【東大】【理科一類】H.H先生の大学受験合格体験記

本記事の目的

本記事では、家庭教師マッチングサイト スマートレーダーに登録する先生から聞いた、実際の大学受験体験を掲載しています。

大学受験を突破し超難関といわれる大学に進学された先生の当時/今の性格やご家庭環境、塾環境など生の実体験を公開することで、大学受験を目指す生徒ご本人、協力する親御様の方向性の再確認、勉強への正しい向き合い方、そして大学受験後の次なる目標を見つけていただくことを目的としています。

体験記

当時のあなた/今のあなたについて紹介してください!

小学校に入るまでは新潟、長野に住み外でよく遊ぶ子供でした。小学校では埼玉に引っ越し、小1、2では学年で1番足が早く嬉しかったです。その頃から体を動かして遊ぶのが好きで、暇さえあれば、放課後学校に行って、サッカーを友達としていました。

行っていた習い事/部活などはありますか?

公文、スイミング、サッカー 

中学、高校を通じて学校での成績はどうでしたか?

中学1.2年生の頃は中学受験で失敗して入ったので、勉強を特にしなくても受験時のアドバンテージがあり、300人中10番程度でした。特に中1の最初の実力テストでは1位でした。しかし、勉強しなかったせいで、受験に関係のなかった、古文、漢文や元々苦手だった社会で赤点を取ることもあり、全体としては上位3割くらいまで成績が下がりました。

その後も授業を聞くのがつまらなかったため、寝ることが多く、結果的に卒業まで定期テストの成績が良くなることはなく、最終的には真ん中より少し上という感じでした。しかし、高3の総合学力試験というものでは、学年で10番くらいで、学力が落ちたという訳ではありませんでした。

塾や家庭教師は利用されていましたか?

中学の頃は全く塾に通うことはなく、高1の夏に親から勧められて、鉄緑会に入りました。元々高2から鉄緑会に入ろうと思ってましたが、結果的に早く入って正解でした。

数学と英語を高1から受講し、物理、化学を高3から受講しました。

その塾/家庭教師での成績はどうでしたか?

 高1の7月に入塾し8月に最初の校内模試があって、そこで数学が上位1割程度だったため、レギュラークラスという上位クラスに在籍することになりました。その後も高2の夏の校内模試は上位2割程度でしたが、それ以外はずっと上位クラスに在籍し、最後の校内模試は上位5%程度と成績を伸ばしました。

レギュラークラスでは、先生の例題解説の時に、たくさんの別解を教えてもらったため、それが成績向上に繋がったと思います。英語は塾に入る前も入った後もやる気にならず、常に下位のクラスでした。

受験勉強を始める前の1日の勉強時間/受験勉強を始めた後の1日の勉強時間はどの程度でしたか?

塾には高1に入りましたが、家庭での学習時間は高3になるまで0でした。塾の数学の宿題は学校の授業中に行い、英語の宿題はそもそもやらないというダメダメな生活でした。

唯一家庭で勉強していた時期はクリスマス模試(最後の校内模試)前だけでした。高3になると流石に家で勉強を始め、春休み中に1度10時間勉強しようと思ったが、集中力を維持できなかったため、学校がない期間は1日5.6時間程度の勉強時間だったと思います。

YouTubeやテレビを見る時間はあまり変わりませんでしたが、その分勉強中の集中力は誰にも負けないという意気込みでやってました。

各科目毎の勉強法はどんなものでしたか?

数学…塾で行った毎週の演習の復習以外は基本的にやりませんでした。1.2ヶ月に1週間基礎の確認をする週みたいなのを作っていました。

現代文…全くやってないです。

古文、漢文…共通テスト2週間前くらいから単語を覚え始めて、なんとか共通テストでの大失点は避けようとだけ考えてました。2次試験では点を取るつもりはあまりなかったです。

英語…やりたくなかったから、やりませんでした。

物理…数学が得意な人向けになるかもしれないが、微分方程式から導出できるものは微分方程式を解きまくるということを高3の春休み中にやってました。それまでは、運動量と運動エネルギーの違いも分かってないような状態でしたが、力学や電磁気の分野は微分方程式を解くことで一気に理解が深まりました。また、ニ体問題では、重心の運動と相対運動について考えるとかしてました。

化学…1番伸びた教科。高2の学校での成績は10段階中5くらいで、かなり苦手でした。
夏までは、塾の授業で使った冊子を熟読し、話の流れを理解するのに時間を費やし、問題はほぼ解きませんでした。

