
浜学園にお子様を通わせている保護者の多くはより上位の中学校に入学してほしいとお考えでしょう。もちろん上位の中学校に合格するためには上位クラスに在籍していることが好ましいです。
しかし、下のクラスからクラスアップするうえで重要な判断材料となる公開テストは難易度が高く、簡単に高得点を取ることはできません。「せっかく浜学園に入塾できたのに、クラスが一番下になってしまった。」「クラスを上げられずこのままで志望校に受かるのか不安」と頭を悩ませているご家庭も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では浜学園のクラスやクラス分けの仕組みから公開テストで高得点を取り、クラスアップを実現させるための具体的な対策まで、詳しく紹介します。
浜学園全般の対策方法や、家庭教師との併用の仕方については以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご確認ください。
Contents
浜学園のクラスの仕組みとは
浜学園のクラスは以下の表のように大きく分かれています。(1~3年生はH・Sのみ)

全体の成績上位15%がVコースに在籍することになるため、難関中学校が志望校の場合、Vに在籍する必要があると言われています。Vコースの偏差値の目安としては55~60以上です。
また、大規模校の場合、コースごとにV1, V2, V3のように細分化されており、その中でも最難関中を目指すトップ数名で構成されるV0というクラスが存在します。
小規模校の場合、生徒数が少ないこともあり、VとVの一つ下のレベルで偏差値の目安が50~55のSもしくはSと偏差値の目安が50未満のHを混合クラスとして、2つのクラスをまとめて同じ授業を行うこともあります。
ここからはクラスごとの違いと共通点を紹介します。
クラスごとの違い
項目 | 異なる点 |
---|---|
授業内容 | Hは基礎固めが中心、Vは問題演習をより多く含んだ授業 |
宿題の量 | Hでも多いが、Vはかなり膨大でこなしきれない生徒も出てくる |
クラスの雰囲気 | 上のクラスになればなるほど緊張感が増す |
浜学園の標語である「常在戦場」という雰囲気が上のクラスになればなるほどより如実に表れます。
HクラスやSクラスではテキストのすべてのページには取り組みませんが、Vクラスは基礎部分を流して取り組み、演習部分をとことん突き詰めます。授業の進度は同じでも演習の量や質はVクラスが圧倒的に上となります。
また、他塾と比べても量の多い宿題にはチェックがないため、宿題量が膨大でこなしきれないVクラスの生徒などは、自分に必要かどうか取捨選択しながら家庭学習を進めることもあります。
クラスごとの共通点
クラスごとの共通点は以下の通りです。
- 授業時間
- テキスト
- 授業進度
- テストの回数
- 曜日
- 講師の質
先ほど紹介したようにクラスによって異なる点も多くありますが、講師のランクはクラスによって変動しません。仮に最初は下のクラスだとしても、頑張り次第では上のクラスに上がるチャンスはどのお子様にもあるので、落ち込む必要はありません。2ヶ月毎にクラス替えがあるため、モチベーションを保ちながら勉強できるでしょう。
浜学園のクラス分けの仕組み

主にクラス分けは
毎回の授業ごとの復習テスト
月1回公開学力テスト
の2種類のテストの総合成績(偏差値)をもとに2ヶ月に1回行われます。
ただし、土曜マスターコースと呼ばれるコースでは、一般的なマスターコースの内容を土曜日の1日だけで学ぶ仕組みになっているため、クラス分けは公開学力テストの成績のみで判定され、4ヶ月に1回行われます。
目安ですが、浜学園の公開学力テストの偏差値が60以上であれば、Vクラスに入れるでしょう。実際のところ、点数や偏差値というよりは上位15%でVクラス、ということですのでVクラスは復習テストが十分得点できた上で公開学力テストで偏差値60が目安になります。
公開テストとは

浜学園の公開テストは塾生も一般生も受けることができる関西最大級のテストです。難関中学校を志望する多くのお子様が受けるので、高精度の偏差値判定ができ、志望校を決める材料になります。
また、問題の解説授業は2ヶ月の間何度でもwebで見ることができます。
