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はじめに
京都大学は日本最高峰の大学の一つです。
日本で最もノーベル賞受賞者が多い大学で、研究は世界最高水準といっていいでしょう。研究者を目指す方、関西で最もレベルの高い大学に行きたい方など高い志で京都大学を目指す方は大勢います。
そのため入試難易度も東京大学についで日本で2番目に難しくなっています。京都大学を目指す多くの受験者はその難易度の高さに一度は頭を悩ますことでしょう。
そこで、今回はスマートレーダーに登録されている京都大学に合格された先生の合格体験記40件以上から、特に印象に残ったものをまとめて紹介していきます。
京都大学を志している方はもちろん、そのほかの大学を目指されている方も、京都大学に合格された勉強方法や計画、勉強への向き合い方など吸収できることや刺激になることもたくさんあると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
京大合格体験記まとめ【文系】
凄まじいストイックさで成績急上昇【文学部T.Y先生】
浪人を経験され、夏休みに成績が急上昇されています。浪人期の勉強時間が1日12時間と凄まじいだけでなく、毎日目の前の勉強に100パーセントの集中を注いでいたそうです。
独学で集中力を維持するのは、途方もない精神力が必要です。加えてこの先生の勉強方法は反復学習をメインとされていて、自分の成長を感じながらモチベーションを維持されていたそうです。この異常なほどのストイックさが合格につながったのだと感じることができます。
受験勉強は先手必勝！！【経済学部 R.M先生】
受験勉強をいつから始めようか悩んでいる高校1，2年生の方にぜひ読んでいただきたい内容です。R.M先生は、高校1年生の時からコツコツ勉強して英単語や英文法、数学の基礎を習得されていました。
受験を経験したことがある方なら誰しもがそのアドバンテージの大きさがわかります。通常の受験生は、受験の天王山と呼ばれる夏休みに基礎を固め、秋から応用問題、冬は共通テスト対策、そのあとに過去問演習に移ります。
しかし、R.M先生は数学、英語の基礎を2年生のうちに固め、世界史の通しも3年生の4月には終えていたため、苦労を感じないまま応用問題に取り組めたそうです。
高校生の皆さんは、ぜひこの合格体験記を読んで、先手を打ち受験勉強を有利に進めてみましょう！
塾に通わず成績向上【総合人間学部(文系) Y.N先生】
6年間硬式テニスに打ち込んでいたY.N先生は、塾に通うことなくインターネットやYouTubeで参考書や勉強方法を調べ独学で成績を伸ばし合格されています。
高校2年生の夏までは成績はあまりよろしくなかったそうですが、オープンキャンパスに行き明確な目標が定まったことで成績を伸ばしたそうです。特に基礎が固まってから成績が急上昇し、そのあとは安定して独走状態をキープしています。
また同じ受験仲間と切磋琢磨し、競い合いながらも支えあったことが合格につながったのだとおっしゃっています。独学で受験を突破したい方は是非一度、この先生の合格体験記に目を通してみましょう。
京大合格体験記まとめ【理系】
徹底した過去問研究でメンタルケア【工学部 M.M先生】
成績が夏が一番よく、だんだん下がっていったM.M先生。受験生でよくあるケースですが夏休みから成績が落ち始めると、精神的に苦しくなり志望校を下げるケースが本当に多いです。
そんな状況でも、過去問研究をしてしっかりとした対策をしたことで自信をもち、余裕を持った状態で受験に挑み合格をつかみ取っています。
京都大学の理科はとにかく問題形式が特殊で、理科そのものの力だけでなく読解力や、文脈を読む力が必要とされます。難易度としては化学も物理も日本で一番難しいといっても過言ではありません。
そんな理科を過去問研究で対策し、安定させたことが合格につながったのだと感じました。
成績に伸び悩んでも自分を信じた【農学部 S.M先生】
受験勉強前半期は成績が伸び悩み、精神的に凹むことが多かったS.M先生。しかし「現役生は必ず伸びる」という言葉を信じて、あきらめず勉強を積み重ねた結果成績を伸ばすことに成功されたそうです。
「現役生は最後に伸びる」などとよく言われますが、いざ自分が受験期に入ると周りは最後どころか最初から急上昇して焦り始めるものです。しかし、中には最後の最後に成績が伸びる方も一定数居ます。
最後に成績が伸びる人もいるのだとわかっていても信じて勉強を続けることは簡単なことではありません。それでも、自信と向き合いながら勉強方法を工夫し、努力し続けたことには感激しました。
受験勉強を始めたのに成績が伸び悩んでいる方は、一度この先生の合格体験記を読み、自信をもって日々の努力を続けていきましょう！
手を休めずに地道に根気強く勉強【医学部 S.I先生】
すべての京大受験生に一度は読んでいただきたい合格体験記です。高校1年生からの勉強計画や、勉強への向き合い方、具体的な対策まで幅広くそして詳しく書かれています。
S.I先生は、高校1年生のころから勉強をコツコツと始め、学校の成績を上位に保つようにされていました。また自分の得意と苦手をしっかりと見極め必要な勉強をしたり、どのように点数をとるかを決められています。
勉強方法についても、一つ一つの科目と向き合い、適宜必要な教材を使って基礎を固めたり、応用問題を演習したりされています。具体的な勉強法や使用していた教材・参考書は合格体験記に書いていますので是非ご参照ください。
この合格体験記を読んで感じるのは、なんといっても自身との向き合い方の重要性です。自己分析は大切だとよく言われますが、この方ほど自己分析をしっかりとして勉強計画を立てている人は滅多にいません。自分の置かれている状況や成績をどうとらえ、どう対策していくか。この体験記を参考にしてみるといいでしょう。
最後に
合格体験記のまとめはいかがだったでしょうか？どの先生も自分なりの勉強方法を見出して信じて努力を続けた結果合格を勝ち取っています。一通り目を通していただいてわかったと思いますが、勉強方法や勉強との向き合い方は十人十色です。周囲がよく言う「○○だけやっとけばいい」や「××が正しい」を信じてはいけません。
今回多くの勉強方法を紹介しましたがいずれの先生も合格を勝ち取っています。ぜひ、いろいろなやり方を参考にして、自分に合った方法を模索してみてください。
自身と向き合う作業を怠ってはいけません。合格に何が必要なのか、そのために何をすればいいのか。あれこれ考えながら頑張ってください。
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