東大生で家庭教師をやっている方は大勢います。東大生は賢いというイメージから、大手の家庭教師派遣会社ではなく、東大生と個人契約を結ぶケースが存在します。
そこで今回は現役家庭教師の筆者が東大生の家庭教師から教わることはどうなのかを解説していきます
Contents
東大生家庭教師の実態
先に結論から述べますと東大生は受験対策のプロが多いです。個人的な見解では受験対策や成績向上といった観点でいえば、一般に言うプロ家庭教師や、塾講師、学校の先生よりも知り尽くしている場合があります。
そのため、家庭教師派遣会社からプロ家庭教師を依頼するよりも、東大生に個人契約をお願いすることをお勧めします。
プロ家庭教師について詳しく知りたい方は「「プロ家庭教師」に騙されるな!中学受験対策の家庭教師で失敗しないために」の記事をご参照ください。
東大生家庭教師は大学受験のプロ
東大生は全員大学受験のプロです。特に得意科目においては常軌を逸しています。実際に入試問題を見てもらったらわかるのですが、東京大学の問題は他の多くの大学の入試問題と比べ、難易度が非常に高く、高得点を取ろうと思えば教科書内容だけでは足りえない深い理解が必要となります。
合格者の多くは苦手科目を得意科目で補っているので、得意科目に関しては進学校の高校の先生の水準を超えている人が大勢います。こういった深い理解を得ている人の指導は理解したつもりになっている人の指導とはレベルが違い、得られるものに大差があります。
また実際に受験を経験してからの日が近いので、的確で効率的な対策を指導してくれることが多いです。
高校受験・中学受験のプロも多い
東大生には中学受験のプロや高校受験のプロも大勢います。というのも東京大学の合格者の多くが難関中高一貫校出身であったり、難関公立高校出身であったりするためです。
こういった合格経験のある先生は入試対策に特化した指導をすることが可能です。実際に自分が経験したことを参考にやってよかったこととやればよかったこを焦点を当ててくれるので、学習効率は非常に高くなります。
プロ家庭教師や塾講師からは得られないような生の経験が生きた授業は、受験当日において多大な良い影響を与えます。
特に中学受験においては、ほかの受験対策と比べ、受験経験が非常に重要になります。しかし、塾講師やプロ家庭教師には受験経験のない先生が多くいるので、中学受験対策としては東大生の家庭教師は非常にお勧めです。
中学受験対策としての家庭教師の利用については「中学受験対策に個人契約の家庭教師ってどうなの?現役家庭教師が解説!」の記事をご参照ください。
また、家庭教師と塾の比較について詳しく知りたい方は以下に記事にまとめています。ぜひご一読ください
東大生家庭教師の注意点
東大生家庭教師は受験のプロですが二つだけ注意点があります。
- 受験経験に合わない指導はプロではない
- レベルの高い内容を要求しない場合は割高
一つ目は特に気を付ける必要があります。中学受験経験のない東大生に中学受験対策を依頼するのは難しいです。中学受験は特に算数において特有のものの見方や考え方を必要とするので、受験経験の有無で先生の質が大きく異なります。
また、難関中高一貫校出身の先生に高校受験対策を依頼するのも好ましくありません。こういった経歴の先生は中学内容をほとんどすることなく高校内容を始めた方が多く、高校受験の問題すら見たことがないことも結構あります。
二つ目は中学校の定期試験対策などを東大生家庭教師に依頼するのは好ましくないということです。もちろん中学校や試験などによっては異なりますが、教科書レベルの問題は、誰が教えてもあまり差がありません。特に定期試験対策といった、その場しのぎに特化した対策をわざわざ東大生に依頼するのは割高です。
しかし例外としてトップ中高一貫校の定期試験は、中学校の段階で高校内容の問題が出るので、こういった場合は東大生に教えてもらうメリットがあります。
東大生家庭教師の相場
東大生家庭教師の授業料は以下の表のようになります
種類 | 授業料(1時間当たり) |
東大生 | 3,500~8,000円 |
一般個人契約 | 3,000~6,000円 |
