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スマートレーダー大学受験合格体験記について
本記事では、個人契約の家庭教師マッチングサイト「スマートレーダー」に登録する大学受験を経験した家庭教師から聞いた、実際の大学受験合格体験記を掲載しています。
大学受験を突破し超難関大学に進学された現役大学生の、
- 大学受験当時の勉強法や過ごし方
- 親御様のサポート方法
- 塾や家庭教師の活用方法
など、生の実体験を合格体験記として公開することで、
- 大学受験に対するやる気の増幅
- 大学受験を目指す生徒様、サポートする親御様のやり方や方向性の再確認
- 大学受験対策の方法や勉強への正しい向き合い方
- 大学受験後の次なる目標を見つけていただくこと
を目的としています。
実際に合格された先生に、大学受験突破に向けて一緒に勉強のサポートをして欲しいと思われた方はぜひ家庭教師を依頼してみましょう。
大学受験合格体験記
当時のあなた/今のあなたについて紹介してください!
私は幼い頃から、よく言えば好奇心旺盛、悪く言えば飽き性でした。。そのため小中高と続けたスポーツはなく、様々なことを経験しました。そんな私は高校時代は文化祭でダンスを披露したり、友人とバンドを組んでみたりと、良き友人たちのお陰で非常に楽しく過ごすことが出来ました。
また、私自身決して貧しい暮らしではなく、むしろ比較的暮らし向きは良い方でしたが、幼い頃から「楽してお金を稼ぎたい」という可愛げのない事を言っていました。その思いは歳をとっても変わることは無いどころか、よりいっそう具体性を持っていきました。
そして高校時代に、ジュニアNISAというものを利用して、株式投資にのめり込み、「投資家になる」という夢を持ちました。今もその夢に向かっている最中です。
大学受験まで行っていた習い事/部活などはありますか?
公文式、合氣道、茶道、水泳、テニス、バスケットボール、ハンドボール、ゴルフ
中学、高校を通じて学校での成績はどうでしたか?
中高一貫校に通っており、高校受験がなかったため、中学高校で自分自身の学習の姿勢にも周囲にも大した変化はありませんでした。定期試験は、親友と毎回、試験の日の0時を回ってから徹夜で勉強していたため、生活習慣は最悪で、テストの結果も150人中、最高3位、最低18位とずば抜けて勉強ができるわけではありませんでした。
また、授業態度も悪かったため、音楽や美術などの、授業態度が評価の多くを占める科目は5を貰うことが出来ず、3年間を通して評定は4.87/5でした。また、そのほかの授業も寝てばかりだったため、先生たちにはあまり好かれていないだろうと思っていましたが、高校3年生で受験の相談をするようになってから意外と愛されていたことを知りました。
大学受験対策も含め、塾や家庭教師は利用されていましたか?
一切、塾や家庭教師に通ったりはしていませんでした。しかし寮に住んでいたため、寮のスタッフとしてアルバイトに来た、優秀な卒業生の先輩に勉強を教えてもらったり、進路相談に乗ってもらったりはしました。親しい先輩がマンツーマンで相談に乗ってくれていたため、その意味では家庭教師に近いと思います。その先輩方は全員東京大学に現役で合格した方達だったので、学習に使う教材や学習方法はその先輩方のものを参考にしました。
また、私はあまり長時間の勉強ができるタイプではなかったので、集中力でカバーしました。高3当初は一橋大学志望であり、まずは国数英の三科目を共通テストで90%ほどが取れるくらいのレベルに持っていく予定でした。そのため言語科目は速読英単語や古文単語など単語帳を購入し、数学は1体1を1日に2,3問解くようにしました。
しかし、高3夏に東京大学や京都大学に志望を変更しました。そのため、夏休みは京大推薦のための自己推薦文作成や論文試験対策、東大志望に変更したことで新たに2次試験で必要となったリスニングを重点的に勉強しなくてはなりませんでした。
秋になると、だんだんと共通テスト型の模試が増えてきたために、そろそろ共通テストレベルは仕上げなければならないという焦りがあり、私はそれを言い訳に模試の解き直しや復習をほとんどしませんでした。これはやっておいた方が良かったと後々感じました。
そうこうしているうちに11月の京大の推薦の二次試験を終え、共通テストまでは個別試験のことは忘れて共通テスト対策をしました。ペースとしては共通テスト本番同様に2日間で予想問題1年分を解き、翌日に全科目の解き直しをする、という3日で1セットで演習を行いました。周囲は2日間で1セットほどのペースでしたが、僕はそこまで勉強時間を増やすことは出来ませんでしたが、演習量が足りないとは思いませんでした。
