【東工大】【物質理工学院】R.B先生の場合

本記事の目的

本記事では、家庭教師マッチングサイト スマートレーダーに登録する先生から聞いた、実際の大学受験体験を掲載しています。

大学受験を突破し超難関といわれる大学に進学された先生の当時/今の性格やご家庭環境、塾環境など生の実体験を公開することで、大学受験を目指す生徒ご本人、協力する親御様の方向性の再確認、勉強への正しい向き合い方、そして大学受験後の次なる目標を見つけていただくことを目的としています。

体験記

当時のあなた/今のあなたについて紹介してください!

自分は田舎のごく普通の公立中学校から地域5番手くらいの公立進学校に入学しました。進学校といっても実績はそこまで高くなく、東大合格者が1人出れば御の字くらいのレベルでした。

その中でトップの位置にいようと頑張って勉強していたのが高校時代でした。志望校を早めに決め、そこに向かって地道に努力を積み重ねることができました。

行っていた習い事/部活などはありますか?

中学では水泳部、高校では生徒会執行部(生徒会長経験あり)

3年を通じて学校での成績はどうでしたか?

中学・高校時代ともに常にトップレベルの成績を取っていて、最終的には中学時代は地域1~2番手を狙うことのできる内申点・テストの成績を取り、高校時代は東京一工合格が可能なレベルの成績を残すことができました。

高校時代の定期テストのレベルは模試に比べるとそこまで高くありませんでした(地方旧帝大レベル)が、高校3年生の模試では常にトップレベルの成績を残すことができました。

塾や家庭教師は利用されていましたか?

出身高校の近くにある東進衛星予備校に通ってました。東進は自分に合わせて映像授業を自由にとることができ、またチューターさんも自分の学習ペースをサポートしてくれるので、無理なく自分に合った方法で学力を伸ばすことができました。

その塾/家庭教師での成績はどうでしたか?

塾内でのクラスはありませんでした。しかし、高校2年生の5月に東進に入ってから、勉強計画を自分で立てつつ講座を受講したり自習したりする習慣がつき、成績が目に見えて上昇しました。高校3年生の終わりまでその姿勢を貫き、志望校に合格しました。

受験勉強を始める前の1日の勉強時間/受験勉強を始めた後の1日の勉強時間はどの程度でしたか?

受験勉強を開始するまでは、平日1日2時間、休日1日7時間ほど。
受験勉強開始後は、平日1日3時間、休日1日9時間ほど。

各科目毎の勉強法はどんなものでしたか?

国語は、単語や文法、文の構成を頭に入れて読解演習をすること。

数学は、ある公式の持つ意味を十分に理解し、問題を解く上で求められている操作を見分ける訓練を重ねた。それと同時に、計算ミスがあったときはその原因を計算用紙を見て探り、正しいやり方で計算し直した。

英語は、まず単語や熟語、文法、表現を覚え、文章の構成を意識しながら読み、そして一度読んだ文章を何度も音読することによって文章中の表現や文構成を頭に入れることをした。

物理は基本となる物理法則を、その法則が持つ意味を含め頭に入れた後に、設定されている状況をうまく認識して公式を適用する訓練を重ねた。

化学では、ある反応がなぜ起こるのか、ある分子がなぜその特徴を持っているのかを考え、それに基づいて問題演習を重ねた。

地理では、各地域の特徴がどのような要因からなっているのかを考えながら覚え、問題演習ではそのような地理的思考を働かせて解くことを意識した。

使っていた教材/おすすめの教材

国語は学校の教材を主に使用していた。
数学はニューアクション、東進の「数学ぐんぐん」「微積もぐんぐん」、ハイレベル理系数学完全攻略など。
英語は速読英単語を単語帳として使い、長文問題集は学校の問題集を使った。
物理はリードα、名問の森、新物理入門。
化学はセミナー化学、東進の「ハイレベル化学」など。
地理は東進の「新センター試験対策地理B」を使っていた。

成績はどのように変化していきましたか?

高校1年生や2年生の前半では、地方旧帝大がC判定、東京一工クラスの大学でD~E判定。

2年生の後半から3年生にかけては、地方旧帝大がA判定、東京一工クラスの大学でB~D判定。特に、物理や化学でいい成績(全統記述模試偏差値70以上、東工大模試偏差値60~70)を残した。定期テストの成績はそこまで大きな変化は見られなかった。

合格した学校を教えてください

東京工業大学物質理工学院、慶應義塾大学理工学部学門3

進学した学校を教えてください

東京工業大学物質理工学院

入学後の学校の印象はどうでしたか?

入学前に感じていた印象と同じで、理数系に特化している人が多いこと、ある分野に特化した人が多い印象を感じた。また、研究室体験や、素晴らしい実績を持つ教授や大企業の人が開催する講演会などに参加できる機会が多いように感じた。

合格の秘訣は何だったと思いますか?

早くから目標を定め、今の自分のいる位置から目標までやるべきことを逆算して、地道に取り組むことができたことだと思います。

学校や塾の課題をやるにしても、盲目的にやることがないようにし、その課題がどのような目的で出されているのか、その課題をやることによってどのような力が自分につくのかを常に意識して、時には出された課題を取捨選択して、自分で考えて取り組むことが重要です。

最後に一言ください!

どんな大学に行きたいか、どんな自分になりたいか、それを自分の中に持つことから受験勉強は始まります。

[コメント]先生の体験記を読んで・・・

塾や学校で出される課題はどうしても終わらせることだけを意識して取り組んでしまいがちですが、R.B先生の仰るように課題の意味を考えながら取り組めば定着度は格段に上がるはずです。

目標を決めるとゴールまでの道しるべがはっきりして必要な勉強量や過去問に取り組み始める時期がわかります。受験生の方はなるべく早く目標を決めて受験に備えるようにしましょう。

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