【東大】【理科Ⅱ類】S.M先生の場合

本記事の目的

本記事では、家庭教師マッチングサイト スマートレーダーに登録する先生から聞いた、実際の大学受験体験を掲載しています。

大学受験を突破し超難関といわれる大学に進学された先生の当時/今の性格やご家庭環境、塾環境など生の実体験を公開することで、大学受験を目指す生徒ご本人、協力する親御様の方向性の再確認、勉強への正しい向き合い方、そして大学受験後の次なる目標を見つけていただくことを目的としています。

体験記

当時のあなた/今のあなたについて紹介してください!

現在、受験期変わらず山登りが大好きでした。受験のモチベーションも、東大に受かって山登りを好きなだけやってやる!ということが8割でした。また、僕は周りにとても影響されやすい性格でした。周りが持っている参考書が気になって買っちゃったり・・・なんてことはよくありました。

行っていた習い事/部活などはありますか?

中学はソフトテニス部、高校は山岳部でした。

中学、高校を通じて学校での成績はどうでしたか?

基本的に定期テストは真面目にやっていたので成績は良かったです。オール5ではありませんでしたが、中学の内申点は43,41,42みたいな感じだった記憶です。高校でもほとんど真面目に取り組んだので高3の平均評定は4.8でした。

塾や家庭教師は利用されていましたか?

中学では高校受験のためにスクール21という塾に、高校では3年生の夏から駿台に通い始めました。通常授業は数学のみとりましたが、講習はいろいろな科目をとりました。正直、駿台は自習室としての利用が一番合格に寄与したのではないかと思います。授業で身に付いたことがなにかあるかと言われても、あまりないとしか言えません。

その塾/家庭教師での成績はどうでしたか?

スクール21はSUクラスで一貫、駿台はSα(超難関大向け)クラスでした。特にクラス変動などはありませんでした。そういえばSαの夏期講習を取ってすぐに下のクラスに移動した生徒がいた記憶があります。一つ下のクラスでも東大は目指せるらしいので無理をしてSαに入る必要は無いかと思います。

受験勉強を始める前の1日の勉強時間/受験勉強を始めた後の1日の勉強時間はどの程度でしたか?

本格的に受験勉強を始めたのは学校が夏休みに入ってからです。1日10時間前後だった記憶です。

各科目毎の勉強法はどんなものでしたか?

()内は二次試験の自分の点数です

国語(41/80)
東大は国語も二次試験の科目に含まれるので勉強が必要です。難易度はそこまで難しくないのですが、点はとても取りづらいです。実際、今年の問題は僕は全部読めて答えも全部埋まったので体感60点くらいでしたが、結局いつものように41点でした。ここに時間を使うくらいなら理科や数学に時間を充てたほうがコスパは十分にいいでしょう。センターの勉強の延長くらいに考えて、問題演習を過去問や模試で積めば人並みの点数は取れると思います。数学(60/120)
数学は高校の模試では毎回一番低い成績で、これをなんとかしないと絶対に東大には受からないと考えていました。なので特に力を入れて対策しました。使った問題集は主に「やさしい理系数学」と模試と「東大の数学27か年」です。どの問題を解くときも「なぜこのようなアイデアに至るのか」を重点的にチェックしました。

物理(26/60)
正直本番の物理は「やらかし」に分類される点数なのではないかと思います。僕は対策として「名問の森」「東大の物理27か年」を主に使いました。夏休みに良問の風という問題集も2周したのですが、中身が定期テスト対策レベルなので時間の無駄だったかなあという印象です。今年の問題を見てみればわかりますが、微分積分の概念を多用する(正確には使わなくても解けますが、知っている人と知らない人でかなり差が付きます)問題が多く、それの対策を十分にしてこなかった僕は点数が振るいませんでした。東大受験者は「新物理入門」などで微積の考え方を身に着けることをお勧めします。

化学(42/60)
化学は小学生の時から大好きで高校までそれは保持され、無事受験のモチベーションにつなげることができました。有機や無機は暗記というよりかは学んでいるうちに覚えるという感じで、化学で苦戦したのは計算です。pHの近似を使った計算が特に苦手でした。模試で何度もその分野は復習しました。結局本番ではpHの計算は飛ばしちゃったのですが・・・。解けないと思った問題は潔く諦めることも理科では大切です。

英語(79/120)
初めて東大の形式の問題を解いたのが8月の東大オープンでした。そのときは時間配分など全く考えていませんでしたが、徐々に「解ききれるか否かが勝負」だとわかってきて、どこに何分使うかを考えるようになりました。1Aの要約問題は10-12分で解いて~大問5の小説は20分で、といった感じです。使ったのは「東大英語27か年」「キムタツリスニング」くらいです。

使っていた教材/おすすめの教材

上に書いた教材のほかに、塾の講習で使った教材が役立ちます。駿台の「化学特講」はかなりおすすめです。

成績はどのように変化していきましたか?

偏差値は一貫して変化があまりなかったように思います。東大オープンは夏はD、秋はC、東大実戦は夏はB、秋はCでした。東進の模試を1月に受けたのですがE判定だったら精神衛生上よくないので成績は受け取らず、問題の復習だけしていました。

合格した学校を教えてください

東京大学理科2類

進学した学校を教えてください

東京大学理科2類

入学後の学校の印象はどうでしたか?

まだオンライン授業しか行われておらず、行事も特にないのでとても残念です。本来ならすでに5月祭が開催されていたはずなのですが・・・。いつかキャンパスに通えるようになったら友人たちと一緒に勉強したりご飯を食べたりしたいですね。

合格の秘訣は何だったと思いますか?

継続して勉強できたことだと思います。もう少し早めに始められたらよかったとは思うものの、夏休みからの勉強は基本的に毎日学校で取り組み、周囲の人たちも同じように黙々と取り組んでいたのでやる気は失われませんでした。少し気分転換したくなったら駿台の自習室を使いました。環境や気分の変化に合わせて勉強スタイルを柔軟に変えながら進めるのもいいと思います。

最後に一言ください!

勉強は楽しくやるものですよ!

今回紹介する先生に関する運営コメント

気分に合わせて勉強場所を変えたり、自分が心地よく、楽しく勉強できるように工夫することはモチベーションを維持するためにも重要ですね。周りに一緒に頑張っている人がいるかどうかも重要そうですね!

この先生に勉強を教えてほしい方へ

この先生は、家庭教師マッチングサイト「スマートレーダー」に在籍する先生です。

スマートレーダーでリクエストを行うことで、指導をお願い/記載内容についてより詳細に聞くことが可能です。

スマートレーダーとは

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スマートレーダーはオンライン授業に対応しました!

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オンライン授業の際にはパソコン(カメラ、マイク、スピーカー)を使用します。オンライン授業をご希望の方は事前にご用意ください。(Google Chromeの最新版を使用して授業を行います。正常にインストールされているかも合わせてご確認ください。)


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