本記事の目的
本記事では、家庭教師マッチングサイト スマートレーダーに登録する先生から聞いた、実際の大学受験体験を掲載しています。
大学受験を突破し超難関といわれる大学に進学された先生の当時/今の性格やご家庭環境、塾環境など生の実体験を公開することで、大学受験を目指す生徒ご本人、協力する親御様の方向性の再確認、勉強への正しい向き合い方、そして大学受験後の次なる目標を見つけていただくことを目的としています。
体験記
当時のあなた/今のあなたについて紹介してください！
私は、1人で過ごす時間よりも友人と過ごす時間が好きな性格です。1人でする趣味というのは特段なく、中学・高校時代は部活をしたり、委員会に所属して文化祭や運動会の企画をしておりました。高2の時に、委員100人ほどを率いて文化祭で喫茶店を開いたのが一番の思い出です。
大学生になった現在も、休日は先輩や友人と遊ぶことが多いです。家庭教師や個別指導のアルバイトを1年生からしておりますが、質問しやすい・話しやすい雰囲気の授業を心がけております。
行っていた習い事/部活などはありますか？
水泳（小学校）、バドミントン
中学、高校を通じて学校での成績はどうでしたか？
定期テストは40～50人のクラスで、クラス内順位3位以内には基本入っていました。6年間通じて定期テストの成績は非常に良かったです。実力テストは、高2までは学年400人中70位程度で定期テストに比べると成績は芳しくなかったですが、高3の時に30位まで上げることが出来ました。
塾や家庭教師は利用されていましたか？
高1の12月から受験終了まで、Gnobleという塾に英語・数学で通っておりました。
高3の3月からは、早稲田アカデミーに物理を習いに行っておりました。家庭教師に教わった経験はございません。通信教育に関しては、Z会の東大理系国語を高2の12月～1月ごろからやっておりましたが、どうしても溜めがちになってしまい、高3の8月号までで辞めてしまいました。
直前期に、駿台の化学の東大対策講座に行っておりました。
その塾/家庭教師での成績はどうでしたか？
Gnobleの数学に関しては、最初から最上位クラスで、最後までそれを維持しておりました。英語に関しては、最初は上から3番目のクラスでしたが、高1の3月ごろからは最上位クラスで受講しておりました。
早稲田アカデミーの物理に関しては、最初から最後まで最上位クラスでした。
直前期の駿台の東大化学講座も、最上位クラスでした。
受験勉強を始める前の1日の勉強時間/受験勉強を始めた後の1日の勉強時間はどの程度でしたか？
【受験勉強を始める前】平日3時間半（学校除く）・休日4時間
【受験勉強開始後】12時間～12時間半
各科目毎の勉強法はどんなものでしたか？
英語は、基本的に塾で習ったことはその日のうちに復習し、音声付きの長文は音読を毎日寝る前に繰り返すことで、英語力が落ちないように・またリスニング力が毎日鍛えられるようにしておりました。
数学は、解けなかった問題と模範解答をルーズリーフにまとめてファイルを作り、自分がどうして解けなかったのか・どのようにしたら解けるようになるのかを考えておりました。
物理・化学に関しては、解けない問題が出てきてしまった時はどうして解けなかったのかを探求し、問題集などであれば問題番号に丸をつけてもう1度解きなおしておりました。特に直前期に関しては、計算ミスをすると致命傷になってしまうことがわかっていましたので、ミスで失点してしまった際には詳細と対策をノートに書き纏めていました。
使っていた教材/おすすめの教材
国語：Z会の講座（詳しく添削してくれます）
化学：化学の新演習・重要問題集
地理：解決！センター地理B・短期攻略センター地理B・ハンドブック地理の要点整理英語・数学・物理に関しては、通っていた塾がおすすめですが、他に鉄緑会や平岡塾・SEGなどもいいと思います。
成績はどのように変化していきましたか？
高2・高3はじめまでは、理科三類はE判定・理科一類はA判定というレベルの成績でした。
第1回の駿台東大実戦模試は理科三類C判定・東大オープンもC判定でした。
第2回に関しては駿台東大実戦模試が理科三類B判定・東大オープンがD判定でした。
始めは理科三類の合格は絶望的でしたが、次第に成績はあがっていき、最終的に合格することができました。
合格した学校を教えてください
東京大学理科三類・慶應義塾大学医学部
進学した学校を教えてください
東京大学理科三類
入学後の学校の印象はどうでしたか？
周りは勉強が好きで、あまり社交的ではない変わった人が多いと思いましたが、意外と普通の人が多かったです。不安要素だった友人も特に苦労することなく作ることが出来ました。また、勉強以外にも得意なことがある多才な人が多いです。
東大にはクラスがあり、4月初めに1つ上の学年の一部と同学年で行われるオリ合宿という一泊二日の旅行があるのですが、それが非常に印象深いです。また、初めての文化祭となる五月祭もクラス内の親睦が深まり、非常に思い出に残っております。
合格の秘訣は何だったと思いますか？
模試の判定に敏感になりすぎずに、最後まで諦めず、本番でも何かしら失敗してしまってもパニックにならず、冷静に改善策を探る判断力・精神力だと思います。
何が起ころうとも結局「勉強するしかない」、どれか1科目失敗してしまっても「他の科目で出来るだけ得点するしかない」という肝を据えた姿勢がプラスに働きました。
最後に一言ください！
受験生のみなさん、志望校決めに悩む時期がそろそろやってくると思います。
でも、結局することは直前期までは変わらないわけですから、目標は高く据えて自分の頑張りを試すのもありだと思います。どんなに成績が良くても100％の合格はあり得ません。「後悔しない受験生活」を送ってくださいね！
今回紹介する先生に関する運営コメント
目標を高く据えても、低く据えても、結局勉強するしかない。やることが変わらないのなら自分の頑張りを試してみよう、この考えはとても素晴らしいですね。結果に囚われずに、まずは全力で物事に取り組む姿勢というのは、後悔しない人生を送るのにきっと必要なことなのではないでしょうか。
この先生に勉強を教えてほしい方へ
この先生は、家庭教師マッチングサイト「スマートレーダー」に在籍する先生です。
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