これで安心!家庭教師を利用する場合の一連の流れを解説〜初回面談から通常授業、学習相談まで〜

お子様の学習補助にあたり、学習塾と家庭教師のどちらを利用しようか迷っている保護者の方は多いのではないでしょうか。また、家庭教師を依頼することに様々な不安を抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

スマートレーダーでは、先生のプロフィールの可視化や、無料初回面談制度、授業の都度の契約、運営事務局によるサポートなどによって、安心して家庭教師サービスをご利用いただける仕組みを整えております。

家庭教師にトライ!はじめての依頼でも5つのポイントを抑えれば大丈夫!

本記事では、ご依頼者さまの不安をさらに取り除くべく、家庭教師の依頼と授業の流れや、家庭教師へどのような対応をすれば良いかについて、家庭教師歴6年の筆者がご説明いたします。

本記事で家庭教師依頼への不安を解消していただければ幸いです。

家庭教師はここがスゴい!メリットを解説します

家庭教師は、家に他人が入って来ることや、保護者と先生との関わりが学習塾よりも濃密であることなどから、高いハードルを感じられる方も多いと思います。

しかし、短期間で高い成果を出したい場合や、お子様が勉強に対して「何がわからないかわからない」となっている場合には家庭教師は大変効果的です。なぜなら、学習塾の個別指導よりも個人にカスタマイズした内容を指導できますし、「問題集を開いても何もわからないしどうしたらいいか」と困っている生徒様とは一緒に教科書のポイントを0からおさらいすることも可能だからです。

また、先生を変更した場合、変更前の先生と顔を合わせることもないので気軽に先生を変更することができます。スマートレーダーでは体験授業のサービスもありますのでプロ講師や学生講師など様々な先生の授業を比較検討していただき、お子様にぴったりな先生を見つけていただければと思います。

短期依頼や科目、曜日別に先生を変えての依頼、テスト前や長期休み中に柔軟に指導回数を変更することも可能です。

以上が家庭教師のメリットです。次章からは家庭教師を依頼する際に行う初回面談、通常授業の流れや、その際に先生に伝えるべきポイント、先生への対応の仕方をご説明いたします。

初回面談の流れと先生に伝えるべきポイント

正式に家庭教師に依頼するまでにたいてい初回面談と体験授業を行なえます。その際に様々な先生に依頼して比較検討できるので、保護者の方もお子様も「この先生にお願いしたい」と思える先生に出会えたら、通常授業を依頼すると良いでしょう。スマートレーダーでは、初回面談を無料としている先生も多くいらっしゃいますので、是非ご確認ください。

先生は授業だけでなく学習相談をお受けすることも可能です。体験授業の際は、初回面談を行ってから体験授業、振り返りの面談というように保護者とお子様と先生とがたくさんコミュニケーションを取っていただくと好ましいです。

初回面談の前にしておくと良いこと

初回面談当日に学習の目標についてお伝えいただきたいので、まずは家庭教師依頼前に保護者とお子様で、双方納得して目指せる目標を相談して決めていただくと良いと思います。

具体的に志望校や学校の成績の目標値があれば、それを目標として先生に教えていただければ幸いです。もし目標が具体化できないという方も、

  • この苦手科目をどうにかしたい
  • 学校の授業についていけるようになりたい
  • 可能な限り偏差値の高い学校への入学に今から間に合わせたい

など、目標を共有いただければ、先生側もその目標達成に必要な具体的な中間ゴールや学習計画を提案させていただけます。もし、保護者の方から、お子様の前では話したくない事柄がありましたら、事前に先生とメールやメッセージなどでお話しいただくことも可能です。

初回面談当日に行うこと

より効率的に目標を達成するために、初回面談の際に、

  • 目標(志望校など)
  • 目標に対する現状のお悩み
  • これまでの定期試験や模試の結果
  • お子様の性格

の4点を先生に伝えてくださると良いです。目標に対する現状のお悩みや定期試験の結果は現状と目標の現時点でのギャップを先生が理解することでより適切なご提案ができると思いますのでぜひ共有をお願いしたいです。お子様の性格については優しい指導を希望されるか厳しい指導を希望されるかなどと合わせてお伝えくださればと思います。

面談場所はお子様のお部屋や応接室、リビング、近所のカフェなどどこでも可能です。また、保護者の方は授業中に同じ部屋内にいらっしゃらなくても構いません。

ご自宅の場合、どの程度のもてなし(お茶やお菓子を出すか、など)をするかはご家庭の判断ですが、基本的に不要です(もちろん、もてなされて悪い気分になる先生はいらっしゃいませんが…)。また、スリッパがあれば好ましいですが、なくても全く問題ありません。

初回面談の後に行うこと

初回面談後は、是非お子様と十分なお話し合いをなさってください。複数の先生を比較検討する予定であれば、印象が薄れないうちに感想をメモしておくなどし、先生同士の比較ができるようにしておきましょう。

「基本的には問題ないけれども、いきなり1年間などの長期契約を結ぶのは怖い」という場合も、ご安心ください。私どもの家庭教師マッチングサービススマートレーダーでは、授業毎に契約を結ぶことが可能です。つまり、「もう1回、授業をお願いし、それで問題なければ、一旦次の定期試験前までお願いしよう」という使い方が可能です。

