受験生に比べてかなり遅れていたと思います。高1では部活と並行して勉強を進め、テストの順位が徐々に上がっていきました。ここでも負けず嫌いというか1位がいいという気持ちがかなり原動力になってました。
大学受験対策も含め、塾や家庭教師は利用されていましたか?
小5から中3までは地元の英語塾に通っていました。中学校では英語は塾で、他は自分で家や図書館で勉強していました。
高校では塾に入らずに独学で参考書を用いて勉強しました。自分は他人から強制されて勉強することや宿題をこなすことが嫌いなので、独学が自分のスタイルに合っていたと思います。
高1のときは学校で配布されるテキストを用いて勉強していました。基本的に定期テストの内容を完璧にしようという目標で、地道に基礎を固めるような感じでした。
高1の冬頃に進路を考えはじめ、東大を目指すことを決めました。まずはインターネットで情報を集めました。地方では都会と比べ圧倒的に受験の情報が不足しているため、受験計画や参考書、勉強法等についてたくさん調べました。ここから各科目を始めるタイミング、基礎から応用に移るタイミング、過去問に移るタイミングなどを随時決めつつ、参考書を調べて適切な参考書を用いて自分で勉強を進めました。参考書は一つ一つを完璧にすることが肝要です。学校のペースだと間に合わないので、自分で予習を進めていました。
高2の春休みからは毎日地域の図書館で勉強し、高2の冬頃にかけて計画通りに成績が伸びました。ここからは過去問に手を付け、「本番で絶対に失敗しない」勉強を意識しました。過去問はできるだけ本番に似せた環境で、「最低でも合格者平均点をとれる」を目標として勉強しました。
受験勉強を始める前の1日の勉強時間/受験勉強を始めた後の1日の勉強時間はどの程度でしたか?
・始める前(~高1冬)
平日:2~3時間
休日:5~7時間程度
・始めた後(高1冬~)
平日:5~6時間
休日:12時間
大学受験対策の各科目毎の勉強法はどんなものでしたか?
・英語
とにかく毎日やって慣れることが一番大事です。単語も長文もリスニングも、触れる回数が多ければ多いほど自分のものになっていきます。
具体的には、単語→文法→英文解釈→長文の順ですすめ、別軸でリスニング、英作文を進めていきました。
単語はとにかく回数です。同じ単語帳を数十周し、とにかく繰り返して覚えました。そのまま文法、英文解釈を参考書で勉強したら、自然に長文は読めるようになりました。ただ、触れていないとすぐに英語力は錆びるので、特に高3では毎日なにかしらの長文を読んでました。
リスニングは自分で発音することが大事です。自分で発音できない音は聞き取れません。僕は一つ一つのリスニングの問題を繰り返しシャドーイング(音声を追いかけて自分も読む)し、何も見なくてもシャドーイングできるくらいまでやりこみました。
英作文は減点されない正しい表現のみ使うことで攻略できます。自分で表現を考えるのではなく参考書でリアルな英語の表現を学び、それを使って文を構成するような感じです。
・国語
古文漢文の文法、語彙や現代文の読み方を早めに定着させることでかなり安定しました。あとは、マーク式や過去問などの形式に合わせるために過去問をやりこんでいけば、本番でも安定するようになります。
・数学
受験数学に関した話ですが、数学の勉強は大まかにいうと「基本解法を身につける」→「その使い方を身につける」という流れとなります。
前半はいわゆる網羅系参考書というもの(チャート、focus)を使いました。この段階でどれだけ基本解法が身に沁みついているかが応用するときに響いてくるので、とにかく網羅系参考書を周回して身につけました。
後半で意識したのは「一般化」というプロセスです。これは、「この問題はこう解く」ではなく、「この種の問題はこう解く」という考え方で解法を身につけていくものです。例えば、「図形問題は幾何、ベクトル、座標、複素数の4つ」「全称命題(すべての~は~)の証明は、普通の証明、背理法、対偶、帰納法」のようなことです。数学が苦手な人と得意な人の違いは、初見の問題で「初めて見た」と思うか、「あの分野とあの分野の融合問題だからあの解法とあの解法がつかえるな」と思うかの違いでしょう。これを意識して発展問題の解き方を体系的に身につけることで、数学が得意になりました。
・物理
物理は、一見大量の公式があるように思えますが、実際それらは数個の原理(何からも導出されえないもの)と、法則や公式(原理から導出されるもの)からなり、それらを自分で分類することが大事です。そこから、問題演習を通して抽象的な基本原理に関する理解を深めていくことが基本的な方針となります。
原理の理解においては、抽象的な概念を扱うので「わかっている人から学ぶ」のが手っ取り早いです。周りの友達、先生、YouTubeなどから習うと、勉強が進みやすくなると思います。
問題演習では、「原理理解の何を勘違いしているか」を確認していくのが大事です。原理と法則や公式を区別し、自分の理解を突き詰めることを心がけました。
・化学
化学は理系科目の中で一番安定しやすい科目だと思います。暗記する事項が多いように思えますが、流れや反応機構を理解すれば割と簡単に頭に入ります。あと、計算力はとても大事です。解き方がわかっても計算ミスをすると点が入らない(途中過程を書かない場合が多い)ので、日ごろから自分で計算して数値を合わせに行くことを心がけました。
