【東工大】【工学部】K.O先生の場合

本記事の目的

本記事では、家庭教師マッチングサイト スマートレーダーに登録する先生から聞いた、実際の大学受験体験を掲載しています。

大学受験を突破し超難関といわれる大学に進学された先生の当時/今の性格やご家庭環境、塾環境など生の実体験を公開することで、大学受験を目指す生徒ご本人、協力する親御様の方向性の再確認、勉強への正しい向き合い方、そして大学受験後の次なる目標を見つけていただくことを目的としています。

体験記

当時のあなた/今のあなたについて紹介してください!

中高一貫校で比較的自由な校風だったため部活や運動などはあまりせず、音楽が好きなので戦前のブルースからアフリカ音楽まで世界中の音楽を手当たり次第聴いていました。大学では映画にハマり、年に100本以上観ています。

行っていた習い事/部活などはありますか?

中学までボーイスカウトをやっていました。

中学、高校を通じて学校での成績はどうでしたか?

中学の時は下位10%に入るほど勉強をしませんでした。特に英語や世界史の成績が壊滅的で、進学も危ぶまれたほどだったのですが、高校になってからは大学で行きたい学科があったため戦略的に勉強計画を立てるようになり、高3では理系上位20番(130人中)の成績を取るくらいになりました。

塾や家庭教師は利用されていましたか?

しっかりと勉強するようになったのが高校になってからだったのですが、高校になった時に定期試験の対策だけでなく、基礎項目の不勉強を自習でカバーして模試などでも通用するように計画を立てて勉強しました。

また高3では理系科目の勉強に集中するために駿台予備校で英語を週1コマ受講していました。

その塾/家庭教師での成績はどうでしたか?

高3で英語の受講を始める前に学校で受験した駿台模試の結果からSクラスで入塾し、クラス変動はありませんでした。中学レベルの文法もやや不安なレベルから、早稲田理工の英語も十分得点できるくらいに成績が向上しました。

受験勉強を始める前の1日の勉強時間/受験勉強を始めた後の1日の勉強時間はどの程度でしたか?

~1時間(中学時代)

1~2時間(高1,2)

7~10時間(高3)

各科目毎の勉強法はどんなものでしたか?

数学:中2の時まで全くわからなかったのですが、中2の夏に数式と2次元座標の仕組みがようやくわかるようになって飛躍的に成績が向上しました。中高を通して高2までにはほぼ全範囲を履修するカリキュラムだったためそれを基に勉強し、高3では主に受験校の過去問を演習として解いていました。

英語:高1になって中学での文法を復習しました。高2の夏までは文法と単語を徹底し、高3では予備校の授業をはじめ問題集や過去問などで演習を行いながらネットのニュース記事をよく読んでいました。英語の成績が向上すると数学と物理の成績が連動して伸びるので楽しんで勉強しました。

物理、化学:数学同様に学校の復習を中心に、高2から全分野を網羅する問題集を2週ほど解いて基礎を固めました。高3ではさらにハイレベルな問題集を用いて演習を行いました。

使っていた教材/おすすめの教材

数学:大学への数学(単元ごとにまとまっていて解きやすい、分量が多すぎない)、プラチカ(これ以上の量は自分にはこなせませんでした)、東工大の数学15年(面白くて数週しました)

英語:英文法ファイナル問題集(難関大編)、ポレポレ(コスパがいいです)、単語王(単語はこれ一冊で十分でした)

物理:重要問題集(高2から2〜3週しました)、難問題の系統とその解き方(早慶以上のレベルを自習でカバーするなら質/量ともにこれくらいが必要でした)

化学:重要問題集(高2から2〜3週しました)

成績はどのように変化していきましたか?

高校に入ってから意識的に勉強するようになり、中学の復習から全範囲をカバーするのに集中していたので、成績の通時的な変化はあまり気にしていませんでした。高1の時は勉強を初めてすぐで模試は神戸大がC判定くらいだったように記憶しています。

高3になると受験科目のほぼ全範囲を一応カバーし終わっているので東工大でA~B判定、早稲田だとA判定でした。受験校がそれぞれ特徴的な出題傾向だったので模試の成績が多少上下してもそこまで不安はありませんでした。。

合格した学校を教えてください

東京工業大学第6類(現在の環境・社会理工学院)
早稲田大学創造理工学部建築学科
東京理科大学工学部建築学科(A方式、B方式)

進学した学校を教えてください

東京工業大学

入学後の学校の印象はどうでしたか?

自分が中学時代全く勉強しなかったので周りについていけるか不安だったのですが問題ありませんでした。学科所属が2年次からだったのですが、建築学科の先輩の制作を手伝う機会があり、少し特殊な環境だなあと思った記憶があります。

合格の秘訣は何だったと思いますか?

勉強の計画をしっかりと立てることです。短期的な計画と中長期的な目標を明確にしておくと、勉強計画を立てるだけでも各科目の範囲を体系的に理解する必要があるので、効率的です。

またある程度以上は志望校に合わせた勉強法になりますが、自分の受験校(東工大、早稲田理工)はそれぞれ特徴的な出題傾向があるので、第一志望を決めないでどちらも同じくらい対策することでバランスよく勉強できました。特に東工大受験者には英語を全くやらない人や数学と物理だけで合格するような人がいますが、それぞれの科目の成績の伸びには相関があるので偏らないように文系科目の勉強時間も一定時間確保していました。

また建築学科への進学を考えている方は、志望校の決め方やAO試験など少し特殊な所があるのでそれなりに対策を考えたり情報収集したりした方が良いと思います。自分もかなり悩みましたし、合格してからもどの大学にするか決めるのに苦労しました。

最後に一言ください!

何をどれだけ理解すれば良いのかを最初にイメージすることで自分の勉強を客観的に見ることができます。がむしゃらにやる部分と戦略的にやる部分を冷静に使い分けることが受験勉強、さらには大学やそれ以降でも活きてくる姿勢となって身に付けることができるように思います。

モチベーションが上がらない時にどれだけ勉強する習慣があるかがポイントなので、様々な手を考えてずる賢くやりましょう。

今回紹介する先生に関する運営コメント

苦手だった科目を戦略的に勉強することで成績を向上させたという体験談は、とても参考になりますね。建築学科の志望は特殊な場合があるので、志望する方はこの体験記を参考にしっかりと調べておきましょう!

この先生に勉強を教えてほしい方へ

この先生は、家庭教師マッチングサイト「スマートレーダー」に在籍する先生です。

スマートレーダーでリクエストを行うことで、指導をお願い/記載内容についてより詳細に聞くことが可能です。

スマートレーダーとは

「スマートレーダー」は、生徒一人ひとりに合った理想の家庭教師が見つかり、直接契約できる CtoC プラットフォームです。教師の得意教科の評価をAI(人工知能)によって行い、レーダーチャートで表示する日本初のサービスです。

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スマートレーダーの授業をオンラインで受けられるようになりました!これにより東京一工阪(東京大、京都大、一橋大、東工大、大阪大)をはじめとする難関大学生のハイレベルな指導を全国どこでも受けられるようになります。

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