【2025年3月更新】次回の試験日程について
各学年の次回の試験日程は以下の通りです。なお、小学6年生については公開テストの申し込みがすでに終了しております。
学年 | テスト名 | 日程 |
小1〜6年生 | 公開学力テスト | 2025/3/9(日) |
長年のデータ解析による高精度な分析結果がもらえる
浜学園の公開テストでは分析が徹底的に行われており、答案と共に渡される資料で以下の事がわかります。
項目 | 内容 |
---|---|
自分の正答率、弱点分野 | 出題内容に対しての自分の正答率が表になっていて、弱点分野を知ることができる |
各問題の全体の正答率、難易度 | 各設問における全体の正答率が乗っていて、自分が解けなかった問題の難易度がわかるようになっている |
自分の学力の変動 | 学力の上下変動や安定度がわかる |
学習到達度 | 半年ごとに各学習項目ごとの学習到達度判定成績がわかる |
志望校の合格可能性 | 現在の学力で志望校の合格可能性がわかる |
公開テストの範囲
公開テストの内容は過去1か月の講義の内容を中心に、それ以前に習った内容も含まれた包括的な内容となっています。
したがって、それまでの内容を理解しておくことが公開テストで良い点数を取るうえで必須条件となります。
公開テストの受験科目と時間
以下の表で学年ごとに受験科目と制限時間を紹介します。
学年 | 科目(入塾資格判定科目は国・算) | 受験料(税込) |
---|---|---|
小1 | 国(25分)・算(25分) | 2,200円 |
小2 | 国(25分)・算(25分) | 2,200円 |
小3 | 国(30分)・算(30分) | 2,200円 |
小4 | 国(35分)・算(40分)・理(25分)・社(25分) | 4,400円 |
国(35分)・算(40分)・理(25分) | 3,300円 | |
小5 | 国(35分)・算(40分)・理(25分)・社(25分) | 4,400円 |
国(35分)・算(40分)・理(25分) | 3,300円 | |
小6 | 国(45分)・算(45分)・理(30分)・社(30分) | 4,950円 |
国(45分)・算(45分)・理(30分) | 3,850円 |
小学4年生からは社会を除いた3科目に絞るか4科目にするか選択することができます。
クラスアップのための公開テストの対策方法

クラスアップをするために公開テストが非常に重要になってきます。
公開テストの難易度は普段の授業中に解く演習問題や復習テストと比べて高い傾向にあります。
なので、上のクラスを狙うためには今のクラスでやっている内容を完全習得+αの取り組みが必要になってきます。
まずは公開テストの結果を元に対策を考えよう!
あくまでも目安ですが、Sクラスでは少なくとも50以上、Vクラスでは55以上の偏差値が求められます。高い偏差値を取得するためには、前回の公開テストから苦手分野の対策の内容や量を考える必要があります。
苦手分野はそもそもの基礎やコツがわかっていない場合が多いです。クラスアップには苦手分野の対策が大切です。
今までのテストを徹底的に復習しよう
わからなかった問題や解けなかった問題を放置すると、その知識を前提とした内容もどんどんわからなくなっていきます。公開テストは過去に習った内容の全範囲が出題されるので、今までの公開テストで出題された問題をわからないまま放置しておくと、次の公開テストで高得点を取れる可能性は非常に低くなってしまいます。
今までの公開テストで解けなかった問題については必ず解き直しノートを作り、解けるようになるまで徹底的に演習しましょう。
過去問を解く
今までの復習・公開テストのやり直しをすることが何よりまず大切なのですが、それでもまだ少し余裕がある方におすすめしたい対策法が過去問を解き、公開テストの形式に慣れておくことです。
過去の公開テストを解くことで問題の傾向や出題のされ方を把握することができます。また、科目に毎年似た内容の問題が出題されることがあります。
公式では販売されていませんので、知人から譲り受けたり、フリマアプリなどのインターネットから購入しましょう。
ただし、同じ問題がそのまま出るわけではないため、過去問を解いておけばいいということではない事に注意しましょう。
テスト当日の対策