夏休み中勉強時間の7割くらいを化学に使っていたので、この間に今までやらなかった問題演習をひたすら繰り返してました。計算は全部電卓を使っていたが、秋以降は自力で計算するようにしました。また、よく使う定数に関しては九九のように83の段、193の段として覚えてました。

使っていた教材/おすすめの教材

基本的に塾の教材しか使っていなかったので、市販の参考書はあまり詳しくないです。化学の重要問題集をやっことはあるんですが、解説が鉄緑の問題集に比べて、薄っぺらすぎてあまりオススメできません。鉄緑会生は鉄緑の教材だけで十分だと思います。

それ以外だと、数学に関して、鉄緑に入るまでは、学校で宿題として出されてたFocus Goldをやっていただけで、鉄緑のレギュラークラスに入れたので、オススメできる教材だと思います。

成績はどのように変化していきましたか?

共通テスト模試や全国模試は受けてないので、それに関することは言えません。東大模試は駿台が2回、河合が秋のみ受けました。

夏駿台、秋河合、秋駿台の順に東大理科一類C、B、A判定でした。秋の駿台では偏差値が数学は75物理は70で苦手な国語、英語をカバーできるまでになりました。

合格した学校を教えてください

東大理科一類

進学した学校を教えてください

東大理科一類

入学後の学校の印象はどうでしたか?

流石にクラスに2人くらいは女子がいるものだと思っていたけど、0人で驚きました。また、自分を含み、多くの人が進振りに魅力を感じて、入学をしたと思うが、受験が終わったのにまだ、成績で競わなきゃいけないのは結構大変だと思います。

明確にやりたいことがある人は東工大や京大に行った方がいいのかもしれません。(特に情報系は最近点数が上がっているらしい)

合格の秘訣は何だったと思いますか?

ストレスを溜めなかったことだと思います。受験勉強は長期間続くので、やりたくない時はやらないという選択肢も僕はありだと思っています。
僕はサッカー部でしたが、高1の冬に靭帯損傷し、高2の夏に捻挫、骨折して手術を経験し、その1年間で運動できた期間は半年もなく、試合復帰を目指してリハビリに励んでいる最中にコロナで大会が全て無くなりました。この経験で正直落ち込みましたし、直ぐに勉強に切り替えることができませんでした。

自分を不幸者だと思い込み、自暴自棄になることもできましたがそんなことをしても意味がありません。大会が無くなってから3週間程全く勉強しない期間を敢えて作りそこでじっくり切り替えをしていました。

メンタルがやられていては1年間も勉強できないので、常にストレスフリーな状態でいられるように心掛けることが重要だと思います。

最後に一言ください!

常にポジティブに物事を考えて、常にストレスを溜めないようにすると良いと思います。

今回紹介する先生に関する運営コメント

メンタル管理が難しいこの期間ですが、適度に休み自分のペースで勉強することが大切です。この先生と一緒に自分のペースをつかみながら勉強していくことで、第一志望合格を勝ち取りましょう!

この先生に勉強を教えてほしい方へ

この先生は、家庭教師マッチングサイト「スマートレーダー」に在籍する先生です。

スマートレーダーでリクエストを行うことで、指導をお願い/記載内容についてより詳細に聞くことが可能です。

スマートレーダーとは

「スマートレーダー」は、生徒一人ひとりに合った理想の家庭教師が見つかり、直接契約できる CtoC プラットフォームです。教師の得意教科の評価をAI(人工知能)によって行い、レーダーチャートで表示する日本初のサービスです。

ご家庭の方は家庭教師の指導実績や得意教科の評価、時給や趣味 、家庭教師の出身高校や在籍大学などのタグから最適な家庭教師を見つけることができます。

スマートレーダーはオンライン授業に対応しました!

スマートレーダーの授業をオンラインで受けられるようになりました!これにより東京一工阪(東京大、京都大、一橋大、東工大、大阪大)をはじめとする難関大学生のハイレベルな指導を全国どこでも受けられるようになります。

特に地方にお住まいで難関大学合格を目指す生徒さんや自宅で行う家庭教師に抵抗のあった保護者様などにオススメです!もちろん、今まで対面で授業を受けていた方も、移動の必要のないオンライン授業を活用することで先生との時間調整がより簡単になります。

また、オンライン上で完結するため、先生の交通費などがかからず今までよりもお手軽に授業を受けることができます。
オンライン授業の際にはパソコン(カメラ、マイク、スピーカー)を使用します。オンライン授業をご希望の方は事前にご用意ください。(Google Chromeの最新版を使用して授業を行います。正常にインストールされているかも合わせてご確認ください。)


こちらから公式HPへ移動できます。


他の注目記事