本記事の目的
本記事では、家庭教師マッチングサイト スマートレーダーに登録する先生から聞いた、実際の大学受験体験を掲載しています。
大学受験を突破し超難関といわれる大学に進学された先生の当時/今の性格やご家庭環境、塾環境など生の実体験を公開することで、大学受験を目指す生徒ご本人、協力する親御様の方向性の再確認、勉強への正しい向き合い方、そして大学受験後の次なる目標を見つけていただくことを目的としています。
体験記
当時のあなた/今のあなたについて紹介してください！
すごく真面目な性格で、宿題などもきちんとこなすタイプでした。ですが自分に自信がなく、志望校も高校３年生に上がるまでは横浜国立大学を第１志望にしていました。
学校の先生に東京工業大学を受けてみないかと言われ、私なんかが東工大を受けていいのか…と思いつつ受験勉強を開始しました。趣味はピアノとダンスと散歩です。YouTubeでゲーム実況も見たりします。漫画やアニメも好きです。今は料理を練習したいと思ってます！
行っていた習い事/部活などはありますか？
部活は中学ではダンス部、高校では部活動には所属せず文化祭や体育祭に精を出しました。習い事は小学４年生からピアノを習っていて、受験期には１度お休みしましたがまた始める予定です。
中学、高校を通じて学校での成績はどうでしたか？
中学・高校と小テストを含め学校のテストは全ていつも満点を取る！という意気込みで勉強してました。
定期考査でも常に成績は上位を保てるよう勉強しました。定期考査の学年順位は基本３～５位、評定平均は４．８でした。
塾や家庭教師は利用されていましたか？
家に金銭的に余裕がなかったので、塾や予備校には通いませんでした。高校３年生の５月頃本格的に受験勉強を開始。数学は授業の予習と復習を続け、理科は学校で配られる問題集を１冊、発展問題まで全部含め仕上げました。
英語は高校２年生までに文法など勉強し終わっていたので、高校３年生は英単語を行き帰りの電車でやりました。
理科は参考書を自分で買い、１冊ずつ仕上げ、その後各教科過去問を進めていく感じです。
受験勉強を始める前の1日の勉強時間/受験勉強を始めた後の1日の勉強時間はどの程度でしたか？
受験期前は、普通の日は１日０～２時間、定期考査前は１日４～５時間（休日は６～８時間）程度です。
受験期は学校がある日は１日４～５時間、学校がない日は８～１０時間程度です。受験期は定期考査前も普段と勉強時間は変わりなかったです。
各科目毎の勉強法はどんなものでしたか？
英語は学校の授業を真面目に受けながら、高校１年生ではforest、２年生でvintageをやりました。forestはセクション毎に読んで問題集を解く感じで、vintageは１冊が入試問題集のようになっているので問題を解いて解説を熟読する、ということを繰り返します。
単語に関しては、高校１年生でdatabase３０００、高校２年生でdatabase４５００を、１セクションを３つに分け、２週間ごとにテストを繰り返します。高校３年生ではテストはせず、鉄壁を３週ほど繰り返しました。過去問はセンター後に５年分解き、学校の先生に見てもらいました。
数学は、受験期でも授業の予習復習がメインでした。それに加えて青チャートと学校から配られる問題集をやりました。受験期には学校の先生オススメの問題集を加えてやりました。その問題集は解答は配られず、同じ問題集を使っている人達で週２回集まって解法を話し合うという活動をしました。
過去問は１１月くらいから１５年分解き、最近の５年分は学校の先生に添削をしてもらいました。東工大対策の駿台の夏期講習と直前講習に参加しました。
物理はまず５月頃学校から配られていたセミナー物理を始め、総合問題まで全て解けるようにし、夏休みの途中から重要問題集を解きました。１１月頃までに重要問題集は完成させ、そこから過去問を１５年分解きました。学校の先生が開いていた講座にはだいたい参加しました。
化学は５月頃から学校から配られていたリードαを始め、夏休み明けから重要問題集を始めました。化学は暗記事項も多く、少し時間がかかってセンター明けから過去問を５年分やりました。
東工大の化学は丁度５年前くらいから傾向が変わっているので、ちょうど良かったと思います。東工大対策の駿台の夏期講習と直前講習に参加しました。
使っていた教材/おすすめの教材
英語は、forest、vintage、鉄壁、赤本、その他学校の授業で使用する教材を主に使いました。
数学は、学校で配られる体系問題集、青チャート、オリジナルスタンダード、スタンダード、理系問題 標準編＆上級編（個人では購入不可）、赤本を使いました。
物理は、セミナー物理、重要問題集、赤本、検定教科書を使用しました。
化学は、リードα、重要問題集、赤本、検定教科書を使用しました。
センター対策には学校の授業と過去問３年分で対応しました。
成績はどのように変化していきましたか？
学校のテストでは中学から上位を保っていて、これは卒業まで変化がなかったように思います。模試に関しては、受験勉強を始めるまではもちろんあまり良くない結果ばかりでしたが、受験勉強を始め、基礎が固まってくると途端に良い結果が多くなりました。
実戦模試以外の模試ではA判定を取れるようになりました。実戦模試ではB判定でした。受験勉強も後半になってくると周りの人達も勉強が追いついてきて、私自身の模試の結果はそのまま変わらず、と言った感じです。
合格した学校を教えてください
東京工業大学、早稲田大学、明治大学
進学した学校を教えてください
東京工業大学
入学後の学校の印象はどうでしたか？
今これを書いている現在、高校卒業して大学入学する前の期間なので入学後の印象というわけではないのですが、私が東京工業大学に対して持っている印象は女子が少ないことです。女子が少ない分、女子同士で結託することができるのかなと期待しています。
合格の秘訣は何だったと思いますか？
基礎を疎かにしないこと、過去問は先生に見てもらうことです。私は自分に自信がなかったので、基礎を固める期間が人より長かったのかなと感じています。特に物理や化学は学校から配られる普通の教科書を読み込むことが意外と大事だったりします。
そもそも大学受験に必要な知識は全て教科書に書いてあるからです。自分で教科書を読む力がある人は教科書を熟読しましょう。問題を解く上で分からないことがあったら必ず教科書に戻るんです。これを繰り返して基礎を限界まで固めることができます。
過去問に関して、特に英語と数学と物理は記述式で解答を作らなければいけないので、解答を作る上で気を付けること、解答に書くこと、書かなくて良いことなど、自分では気が付きにくいことを、先生に見てもらうことで確認できます。また、本番同様の時間設定で練習することも大切です。
最後に一言ください！
受験期の間は不安に押しつぶされそうなことが多々あると思います。私もそうでした。このままじゃ受からないんじゃないか、どうして私はこんなに馬鹿なんだろう、と勉強をすればするほど不安になります。
でもその不安と上手く付き合いながら１年間頑張れば、きっと努力は実ります。仲間と助け合いながら頑張ってください。
今回紹介する先生に関する運営コメント
N.K先生がおっしゃっているように、勉強というものは、すればするほど、実力がついていけばいくほど「これでは不十分なのではないか」と不安になるものです。
しかし、その不安を克服できる方法もまた、勉強しかありません。ときには休憩しながら、勉強時間を積み重ねていきましょう！
この先生に勉強を教えてほしい方へ
この先生は、家庭教師マッチングサイト「スマートレーダー」に在籍する先生です。
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