
都内に展開するグノーブルは、関東地方で中学受験をお考えのご家庭であれば、一度は耳にしたことがある塾でしょう。近年では、御三家を中心とした最難関中学校に多数の合格者を輩出しています。その合格実績からもわかるように、グノーブルに入室することは決して簡単ではありません。
「入室テストに合格できるか不安」「入室テストの対策方法が分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、グノーブルの入室テストの内容や対策方法について詳しく解説します。
Contents
グノーブルとは?
グノーブルは、中学受験生や大学受験生を対象とした進学塾で、特に少人数制の授業に力を入れている点が特徴です。東京を中心に展開しており、効率的に学力を伸ばすためのカリキュラムも魅力のひとつです。
この塾は、SAPIX(サピックス)の元スタッフによって設立され、サピックスで培ったノウハウを活かしながら、質の高い教育を提供しています。
また、少人数制を採用し、生徒一人ひとりのペースに合わせた丁寧な指導によって、それぞれの強みを伸ばすことを重視しており、難関中学の合格を目指す生徒を手厚くサポートしています。
グノーブルの入室テストを受けるまでの流れ
グノーブルの入室テストを受けるまでの大まかな流れは以下の通りです。
① ウェブサイトから申し込む
まずはグノーブルの公式サイト(gno-jr.com)の申込フォームから入室テストの申し込みを行います。実施日程は公式サイトで確認できます。
② テスト当日:科目別のテストを受ける
申し込み後、指定された日時にテストを受けます。学年によって科目と時間が異なります(小学生は算数・国語が中心、中高生は英語・数学など)。
③ 合否通知を受け取る
テスト終了後、合否は電話連絡または公式ホームページで確認できます。最短でテスト当日に連絡が来ることも多いため、当日中に確認できる状況を整えておきましょう。
④ 体験授業(希望者)
合格後、希望者は体験授業に参加できます。実際の授業の雰囲気や進度を事前に確認する良い機会です。
⑤ 受講申し込み・入室手続き
体験授業を経て、受講申し込みおよび正式な入室手続きを行います。
入室テストの科目や範囲、難易度は?

基本的に学校で習っている既習範囲を元に入室テストが出題されます。また、グノーブルが出版しているテキストがありますが、無理にそちらを活用する必要はなく、市販の問題集などで十分カバーできます。
ただし、出題内容は基礎だけでなく思考力や応用力も問われるため、学校の学習内容を理解しているだけでは対応が難しいこともあります。出題傾向をしっかりと把握して対策する必要があります。
2026年6月14日(日)実施予定の夏期特別入室テスト・説明会では、学年別の教科は以下のように案内されています。
| 学年 | 時間帯 | 教科 |
|---|---|---|
| 小学6年生 | 9:00~12:00 / 13:00~16:00 | 算数・国語・理科・社会 |
| 小学5年生 | 9:00~12:00 / 13:00~16:00 | 算数・国語・理科・社会 |
| 小学4年生 | 9:00~10:30 / 13:00~14:30 | 算数・国語 |
| 小学3年生 | 9:00~10:10 / 13:00~14:10 | 算数・国語 |
| 小学2年生 | 9:00~10:10 / 13:00~14:10 | 算数・国語 |
| 小学1年生 | 9:00~9:35 / 13:00~13:35 | 算数 |
中学生・高校生を対象とした学年別の入室テストの科目は以下となっています。大学受験グノーブル公式では、2026-27年度の入室時期として、4月度・6月度・9月度・11月度・1月度・2月度の各入室タイミングと、講習・体験後にWebテストを受験する流れが案内されています。中1生の4月度入室は会場受験の確認テスト、2月度入室は新高3生の英語・数学のみと明記されています。
| 学年 | 時間 | 科目 |
|---|---|---|
| 中学1・2・3年生 | 11:00~ 14:30~ 1科目45分 | 英語 数学 |
| 高校1年生 | 11:00~ 14:30~ 1科目45分 | 英語 数学【α系】・数学【H系】 古文 |
| 高校2年生 | 11:00~ 14:30~ 1科目45分 | 英語 数学【L系】ⅠAⅡBC演習 数学【S系】Ⅲ導入 古文 |
| 大学受験生【高3・既卒生】 | 11:00~ 14:30~ 1科目45分 | 英語 理系数学:【L系】ⅠAⅡB演習+【S系】Ⅲ演習 文系数学:【L系】ⅠAⅡB演習 国語 |
入室テストの結果はいつわかる?
結果の通知は電話連絡とホームページで閲覧が選べ、電話連絡の場合、最短でその日の内に連絡が来ます。
入室テストの合格率は?
入室テストの合格ラインは毎回難易度や偏差値によって異なりますが、だいたいの目安で各教科で50%程獲得できれば合格になるようです。
入室テストで落ちやすい子の特徴とは?
グノーブルの入室テストに落ちやすい子には、いくつかの共通した特徴があります。以下の3点に心当たりがある場合は、早めに対策を講じましょう。
自習・復習の習慣がなく、入室テストを突破するだけの学力が身についていない
日々の自習や復習の積み重ねがなければ、基礎的な学力は定着しません。グノーブルの入室テストは学校の授業だけでは対応が難しいレベルのため、テスト本番までに継続的な学習習慣を身につけておくことが重要です。
基礎が固まっていない状態で入室テストに臨んでいる
基礎知識が不十分なまま受験しても、思考力・応用力を問われる問題には太刀打ちできません。まずは学年の学習内容をしっかり理解・定着させてから挑戦することが大切です。
暗記・パターン学習に頼りすぎており、初見の応用問題に対応できない
グノーブルの入室テストは思考力重視の出題傾向があります。解法の丸暗記やパターン演習だけでは対応できない問題が出るため、初見の問題でも筋道を立てて考える力が求められます。
入室テストの対策方法は?

