【東工大】【工学院】T.O先生の場合

本記事の目的

本記事では、家庭教師マッチングサイト スマートレーダーに登録する先生から聞いた、実際の大学受験体験を掲載しています。

大学受験を突破し超難関といわれる大学に進学された先生の当時/今の性格やご家庭環境、塾環境など生の実体験を公開することで、大学受験を目指す生徒ご本人、協力する親御様の方向性の再確認、勉強への正しい向き合い方、そして大学受験後の次なる目標を見つけていただくことを目的としています。

体験記

当時のあなた/今のあなたについて紹介してください!

私は積極的に行動するタイプで人前に立つのが好きでした。また、体を動かすことが好きです。今も週3回はテニスをしています。スポーツ観戦も好きです。特に野球が好きですが、どのスポーツでも見ます。音楽を聴くことも好きです。

行っていた習い事/部活などはありますか?

テニス、ゴルフ

3年を通じて学校での成績はどうでしたか?

私は中高一貫校だったので内申を気にする機会は少なかったです。中学の頃はそこまで勉強していなくて定期テストもあまり点が取れませんでした。

高校からは真面目に取り組むようになって、定期テストの点数も上がり、理系科目は9割取れるようになりました。また模試でも高2の後半ぐらいからは理系科目は常に学年順位は1桁でした。

塾や家庭教師は利用されていましたか?

高1の春から東進衛星予備校に通っていました。東進の授業を受けに行って成績を伸ばしたと言うよりは、自習室として使用したという意味が大きいです。東進の過去問や模試を活用して演習する機会を増やしていました。

受験勉強を始める前の1日の勉強時間/受験勉強を始めた後の1日の勉強時間はどの程度でしたか?

2時間/4時間半

各科目毎の勉強法はどんなものでしたか?

数学
部活をしていた頃はあまり時間が取れなかったので、一日一ページ解くと決めて、テスト前に追い込むことが無いように計画的に勉強していました。模試であまりできなかったところはチャートなどの問題集を使って徹底的に復習していました。受験期は過去問10年分を3周解きました。すぐに全部やってもあまり意味がないので、1周するごとに時間を空けて、思考の仕方を身につけました。そうすることで大学のおおよその傾向をつかむことができました。

物理
物理はそこまで得意ではなかったので、基本的な問題集を解くことから始めました。基本的な問題集を一通り解いた後に、発展的な問題集を使用してさらに磨きをかけて行きました。分からないところは、自分で公式の導出からして理解するようにしていました。そうすることで様々な問題に対応できる考え方が身につきました。

化学
計算問題もありますが、覚えることもたくさんあるのでまずはそこから始めました。単語帳を作って空き時間を利用して詰め込みました。暗記の問題で点数を安定させてから理論化学やその他の思考を問う問題を演習しました。そのおかげで模試の点数はかなり安定していました。わからないところは高校レベルを超えていても自分なりに深く理解するようにしていました。

英語
隙間時間に単語、文法を覚えること。そして、長文問題は時間を計って解くことを意識していました。大学によって出題傾向がかなり異なるのでそれを早めに把握した上で対策を行っていました。

地理
とにかく模試直しノートを作って徹底的に復習しました。わからないところは資料集を見て図や写真でイメージして理解していました。また、ニュースなどとも関連づけて覚えていました。

使っていた教材/おすすめの教

オススメの教材
全科目
・赤本
数学
・青チャート
・大学はの数学
物理
・セミナー発展
・重要問題集
・名門の森
化学
・重要問題集
・化学の新演習
英語
・ネクステージ

成績はどのように変化していきましたか?

数学は得意だと思っていましたが、最初の頃は凡ミスが多くてなかなか点数が取れませんでした。しかし、高2の後半ぐらいからは応用問題にも手が届くようになって安定して高得点が取れるようになりました。

物理と化学はなかなか点数が伸びませんでしたが、高3の秋ぐらいから徐々に伸びてきて受験直前にはかなりいい点数が取れるようになりました。夏の演習の成果が出たのだと思います。

英語は良かったり悪かったりと言う感じでした。模試のたびに長文を読むスピードは速くなり、見直しに使える時間が少しずつ増えてきて受験期の後半で少しずつのびていきました。

地理は模試直しのおかげで模試を重ねるごとに点数は伸び安定していきました。

合格した学校を教えてください

東京工業大学工学院(当時の4類)
早稲田大学基幹理工学部学系Ⅱ合格
東京理科大学工学部(一般)合格
明治大学理工学部機械工学科(センター利用)合格
同志社大学理工学部機械システム工学科(センター利用)合格

進学した学校を教えてください

東京工業大学工学院

入学後の学校の印象はどうでしたか?

ずっと勉強しかしてこなかったというような人が多いかなと思っていましたが、部活動に熱心に取り組んでいた人の方が多くて驚きました。また思ったより現役生が多かったです。授業のレベルも高くまた、それを受ける生徒のレベルもとても高いなと感じました。

合格の秘訣は何だったと思いますか?

逆算して計画を立てることです。計画を立て出したのは高2の3月ぐらいです。結果それでも遅かったのでもう少し早く立てればよかったです。まず試験当日まであと何日あるのかを調べました。いつから過去問に取り組むのかを決めてそれまでにどの問題集をいつまでにどれだけやるかを決めて実行しました。細かい目標というよりは月ごとに大雑把な目標を立てていました。

高3の夏には、本試験までに模試が何回あるのか、あと何点伸ばせば合格できるのかを調べて各模試で何点ずつ伸ばさないといけないのかを計算しました。そしてその点数が決まったら今度はどの科目で何点伸ばすかを決めて、その伸ばしたい点数に届くようにしていました。

またその各科目でもどの分野で何点伸ばすかなどのイメージを持っていました。そうすることによって試験までに何を勉強するべきか明確になり、モチベーションの向上にもつながりました。逆算することで計画的に受験勉強を進められたと思います。

最後に一言ください!

コツコツ勉強して徐々に成績を伸ばしていくことが一番の近道です。

[コメント]先生の体験記を読んで・・・

T.O先生はとても計画的に勉強できていたようですね。自分自身で勉強計画を立て、それに基づいて勉強することは思ったよりも難しいです。ただ、T.O先生の在籍する東工大レベルの難関校に合格するためには必須の力だと思います。

勉強計画が自分で立てられない時は受験をよく知った第三者と一緒に計画を立てるというのも良いと思います。その第三者として家庭教師の先生を活用してみてはいかがでしょうか。

この先生に勉強を教えてほしい方へ

この先生は、家庭教師マッチングサイト「スマートレーダー」に在籍する先生です。

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