テスト当日の対策については、
- 全部の問題に目を通す
- 簡単・解けそうな問題にチェックを入れる
- 簡単な問題から解いていく
ということを徹底してください。
浜学園の公開テストでは点数配分がほぼ均一で、簡単な問題が1問4点、時間がかかる難問が1問5点という配点になっています。
このため公開テストを高得点を取るうえで最低限の鉄則は「解ける問題をいかに落とさずに解き切るか」です。
というのも、灘中学校を志望する受験生のために存在する最難易度の問題が合計で10~15点ほど入っています。
このような難易度の問題を解くことに時間をかけすぎたせいで、その他の簡単な問題を解けずに終わってしまうということだけは避けるようにしましょう。
科目別対策方法

ここまでは公開テストで高得点を取るうえでどのような対策を行えばいいのかを解説しました。
ここからは公開テストで出題される算数と国語、理科、社会のそれぞれの科目別の対策方法、スマートレーダーに在籍中の開成中学校や桜蔭中学校など難関中に合格した経験のある家庭教師の先生のうち、サピックスに通っていた方の対策方法について簡単に紹介します。
算数
単純な計算をミスしないように徹底的に演習する
算数で高得点を取るためには単純な計算をミスしないことが重要です。計算ミスをしないようにするためには計算用紙をきれいに使うように徹底することが大切です。
計算用紙を見た瞬間に、何番の問題をどこに計算したのかが一目瞭然になるようにすることで、他の問題とごっちゃにすることなく丁寧に計算を行うことができます。
また、計算用紙がぐちゃぐちゃだと、見直しをするときになぜ間違えたのかという振り返りができないということが起きてしまいます。
各大問の1問目には必ず目を通す
計算問題や小問集合の問題は除いて、大問全体で苦手分野の問題が出題されたとしても、初めの方の問題は基礎問題で簡単に解けることがあります。
例えば、立体問題が出題されていたとしても、1番だけは平面図形の範囲で相似を使えばすぐに解けるというようなことがあります。
もちろん「テスト当日の対策」で紹介したように簡単そうな問題から解くことが大切ですが、見た目だけで決めずに試験終了までに一度は解いてみようとすることも大切です。
国語
漢字・慣用句を落とさない
漢字・慣用句は文章問題と異なり、暗記するだけで得点源にすることができます。なので、漢字・慣用句に関して絶対に落とさないという意識で取り組むことが大切です。
暗記のコツとしては、覚えにくい漢字・慣用句に関しては1回1回時間をかけるのではなく、何回も目に触れることが大切です。
抜出問題は文字数だけで探さない
抜出問題を解くうえで何も考えずに指定された文字数を探し続けることは控えましょう。
たとえば4文字で抜き出しなさい、というような問題では4文字の言葉は多数存在します。4文字の言葉だけをずっと探していても見つかるのに多くの時間を要してしまいます。必ず問題に関連した部分から探し出すようにしましょう。
語彙力や読解力を伸ばしておく
浜学園の国語の公開テストでは授業で習わないような言葉や難しい文章がよく出てきます。
語彙力や読解力がないと文章題や問題文が読めず、国語で高得点を取ることが厳しくなります。語彙力や読解力は一朝一夕で伸びるものではないので、毎日新聞を読んだりなどして難しい文章に触れることが重要です。
理科
まずは暗記する
理科は暗記問題が多いです。赤シートや単語帳を使ってしっかり知識を覚えるようにしましょう。ただ読むだけでなく、声に出したり、ノートに書き写したりすることで覚えるまで繰り返し勉強しましょう。
内容をしっかり理解する
理科はただテキストの暗記をするだけでは解けない問題もあります。実験や実際の現象などを動画や先生に質問することで理解できるようにしましょう。
社会
できるだけ多くの単語を暗記する
社会は暗記量が大切です。どれだけ多くの単語を背景と紐付けながら覚えられるかが重要になってきます。理科と同様に、声に出したりノートに書き写したりすることでしっかりと覚えましょう。
資料集や地図帳を確認する
単語帳でただ単語を覚えるだけでは足りず、その背景も一緒に覚えていく必要があります。歴史の資料集や地理の地図帳を読んで実際の写真や地図を見ることで、単語とその背景を結びつけていきましょう。
難関中学合格の先生の対策法を紹介!