冬休みも勉強はしましたが、12/29~1/5くらいの1週間は最後の休養だと思って一切勉強しませんでした。それ以降は生活リズムも整えながら本番を意識した演習に取り組みました。共通テストやその後の自己採点を終え、その後1週間ほどは燃え尽きた気分であまり勉強出来ませんでした。自己採点で一喜一憂とは言いますが、僕の代の共通テストは難化が著しく多くの人はその結果を憂いていました。
しかし国立2次まで残り1ヶ月を切ろうかというあたりで再度意欲に火がつき受験勉強を再開しました。ここからの1ヶ月間は志望を同じくする友人と東大の赤本を解き続けました。この時は2次試験本番と同じ科目を解きその科目の採点及び直しまでを1日で行ったため、2日で1年分のペースでした。
私立の併願校は早慶上智の個別試験と明治大学の共通テスト利用のみに留め、極力第1志望である東大対策に時間を割けるスケジュールでした。僕は「東大志望の人間が私立程度落ちるわけない」という何の根拠もない圧倒的自信を持っていたため、私立の赤本は解きませんでした。
しかしこの自信のおかげか1つも不合格はなかったので、やはり自信は大切だと感じました。こうして過ごしているうちに推薦の結果が出たためにそれ以降の早稲田大学や東京大学は受けず、僕の受験は幕を閉じました
受験勉強を始める前の1日の勉強時間/受験勉強を始めた後の1日の勉強時間はどの程度でしたか?
受験勉強前は0.5時間(課題のみ)、受験勉強開始後は(4~9月)2時間/(9月以降)3時間
大学受験対策の各科目毎の勉強法はどんなものでしたか?
暗記科目に共通して言えることですが、書いて覚えるのは時間がかかり、コスパが悪かったので基本的には「見て、映像として覚える」ことで暗記を行いました。
国語→春は古文単語330を使って単語を覚えました。漢字については漢検準1級相当であったため、特に学習はしませんでした。秋に入ってから漢文句法マスターというものを読んで漢文句法を学びました。現代文は特に何もしませんでした。
数学は1体1数学をⅠAⅡB全て一周し、分からなかったとこに付箋をつけておき、その付箋がなくなるまで付箋の部分を解きました。
英語は、当初は速読英単語帳を使っていましたが、長文の部分を読むのがめんどうくさかったため、志望校を東大に変えた時に鉄壁の使用に切りかえました。鉄壁は視覚的に覚えやすく、「この単語の下にこの単語が書いてある」「あー、この単語はあの単語と同じページに書いてあったやつだ」と連想して覚えやすかったため、良かったと思います。
文法はひたすら学校の授業を聞いて学びました。正誤問題と整序問題が主でした。リスニングは夏休みに少しpodcastを聞き、共通テストの予想問題を真面目に解き、そして二次試験対策に東大リスニングの参考書を解きました。あまり成績は伸びませんでした。
世界史は、先生のプリントが私立から一橋までカバー出来ると定評があったので、定期試験の時に忘れないように頑張って覚えました。そのおかげか暗記にあまり時間を割くことはなく、東大世界史記述の参考書を2月に勉強しました。
地理は一橋志望であったために学校の東大コースに所属しておらず、地理は共通テストレベルのクラスでした。しかし、志望校を変える時に地理の先生に相談したところ、その先生がなんと、マンツーマンで2次試験対策をしてくださることになり、夏以降、週に2回過去問を解いては面談室で解答解説をしてもらう時間をいただきました。
生物基礎は授業を取っており、1年を通して触れていたため、共通テスト予想問題の演習のみにとどまりましたが、あまり点数は伸びませんでした。
物理基礎は授業を取っていなかったため、冬休みにインターネットで重要そうな公式を調べ、ルーズリーフにまとめました。これを頑張って覚えた結果45/50だったので、公式暗記だけで十分だと思います。
推薦対策は寮にいらっしゃった小論文の先生に論文試験の過去問を2年分採点してもらい、その先生に自己推薦文の添削もしてもらいました。担任の先生にも推薦文の推敲をしてもらいました。
小論文は高2の時に寮で1年間小論文の講座を週に1度受けていたこと、そして小論文は慶應の試験でしか使わずその配点は低いことなどから、高2の努力を信じ、高3では何もしませんでした。
受験勉強で使っていた教材/おすすめの教材
国語→古文単語330、漢文句法マスター、現代文読解の基礎講義、赤本
数学→1体1数学、青チャート、赤本
英語→灘校キムタツのリスニング、鉄壁、速読英単語、全演習実力判定ファイナルステップ、赤本
世界史→学校の先生のプリント、世界史B講義の実況中継、赤本
地理→学校の先生のプリント、資料集、地図帳、赤本
生物基礎→10日間集中大学入学共通テスト対応問題集思考問題編
物理基礎→インターネットで「物理基礎 重要公式」で調べて出てきたサイト
成績はどのように変化していきましたか?
