【京大】【工学部】E.M先生の場合

本記事の目的

本記事では、家庭教師マッチングサイト スマートレーダーに登録する先生から聞いた、実際の大学受験体験を掲載しています。

大学受験を突破し超難関といわれる大学に進学された先生の当時/今の性格やご家庭環境、塾環境など生の実体験を公開することで、大学受験を目指す生徒ご本人、協力する親御様の方向性の再確認、勉強への正しい向き合い方、そして大学受験後の次なる目標を見つけていただくことを目的としています。

体験記

当時のあなた/今のあなたについて紹介してください!

小学校ではほとんど勉強せず、同級生と外で遊んだり、家で漫画や図鑑を読むばかりの生活でした。

中学校では吹奏楽部に所属しており、中3の秋までしっかりやり通してから受験勉強に切り替えました。人生で初めてまとまった時間勉強をしたのはこの時だったと思います。第一志望校の北野高校にも無事合格できました。

高校では水泳部に一生懸命打ち込みました。このとき、受験勉強の基礎体力もついたように感じます。高2の1月から自習室に通い始め、高3の6月に引退した後はゲームをしつつも本格的な受験勉強に入っていきました。

行っていた習い事/部活などはありますか?

小学生の時にスイミングスクールに通っていたほかは上記のとおりです。

中学、高校を通じて学校での成績はどうでしたか?

中学では定期テストは毎回5教科で450点以上(ほとんど470点以上)、クラスで1位か2位程度で、実力テストでは4回中3回学年トップでした。

内申は美術3・体育4であとは5でした。
高校では定期テストにさほど力を入れていなかったので、数学・理科は学年上位でしたが文系科目を含めるとほぼ中位でした。評定平均は5段階で約3.7でした。

塾や家庭教師は利用されていましたか?

高1の間は学校の自習室が遅くまで空いていたためそちらを利用していました。

高2になりその閉室時間が早まったため、先述の通り高2の1月から東進衛星予備校を自習室代わりに(授業を1つしかとらず)利用し始めました。

その塾/家庭教師での成績はどうでしたか?

映像授業を主体とする予備校のため、クラス分けはありませんでした。

自習時には主に学校で購入した二次試験の過去問が分野別に掲載された問題集などをやっていました。自習室では利用者全員が勉強に集中しており、自分自身もいい影響を受けることができたと思います。

受験勉強を始める前の1日の勉強時間/受験勉強を始めた後の1日の勉強時間はどの程度でしたか?

部活を引退するまでは平均2時間ほど、引退した後は平均7時間ほどでした。

各科目毎の勉強法はどんなものでしたか?

国語は学校の授業中に行われたセンター演習とセンター国語の過去問を10年ほど解いただけで、特に二次試験の対策はしていませんでした。問題を解き、わからない箇所があれば解説を読み、文法書・単語帳(古典の場合)を開くこともありました。学校で指定された以外の教材は使っていません。

数学は学校で指定された問題集と京大数学25か年を利用していました。前者で基礎力を蓄え、後者に手を付けるという方法をとりましたが、12月から始めても25年分満足に終わらせられなかったので、既習の分野から徐々に手を付けていくべきだったと思います。

英語はセンター演習と英作文の対策のみでした。後者は高校の先生に添削をお願いし、直前期に一気に実力をつけることができました。

物理は重要問題集が肌に合わなかったため、京大物理25か年をメインに進めていました。高校範囲からは逸脱しますが、微積を基礎に物理現象を捉える、という考え方が非常に有効でした。化学は重要問題集と京大化学25か年で対策しました。問題演習の中で無機分野の反応、有機分野の構造決定の知識を身に着けていきました。

社会は倫理政経を選択しており、センターの過去問に加えて駿台・河合の出版している模試の過去問を使ってひたすら演習しました。「理系なのに社会?」と思われるかもしれませんが、京大工学部では配点の1割がセンター社会のため、センター直前期はセンター試験では配点のない数学・理科より重点的に勉強しました。

使っていた教材/おすすめの教材

数学の参考書としては、FocusGold・青チャートがカバーしている難易度が広く多くの人におすすめです。

また、センター国語に関しては何といっても過去問が一番納得のいく解説になっておりおすすめです。

物理・化学に関しては、重要問題集(自分は物理に関しては肌に合いませんでしたが)→過去問、という流れがおすすめです。

成績はどのように変化していきましたか?

東進に通っていたため無料で東進開催の模試を受験することができ、実力把握にも良かったかと思います。この他にも学校主催の駿台模試・河合マーク模試などを受験しました。

京大工学部の判定はマーク模試でA~B、記述模試でC~Dとあまり芳しくはありませんでした。ただ、高校の校内模試では学年5位に入っていたので、これをA判定とみなして(例年4,50人程度が京大に現役合格するため)心の支えとしていました。
年が明けてからのプレテストでは1月末に334/800点、2月10日に430/800点、本番では473/800点でした。

合格した学校を教えてください

京都大学 工学部 情報学科

進学した学校を教えてください

京都大学 工学部 情報学科

入学後の学校の印象はどうでしたか?

奇人変人ばかりかと思っていましたが、実際には常識人がほとんどでした。
しかし、皆非常に高い見識を持っていて毎日多くの刺激を受けています。

また、留学生はもちろんのこと日本全国各地から入学者がおり、非常に多様性のある大学です。

合格の秘訣は何だったと思いますか?

まずは高校に合格できたことだと思います。学校の先生が何も言わなくても多くの同級生は自発的に勉強をするので、その空気に後押しされて勉強に集中できました。

また、学校の授業と自習をうまく組み合わせて勉強したことで、十分な実力を身に着けることができたのではないかと考えています。

最後に一言ください!

着実に勉強を続ければ、最後まで成績は伸び続けます!
私とともに、受験当日までの日々を実りあるものにしましょう!

今回紹介する先生に関する運営コメント

E.M先生が通っていた高校では周りの同級生が自発的に勉強をしていたそうですが、そのような環境に身を置けることは志望校合格のための大きなポイントだと思います。

環境が人に与える影響は想像よりも大きく、周りが勉強していないと自分も勉強しなくなってしまうことがほとんどです。友達の勉強のモチベーションが低くて自分のやる気が出ないというときは、塾や家庭教師を利用して勉強に良い環境に身を置けるようにしましょう!

この先生に勉強を教えてほしい方へ

この先生は、家庭教師マッチングサイト「スマートレーダー」に在籍する先生です。

スマートレーダーでリクエストを行うことで、指導をお願い/記載内容についてより詳細に聞くことが可能です。

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