派遣会社 | 3,000~8,000円 |
東大生は受験対策のプロであるため、ほかの大学生と個人契約する場合よりも料金が高くなります。しかし、派遣会社のプロ家庭教師よりも安いことが多いです。
家庭教師の料金相場について詳しく知りたい方は「家庭教師の料金相場は?個人契約などパターン別に徹底解説」の記事をご参照ください。
東大生家庭教師と個人契約を結ぶ方法
東大生家庭教師の実態について説明してきましたが、ここからは、実際に個人契約を結ぶ方法について解説していきます。また、契約の際の注意点も説明します。
知り合いを探す
個人契約を結んでいる方の多くは知り合いに依頼していることが多いです。知り合いの場合は、トラブル発生のリスクが大きく下がります。また、先生と生徒が知り合いの場合は、お互い緊張せずに気を使うことなく授業をすることができます。
知り合いと個人契約を結ぶ場合は以下のケースが多いです。
- 兄弟の兄の友達を弟の家庭教師として雇う場合
- 親の知り合いの息子を家庭教師として雇う場合
- 家庭教師個人契約を結んでいる知り合いに紹介してもらう場合
いずれの場合も先生を選べないのが問題点となります。受験経験や得意科目までこだわって先生を探すのは困難になります。
マッチングサイトを利用する
家庭教師個人契約のマッチングサイトが存在します。希望の条件から先生を検索し、依頼をして契約を結ぶといった方法です。こういったサイトには主に3種類のものが存在します。
- 契約仲介型(契約成立までを仲介してくれるサイト)
- 掲示板型(掲示板にのっていっる先生に自由に依頼できるサイト)
- システム利用型(契約成立後もサポートが徹底しているサイト)
契約仲介型や掲示板型の場合はトラブル発生のリスクが非常に高くなります。家庭教師のトラブルについて詳しく知りたい方は「個人契約の家庭教師でよく起こる6つのトラブル」の記事をご参照ください。
また、契約仲介型の場合は契約成立時に仲介料が発生するため、トラブル発生時に先生を変えると再び仲介料がとられてしまうため注意が必要です。
システム利用型では先生への授業報酬の一部をシステム利用料として頂く形であるので、先生を変えても余計な料金がかかりません。システム利用型のおすすめサイトとして「スマートレーダー」があります。仲介料が安くトラブル発生時も運営事務局が仲介してくれるなどサポートが充実しています。
スマートレーダではシステムで管理しているため、システム利用料を安く抑えていて、授業料のわずか25%に抑えています
それぞれのタイプの家庭教師マッチングサイトについては以下の記事に詳しく書ています。ぜひご一読ください。
中学受験で失敗しない家庭教師の選び方とは?チェックするべきポイントを徹底解説!
家庭教師マッチングサイト【スマートレーダー】がおすすめ!
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勉強面に関して、分からないところの質問はもちろん、中学受験後をどのように過ごしていたかや、志望する高校や大学に向けてどのような対策を行ってきたのかなどより具体的なアドバイスを受けることができます。
また、同じ中学の先輩だからこそ聞ける、その学校ならではの過ごし方や、どのような学生生活を過ごしていけばいいかなど、勉強面以外のでの相談も行うことができます。
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「スマートレーダー」は家庭教師の個人契約で起こりがちなトラブルも防ぐことができます。
一般的な家庭教師マッチングサイトとは異なり、先生との間でトラブルが発生した時に、運営事務局が仲介に入り、トラブル解決のサポートをしておりますので、はじめての家庭教師の個人契約をご利用の方も安心してサービスを利用できます。
また、個人契約にありがちな金銭トラブルに関しても、運営事務局を介して金銭のやり取りを行うため、トラブルを回避することが可能となっています。
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