高3に上がった時点で、第1志望であった一橋大学の判定は平均してBかCでした。自分は怠け癖があり、その判定だとさぼってしまうと思い、目標を東大と京大のW合格に切りかえました(このふたつ両方で合格するのはシステム上不可能でした)。
各科目の成績でいうと数学はかなり得意であり、共通テスト同日模試は90%を超えました。どの模試も安定して偏差値70はあり、模試の中での変化はほとんどありませんでした。しかし、よりによって共通テスト本番で70%ほどまで落ち込んでしまったのは残念です。
国語は割と安定して高得点ながら、上振れしたり下振れしたりもしており、不安要素ではありましたが、共通テスト本番の結果は模試で取った点の平均くらいでした。
理科社会などの暗記教科は高3の4月はほとんど手をつけていなかったために、勉強するにつれて分かりやすく伸びていきました。
英語はなにせ苦手で、どの模試も偏差値は60行くか行かないかでしたが、逆に1番伸びを感じたのも英語でした。私は高3の6月に受けた英検2級に不合格ながら、京大の論文試験の英語のみの論文はすらすらと読めたので、その時は非常に英語力の向上を感じられました。これはひとえに鉄壁により身についた単語力のおかげだと思います。
また、共通テストはどの科目も自分なりの解く順番や時間配分のルールなどが出来上がっていくことで点数が落ち着いていきました。
合格した大学を教えてください
京都大学経済学部(特色入試)、慶応大学経済学部(A方式)、上智大学経済学部(共通テスト併用)、神奈川大学建築学部給費生試験(給費生合格)、明治大学経済学部(共通テスト利用)
進学した大学を教えてください
京都大学
入学後の大学の印象はどうでしたか?
高校同期からは誰も京大に進学しなかったため、周囲に知り合いのいない中での進学となった。ある程度予想はしていたが、案の定、関西圏の進学校からの入学者が多く、入学式時点で既にコミュニティが出来つつありました。将来のためにも大学では人脈形成に尽力しようと決心したのもつかの間、友人がいない状態で既に出来上がった人々の輪に入るのは非常に難しかったです。しかし逆に言うと進学校の人数人と友達になると、友達の友達という形で多くの人と知り合うことができ、友達を増やすのは意外と簡単でした。
また、仮面浪人などで大学の遊び方を心得てる友人が出来、1度授業をさぼってUSJに行ったこともあります。大学では思った以上にみんな授業には行きませんが、単位を最低限取る努力や資格の勉強などはしていて、世間が言うほど遊んでばかりでもありません。
むしろ、同学部で志を同じくする友人を作って一緒に具体性ある将来を語り、それに向かって資格の勉強したりすること自体が、高校の勉強に比べ遥かに楽しいです。
合格の秘訣は何だったと思いますか?
自信を持つこと、これに限ると思います。僕の場合は自信を持つというよりも狂気的なまでの、「自分はできる」という自己暗示により合格を掴んだと言った方が正確かもしれません。僕は壊滅的な勉強習慣、生活習慣であり、勉強時間も平均的な受験生の半分にも満たなかったでしょう。
しかし、暗記をする時などは「自分は天才だから一瞬で覚えられる」と思い込み、極限まで集中したため、ほとんどのプリントは一瞥しただけで暗記することが出来ました。
また、滑り止めで受けた私立も「東大や京大を志す人間がそれ以外でつまずくわけが無い」と考えた結果、過去問演習することもなく合格出来ました。よく、自信過剰や油断が足をすくうと言われます。しかし、勉強は頭でするものなので、自己暗示により自分の理想通りの頭にすることによる効率化が可能です。なので自己暗示により、過剰な自信の方に自身の能力を合わせれば、それは正当な実力となるのです。
最後に大学受験にチャレンジする方々に一言ください!
僕の父は1年間で大宰府に8回訪れました。僕の実力など関係なく父の信仰のおかげで受かっただけかもしれません。みなさん、応援してる家族や先生と同じくらい、運や縁など目に見えないものも大切にしましょう!
今回紹介する先生に関する運営コメント
この先生は京都大学に合格された先生です。また、比較的に少ない勉強時間で合格された先生です。そのため勉強の効率が良いということなので勉強効率を上げたい方にお勧めです。
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