受験勉強で使っていた教材/おすすめの教材
・英語
シスタン
鉄壁
UPGRADE
英語の構文150
英文解釈の基礎100
英文読解ポレポレ
英語長文ハイパートレーニング
やっておきたい英語長文700
やっておきたい英語長文1000
英語長文問題集
キムタツの英語リスニング(Basic,無印,Super)
英作文ハイパートレーニング
竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本
東大英作の徹底研究
東大英語27カ年
東大英語リスニング20カ年
・国語
読んでみて覚える古文単語315
漢文必携
頻出現代文重要語700
ゼロから読み解く最強の現代文
最強の現代文記述トレーニング
古文上達
東大過去問
・数学
青チャート(ⅠA,ⅡB,Ⅲ)
大学への数学・一対一対応の演習(Ⅰ,A,Ⅱ,B,Ⅲ)
理系数学の良問プラチカ数学Ⅲ
上級問題精講(ⅠAⅡB,Ⅲ)
大学への数学・新数学演習
鉄緑会東大数学問題集40カ年
・物理
物理教室
名門の森(2冊)
難問題の系統とその解き方(2冊)
新物理入門
思考力問題精講
鉄緑会東大物理10カ年
その他東大過去問
・化学
鎌田の理論化学の講義
福間の無機化学の講義
鎌田の有機化学の講義
化学図表
化学重要問題集
化学の新演習
化学の新研究
鉄緑会東大化学問題集10カ年
その他東大過去問
その他、各科目の東大模試過去問
成績はどのように変化していきましたか?
高校も入学時は成績が上から10番目くらいでした。高1では部活と並行して勉強を進め、テストの順位が徐々に上がっていきました。ここでも負けず嫌いというか1位がいいという気持ちがかなり原動力になってました。
明確に東大を意識したのは高1の冬でした。ここで部活を止め、本格的に毎日勉強に打ち込み、成績も学年1位を取ることが出来ました。その後は目標が東大合格になったことで学校内の順位は気にしなくなりました。
高2の冬に初めて東大模試を受けました。このときの判定はEでしたが、明確に受験計画を立てていて、現状模は基礎固めであり試験で結果が出ないことは想定内でした。そのまま勉強を続け、高3では春から冬にかけて6個ほど東大模試を受けましたが判定は全てAでした。
合格した大学を教えてください
東京大学
進学した大学を教えてください
東京大学
入学後の大学の印象はどうでしたか?
根が真面目な人が多いなという印象でした。何においても努力をバカにしない雰囲気があり、何かに打ち込んでいる人が多く、ふざけあいながらもみんなが頑張る場所でした。東大では1~2年生のときはクラスがあり、一緒に授業を受けられたため友達ができるし勉強も助け合えて安心でした。
合格の秘訣は何だったと思いますか?
僕が受験を通して大事だと思ったことは4つあります。
1つ目はフライングです。高3から受験生だと思っている人が多いと思いますが、自分は高3になった時点で受験は5~6割終わっていると思います。つまり、3年生での伸びは1,2年での努力に大きく依存します。3年生で手遅れにならないように、どのくらい早い段階から受験を見据えた勉強ができるかが大事です。
2つ目は習慣化です。勉強できる人とできない人は根本的に意識が違い、勉強できる人にとって毎日勉強することは、毎日お風呂に入ることと似て当たり前のことです。そうなれるように勉強を「習慣」にすることを意識するといいと思います。毎日のルーティーンのように勉強を生活に組み込むと、(それでも苦しいときはありますが)比較的自然に勉強ができるようになります。
3つ目は情報収集です。僕の出身地のような田舎では受験に関する情報が少なく、それが命取りになる場合があります。例えば、東大、京大などの志望者は6年間受験に備えてきた中高一貫校の生徒などに対抗するために3年間みっちり努力する必要がありますが、それを知らずに手遅れになる場合もあります。自分でいくらでも調べられる時代なので、頑張ってください。
4つ目は娯楽との付き合い方です。スマホなどの娯楽は少しは必要ですが、自分は依存癖があるのでとにかく制限していました。制限するときは、努力のベクトルを「誘惑に勝つこと」ではなく「誘惑をなくす」ことに向けましょう。例としてはスマホをかまわないことを頑張るのではなく、そもそもスマホを勉強場所に持ち込まない、極論スマホを持ち歩かないことに注力しましょう。自分は高2以降ほとんどスマホを外に持ち歩きませんでした。
最後に大学受験にチャレンジする方々に一言ください!
受験は厳しいものですが、勉強は楽しいし必ずいい経験になります!
一緒に楽しく勉強しましょう!

今回紹介する先生に関する運営コメント
東京大学理科一類に合格された先生です。早期から受験を意識して勉強を習慣化することで合格を手にされました。先生が実践していた勉強法について知りたい方は一度お話を伺ってみてはいかがでしょうか。
東京大学に合格された他の先生の合格体験記はこちらの記事でまとめて紹介しています。合わせてご確認ください。
【2025年】東京大学合格体験記まとめ
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