通常授業の流れ

通常授業をご依頼する前にすること

正式に家庭教師を依頼することになりましたら、先生とご家庭の間で以下の事項を決定・再確認しましょう。

  • 授業の目的、目標
  • 長期的なスケジュール
  • 指導内容や使用する教材
  • 授業開始時刻と終了時刻
  • 授業を行う場所
  • 今後の連絡手段
  • 直前のスケジュール変更やキャンセル時の対応方法

まず、もう一度その先生と目標を共有し、具体的なスケジュールに落とし込みます。その際学校の年間予定表を見せると定期試験日程や行事日程も含めてスケジュールを作成できます。

教材については、基本的に何を使用しても良いので、生徒さんが既にもっている教材を利用することができます。また、先生におすすめの教材を聞いて、それを利用することもできます。授業の効果を最大にするためにも、教材については一度先生と良く相談すると良いでしょう。

授業時間は2時間1科目が一般的ですが、指導科目もご自身の希望で変更できるのが家庭教師のメリットです。例えば数学も物理も指導可能な先生であれば、今日は1時間数学、1時間物理ということも可能です。ただ、1時間は個別指導時間としては意外と短くあっという間なので、あまり科目を詰め込み過ぎないほうが良いかもしれません。

授業開始時刻は9時から20時までが理想的ですが、早朝や深夜なども先生との相談次第で可能です。高校生くらいのお子様であれば、授業スケジュールはお子様と先生とで決めていただいても良いかもしれません。

毎授業の対応

ご自宅で授業を行う場合、 先生も不安ですので、初めの数回は玄関までお迎えに行くのが良いでしょう。慣れてきたら、鍵をあけておいて先生に室内まで来ていただく形に移行しても構いません。

無くても全く問題ないのですが、「授業の際にお茶を出したい」というご家庭もいらっしゃるかもしれません。その場合、お茶を出すタイミングは授業の前か、中間であることが一般的です。授業の中間に進捗確認を兼ねて行うと、保護者の方も先生とコミュニケーションが取れ、授業の雰囲気も知ることができます。また、お子様も少し休憩になるので、その後の授業により集中できます。

授業終了のタイミングは、お子様と先生にお任せしても構いません。ただし、お任せにしていると授業時間が長引いてしまうこともあるので、そのような傾向がみられる場合には、保護者の方から終了のお声がけをしていただくのが良いでしょう。

授業後には、その日の授業内容やお子様の様子を先生から聞くことをおすすめいたします。

先生との信頼関係を構築できれば、保護者の方は授業時間に毎回ご自宅にいらっしゃらなくても構いませんが、トラブル防止の観点からも、可能な限り先生と綿密にコミュニケーションをとることを心掛けていただくようお願いいたします。

次の授業までに行うと良いこと

先生は、授業以外でお子様の勉強を直接確認することができません。そこで、授業を先生に任せきりにするのではなく、

  • 宿題が出されているか
  • お子様が宿題を解いているか
  • お子様に学習習慣がついているかどうか

といったことを保護者が確認し、先生とコミュニケーションをとることが大切です。

学習相談の流れ

家庭教師には、授業以外の学習についてのお悩みを相談できます。例えば、定期試験前に詳細な学習スケジュールを相談したり、定期試験後に結果を見ながら次に向けての相談をしたりすることが効果的です。

それ以外の時にも、親御様やお子様が必要だと感じる時にいつでも相談してくださって構いません。親御様とお子様と先生と3人でお話する事で、より効率的に目標達成ができるようお手伝いできればと思います。

具体的な質問内容

生徒様だけに向けたアドバイスを得られる貴重な機会ですので、なるべく具体的な質問をすると効果的です。例えば、

  • 「次の定期試験は、どの科目のどの分野を重点的に勉強するべきでしょうか?」
  • 「○○高校の合格のために、この参考書は適切でしょうか?もっとよい教材はあるでしょうか?」
  • 「△△の参考書は、いま××というやりかたで使っているのですが、これを継続してよいでしょうか?もっと有効的な使い方はないでしょうか?」
  • 「(定期試験の解答を見せながら)定期試験の得点が伸び悩んでいるのですが、なにが足りないのでしょうか?」
  • 「定期試験に向けた学習スケジュールを一緒に考えてほしいのですが。」
  • 「今から間に合う志望校と併願校を相談したいのですが。」

などの質問が考えられます。

相談するときのポイント

学習相談におけるポイントとして、

  • 「○○はした方が良いか」ではなく、
  • 「△△はしなければならないか」「××はやめるべきか」を聞く

ということがあげられます。

基本的に、取り組むことで成績が下がるような教材や勉強はありません。したがって、「○○はした方が良いか」という質問に対する回答のほとんどは、「したほうがよい」ということになります。

しかし、限られた時間で成績を上げるために必要なのは、「最も効率の良い勉強方法を見つけること」です。「したほうが良いこと」の全てに取り組む時間はありません。ですから、「絶対にやるべきこと」「やらなくても良いこと」を聞くことが大切です。

おわりに

以上、家庭教師を依頼する際に行う初回面談、通常授業の流れや、その際に先生に伝えるべきポイント、先生への対応の仕方をご説明いたしました。

家庭教師依頼への不安は解消されましたでしょうか?まずは、スマートレーダーで体験授業のお申し込みを!不安な方のための、運営事務局によるサポートもございますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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