【阪大】【工学部】R.K先生の場合

本記事の目的

本記事では、家庭教師マッチングサイト スマートレーダーに登録する先生から聞いた、実際の大学受験体験を掲載しています。

大学受験を突破し超難関といわれる大学に進学された先生の当時/今の性格やご家庭環境、塾環境など生の実体験を公開することで、大学受験を目指す生徒ご本人、協力する親御様の方向性の再確認、勉強への正しい向き合い方、そして大学受験後の次なる目標を見つけていただくことを目的としています。

体験記

当時のあなた/今のあなたについて紹介してください!

小学生までは全く勉強に縁がなく外で遊んでばかりでした。中学に入りサッカー部に所属し活発な生徒だったと思います。高校では部活には所属せずに毎日家でYouTubeを見ていました。受験勉強を本格的に始めたのは高3の夏で学校の講習と映像授業の塾を利用しており、現役で志望校に合格することができました!

行っていた習い事/部活などはありますか?

サッカー部

3年を通じて学校での成績はどうでしたか?

中学では美術と音楽以外はオール5を取ることができました!公立中学だったので成績は常に上位でした。高校では理系コースの中で常に3番以内には入っておりました。理系科目は9割、文系科目は8割を目標にして日々のテスト勉強に励んでおりました。

塾や家庭教師は利用されていましたか?

高校2年生の夏休みに河合塾マナビスに通い始めました。映像授業だったのであまり質問対応ができなかったため自分なりの考え方や解き方を考えて解くことを意識しておりました。

本格的な受験勉強を始めたのは高3の夏でしたが、映像授業は正直あまり意味がなかったと思っております。12月からは自学習で勉強して問題を解きわからない点を学校で質問するという形をとっており、自分の学習時間をきちんと取ることができたのが合格につながったのだと思います。

その塾/家庭教師での成績はどうでしたか?

映像授業だったため、クラスなどはありませんが最難関の映像を見ておりました。自分の理解度に合わせて倍速にしたりして効率よく学習を進めていましたが、自学習が必要と考えたので12月以降の直前期は映像授業は見ずに、自習をしておりました。わからない点をまとめてから学校の先生に質問に行くというスタイルをとっておりました。

受験勉強を始める前の1日の勉強時間/受験勉強を始めた後の1日の勉強時間はどの程度でしたか?

受験勉強を始めるまでの1日の平均勉強は4時間くらいで、受験勉強開始後の1日の勉強時間は8時間くらいです。

各科目毎の勉強法はどんなものでしたか?

国語はセンター対策だけだったので学校の授業とセンター対策用の参考書を買って自分で学習しておりました。古文は単語帳を何度も読み込み、漢文は漢文山の山という参考書を使っておりました。模試やテキストの答えは個人的に答えに納得できないものが多かったのでそこは深く考えずに飛ばしたりしてました。センターの本試験の過去問はちゃんと作られており、答えの根拠も明確なためそちらの間違えはちゃんと原因究明をするやうに心がけていました。

数学は主に学校の授業で学習を進めていました。数学は最も演習量が必要な強化だと個人的に考えており、塾の時間よりも長くある学校の授業の方が重要だと思っていました。受験が終わった今もそのように考えています。やさしい理系数学という参考書を高3の年明けから始めたのですが入試までに終わらせることができなかったので、参考書はセンター前から解き始めるのがいいと思います。

英語は特別対策などはしていませんが、毎日少しでも英語に触れることが大切だと思います。河合出版のやっておきたいシリーズを毎日1つといておりました。文法などは特別にやったということはなく、長文などで出てきたものとその関連したものを覚えるという学習をしておりました。

物理は苦手だったため基礎や定義の理解をきちんとすることを心がけました。特に電磁気では公式もたくさん出てくるし、定義をきちんと覚えていないとできないものも多くあったのでその辺をしっかりとしました。高3の夏に河合出版の名門の森という参考書を買い合計3周ほどしました。

化学は非常に得意でした。学校ではかなり難易度の高い問題に取り組んでいたので個人的にはあまりやっていませんでしたが、重要問題集というものは解ききりました。

地理は高3の10月くらいから本格的な学習を始めました。模試などで全く点数が取れずに焦っていましたが、それは当然のことで範囲が全て終わっていないのに取れるわけがないのだと全ての学習を終えてから分かりました。地理は個人的に非常に好きだったためセンター試験以上の勉強をしておりました。参考書は地理Bの点数が面白いほどとれる本というものを使っており、授業で習ったことや自学習で覚えたことなどを書き込むという学習を続けました。

使っていた教材/おすすめの教材

河合塾マナビスに通っていましたがオススメの講座はあまりありません。センター対策に関しては過去問が1番だと思います。数学はやさしい理系数学という参考書、物理は名門の森という参考書がオススメです。

成績はどのように変化していきましたか?

受験が近づくにつれて周りの点数が高くなるので偏差値が出にくくなると聞いていましたが、僕は逆に上がっていました。とくに直前期の伸びがすごかったと感じており自学習の効果が出たのだと思っています。模試でかなりしくじった時も周りも必ずしくじるものなので予想以上に偏差値などは高く出ておりました。

合格した学校を教えてください

大阪大学 工学部 応用理工学科
慶應義塾大学 理工学部 学問3
早稲田大学 基幹理工学部 学系2
東京理科大学 理学部 応用化学科

進学した学校を教えてください

大阪大学 工学部 応用理工学科

入学後の学校の印象はどうでしたか?

かなり勉強好きが集まってるイメージがあったのですが、新歓などの雰囲気をみているとすごく体育会系の人もいるし、そんなことはありませんでした。大阪出身の人はあまりいなくて北海道の人もいれば沖縄の人もあり、関西弁はあまり聞かないなと思いました。僕は寮に入っているので毎晩みんなで卓球をしたりしており非常に楽しく生活できています。

合格の秘訣は何だったと思いますか?

自分の学習法が正しいと信じて学習したことだと思います。人によっては学校の授業が意味ないという人もいますが自分はそうは思っていなくてきちんと授業も受けていました。そういうのが自分がすべての受験校に合格することができた秘訣なんだと思います。

[コメント]先生の体験記を読んで・・・

R.K先生は映像授業などもうまく取り入れながら、ご自身の勉強のスタイルを確立していかれたようですね。各教科の勉強法に関する部分の記述がかなり詳しく書いていただいていることからも、それぞれに自分にあった勉強法があり、それを信じて最後まで受験勉強に臨んでいたことがわかります。

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