早めに入室テストを受ける
グノーブルでは、入室テストに一度落ちてしまっても、毎月実施されているので何度でもチャレンジできます。そのため、早い段階でテストを受けて自分の苦手分野を把握し、対策を立てることが合格への近道になります。
学年が進むにつれてクラスの定員も徐々に埋まっていくため、後から受験するほど合格のハードルは高くなりがちです。さらに、学年が上がるにつれて、グノーブルのカリキュラムの難易度が増していくため、早めの対策が効果的です。
問題集などでしっかり対策する
グノーブルの入室テストは学校の授業や独学だけの勉強法で合格するのは難しいと言われています。テストの内容には基礎知識だけでなく、思考力や応用力を問われる問題も多く含まれるためです。
そのため、グノーブル独自の出題傾向を把握した上で、市販の問題集などを活用して、形式の似た問題に取り組み、苦手分野をしっかり克服しておくことが重要です。
家庭教師をつける
グノーブルの入室テストは、独特の問題傾向や出題のクセがあると言われています。そのため、実際にテストを突破した先生はもちろん、グノーブルに通う生徒を指導した経験のある先生や、グノーブルでの指導歴がある先生から直接学ぶことが最も効果的な対策の一つです。
特に、どこでつまずきやすいか、どのように考えれば得点につながるかといった実践的な指導を受けられるのは大きな強みです。また、入室後の授業スピードやクラスアップへの対応など、塾での学習全体を見据えたアドバイスが得られる点でも、経験者の家庭教師は心強い存在となるでしょう。
スマートレーダーならグノーブルに精通した先生が多数在籍しています。実際にグノーブルでの指導経験がある先生を紹介していますので、ぜひ以下の記事を参考にしてください。
入室テストに落ちたら?

先述の通り、グノーブルでは入室テストを毎月実施しており、何度でも再受験が可能です。一度落ちた後に、しっかりと準備して再チャレンジし、合格するケースも多く見られます。
また、グノーブルの入室テストに落ちたからといって、お子様に学力がないというわけではありません。今の段階では塾のカリキュラムやスピードに合っていなかっただけで、成長とともに十分に合格できる力はついていきます。
落ちた直後は悔しい気持ちもあるかもしれませんが、まずは苦手分野の振り返りと基礎固めを行いましょう。市販の問題集や過去問での対策でも、十分に力をつけることができます。
入室はあくまでスタート地点のひとつです。焦らず、コツコツと努力を重ねていくことが、合格につながります。
入室後はどうなっているの?

グノーブルでは授業用のテキストが当日に配布されるという復習を重視した学習スタイルですが、授業の進度は速く内容も難しいため、最初は戸惑うお子様もいます。
また、宿題の量も多く、授業内容が理解できていないと取り組むのが難しくなることも。さらに、塾生全体のレベルが高いため、相対的に自信をなくしてしまうケースも見られます。
とはいえ、難関中学校に多くの合格者が出ていることから、授業の復習や家庭でのサポートを丁寧に続けていくことが出来れば、着実に力がついていきます。グノーブルで成果を出すには、焦らず、継続的な努力を積み重ねていく姿勢が大切です。
グノーブルの特徴や入室後についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
【中学受験】グノーブルについていけない原因と学年別の対処法を徹底解説
まとめ
今回はグノーブルの入室テストについて内容や対策方法について解説しました。グノーブルの入室テストの難易度は難しいため、入念な準備や対策が必要です。
なるべく早いタイミングで入塾の意思を固め、家庭教師を活用した入念な対策をすることが、グノーブル入塾への最短ルートであると言えるでしょう。






















