【東大】【文科Ⅱ類】R.K先生の場合

本記事の目的

本記事では、家庭教師マッチングサイト スマートレーダーに登録する先生から聞いた、実際の大学受験体験を掲載しています。

大学受験を突破し超難関といわれる大学に進学された先生の当時/今の性格やご家庭環境、塾環境など生の実体験を公開することで、大学受験を目指す生徒ご本人、協力する親御様の方向性の再確認、勉強への正しい向き合い方、そして大学受験後の次なる目標を見つけていただくことを目的としています。

体験記

当時のあなた/今のあなたについて紹介してください!

小さい頃から、読書と体を動かすことが好きでした。小学校低学年からミステリー小説にはまり、怪人二十面相シリーズやシャーロックホームズシリーズをよく読みました。中学生になると伊坂幸太郎や池井戸潤など、読むジャンルが広がりました。また、小学生の頃はよく校庭で友達とドロケイや野球をしていました。訳もなくひたすら走っている子だった、と時々親に言われることがあるくらい運動が好きです!ほかにも将棋や映画鑑賞が趣味です。

行っていた習い事/部活などはありますか?

 スイミング、書道、卓球、バスケットボール、陸上競技

中学、高校を通じて学校での成績はどうでしたか?

中高一貫校に通っていましたが、入学した当初は定期試験の成績がひどく、学年でも下から数えた方が早かったです。中学二年生くらいから成績が伸び始め、中2以降は基本的に定期試験では学年トップ10に入っていました(とはいえ、1学年160人しかいませんでしたし定期試験は手を抜く生徒が多かったです)。
模試でも上位にいました。
成績は上の下といった程度で、中2以降は10段階の評価で全科目平均が8後半~9前半でした。

塾や家庭教師は利用されていましたか?

高3の4月から12月まで、週に1回駿台で数学を受講しました。レギュラーでの通塾はこれのみで、あとは東進ハイスクールが開講する東大特進という講習に通いました。
東大特進では、高2の12月から現代文を、2月から数学・日本史・地理を取り始めました。2~3か月に1度ある程度かたまった回数講義を受けるものが多かったです。
ただ、勉強は主に学校の授業と自習をベースにしていました。英語のエッセイや過去問の添削をお願いするのも学校の先生が多かったです。

その塾/家庭教師での成績はどうでしたか?

駿台ではずっとSαコースに在籍していました。
塾での経験でいえば、駿台より圧倒的に東大特進の方がためになった気がしています。東大特進にレベル別のクラス分けはありませんでしたが、全員が現役東大受験生というハイレベルな母集団の中で難度の高い講義を受けることができました。
東大特進の現代文と数学の講義が印象的で、どちらの科目も6月から7月頃に成績が上昇しました。

受験勉強を始める前の1日の勉強時間/受験勉強を始めた後の1日の勉強時間はどの程度でしたか?

受験勉強を始めるまで:1~1.5時間
平日は3~4時間、休日は8時間程度

各科目毎の勉強法はどんなものでしたか?

【英語】
受験科目の中で最も得意だったので、高3の間は9月ごろまで放置していました。さすがに成績が悪化してきたので、10月ごろから過去問を週に1度程度解き、勘を鈍らせないようにしました。

【数学】
かなり時間をかけました。範囲は高2の秋ごろに終わったので、高3の夏までは問題集を解き、秋以降は過去問を1日に大問1個程度のペースで解きました。年が明けてセンター試験の勉強にシフトしてからも唯一数学だけは二次試験対策を続けました。センター試験後は2日に1度くらいのペースで過去問を1年分解きました。

【国語】
現代文は東大特進の授業で過去問を解くだけでした。
古典は学校の授業のみで、センター試験後に過去問を8年分くらい解いて書き方に慣れました。

【地理】
学校の授業をメインにして、10月終わりごろから過去問を解き始めました。ほぼ毎日授業プリントや資料集を眺め、知識が抜けないようにしました。あらかじめ頻出論点・間違えた重要問題・出題されそうな問題をまとめたノートをコツコツ作っておき、二次試験直前期は毎日眺めました。

【日本史】
学校の授業と東大特進での過去問演習を軸に進め、10月終わりごろから過去問を解き始めました。地理と異なり、1980年代の過去問にまで手を出しました。

【理科基礎】
化学基礎:学校の授業で基礎が定着したので、12月下旬ごろから過去問や予想問題を定期的に解きました。
地学基礎:知識の詰込みが間に合わず、12月半ばごろから必死に教科書や参考書を読んで知識を詰め込みました。過去問を解いたのは試験直前期でした。

使っていた教材/おすすめの教材

英語:過去問、和文英訳教本(おすすめ)

現代文:過去問。これ以外は解く必要なし

漢文:漢文必携

数学:スタンダード

日本史・地理:過去問のみ

成績はどのように変化していきましたか?

センター試験についていえば、基本的に数学と地学基礎の出来が悪く、国語と地理が不安定でした。9月以降の模試で国語と地理が安定してきましたが、数学と地学基礎は最後まで不安でした。
二次試験についていえば、1年前に受けた同日受験から基本的にA判定をもらっていましたが、英語と数学で稼ぎ、地理の穴を埋める感じでした。数学は時々大失敗することがありましたが、ほかの科目はほぼ順調に伸びていました。

合格した学校を教えてください

東京大学、早稲田大学

進学した学校を教えてください

東京大学

入学後の学校の印象はどうでしたか?

新型コロナウイルスの影響により、オフラインでの活動は夏までほぼ全面的に禁止され、授業や試験はオンラインで行われました。オリ合宿や部活動・サークルの新歓などが中止・縮小され、大学で授業を受けられないのは残念です。それでも、授業中にはクラスの友達や同じ講義をとる生徒のレベルの高さを実感していました。また、クラスには明るくしゃべりやすい子が多いです。

合格の秘訣は何だったと思いますか?

マイペースな姿勢を崩さなかったことと、自信を無くさないよう気を付けたことだと思います。
まず、マイペースな姿勢について。模試の成績や勉強のはかどり具合、周りの人との差や過去問の点数などで焦ったり、やる気をなくしたりするのはよくないと思い、自分は自分だと割り切って粛々とやるべきことをやりました。周りに影響されるより精神状態が安定していいと思います。
自信について。これは特に問題を解く際ですが、「自分に解けないはずはない」と強気でいることがかなり大切です。そのためにも、ある程度の努力が必要です。今の自分は強い、と思いながら問いに挑む姿勢が力になりました。

最後に一言ください!

受験勉強は未知なる世界への挑戦であり、自分との闘いです。そして、だれもが苦しむものです。困ったときは身近な人に頼ったり、頭を休める時間を設けたりと、適度な息抜きをしながら自分を追い詰めすぎず頑張ってください!

今回紹介する先生に関する運営コメント

受験においてマイペースな姿勢を大切にした先生です。多くの人が様々な勉強の秘訣や、必勝法等を語っています。しかし自分に合った勉強法こそが最高の秘訣であり、長く続けることができます。この先生と一緒に、自分だけの勉強法を見つけてみましょう!

この先生に勉強を教えてほしい方へ

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2020.08.11
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