スマートレーダーに在籍中の開成中学校や桜蔭中学校など難関中に合格した経験のある家庭教師の先生80人にとったアンケートのうち、浜学園に通っていた方の対策方法を2つご紹介します。
神戸女学院中学校出身 I.M先生
毎回復習テストにむけて、しっかり対策していました。逆に公開学力テストはあまり力をいれていませんでした。あまりクラスが落ちたことがなかったのですが、一度落ちてしまった時は上に戻れるように普段の復習テストもよりしっかりと勉強しました。
洛南高等学校附属中学校出身 Y.S先生
復習テストに関しては、塾の毎週の宿題を丁寧にこなしていましたが、毎月の実力テストに関してはあまり対策していませんでした。成績やクラスが落ちた時は、復習テストでの点数を上げられるように毎回の宿題を丁寧にこなすようにしていました。実力テスト等の範囲が決まっていないものはあまり工夫をしていませんでした。
浜学園の公開テストやクラスアップ対策ならスマートレーダー!
ここまで浜学園のクラス、クラス分けや公開テストの仕組み・対策方法について紹介してきましが、これだけの対策をご家庭だけで行うのは難しいとお考えの方も多いと思います。
そんな方には家庭教師マッチングサービスのスマートレーダーを使うことをお勧めします。

スマートレーダーとは
「スマートレーダー」は、生徒1人ひとりに合った理想の家庭教師が見つかり、直接契約できるマッチングプラットフォームです。教師の得意教科の評価をAI(人工知能)によって行い、レーダーチャートで表示する日本初のサービスです。
ご家庭の方は家庭教師の指導実績や得意教科の評価、時給や趣味 、家庭教師の出身高校や在籍大学などのタグから最適な家庭教師を見つけることができます。
8,000人を超える先生から浜学園出身の先生を選べる
スマートレーダーでは8,000人を超える先生方が登録されていて、浜学園出身の先生も多数在籍しています。
浜学園に入塾したものの、なかなかクラスが上がらず悩んでいる方やクラスを上げるための効率的な勉強法を知りたい方は、どうすればクラスアップできるのかや上位クラスの問題の演習対策をしてもらうことをお勧めします。
オンライン指導も可能!
スマートレーダーはオンライン指導にも対応しています。
お家にいながら、京大や阪大はもちろん、東大・科学大(東工大)・一橋等の関東の難関大学に在籍する先生から指導を受けられます。
また1回1時間から指導を依頼することができます。ハイレベルな指導を必要な時に必要な分だけ受けることができるため、時間を効率的に使うことができます。
浜学園以外を検討すべき人の特徴
中学受験塾には浜学園以外にも抽象規模の塾や個別指導塾などたくさんの塾があります。浜学園でなかなかクラスアップができないといったように、雰囲気や指導方法が合わない場合は浜学園以外を検討したほうがいいでしょう。具体的にどういう人が浜学園以外を検討すべきかをご紹介します。
浜学園に通っていて偏差値が50以下の人
浜学園に通っているものの、偏差値が50を切ってしまっていて、なかなか成績が上がらずVクラスやSクラスに入れない人は浜学園のカリキュラムにあっていない可能性があります。受験勉強が本格化する4年生、5年生あたりでVクラス、Sクラスへ上がれない場合は浜学園以外の塾や家庭教師を検討したほうがいいでしょう。
難関校を目指していない人
浜学園は特に難関校をターゲットとしたカリキュラムや教材で授業を行っています。しかし、難関校は目指さず、お子様にあったレベルの中学に行かせたい、偏差値にはこだわっていないといったご家庭も多くあると思います。そのような方は浜学園のカリキュラムとは合わない可能性があるので他の塾や家庭教師を検討してみてもいいでしょう。
周りとの競争が苦手な人
浜学園の特徴として、テストや模試の結果で競争させることで伸ばす傾向にあります。お子様によってはこの競争を好まない人もいると思いますので、そのような雰囲気が合わなければ塾を検討したほうがいいでしょう。
まとめ
浜学園の公開テストは難易度が高く、独学やご家庭でのサポートだけでクラスアップするには難しい場合がほとんどです。
現在クラスアップできずにお悩みの場合、浜学園出身の難関大学生が多く在籍しているスマートレーダーを一度試してみてはいかがでしょうか。
本記事がご家庭のお悩みを解消する手助けとなれば幸いです。
