【一橋大】【社会学部】H.U先生の場合

本記事の目的

本記事では、家庭教師マッチングサイト スマートレーダーに登録する先生から聞いた、実際の大学受験体験を掲載しています。

大学受験を突破し超難関といわれる大学に進学された先生の当時/今の性格やご家庭環境、塾環境など生の実体験を公開することで、大学受験を目指す生徒ご本人、協力する親御様の方向性の再確認、勉強への正しい向き合い方、そして大学受験後の次なる目標を見つけていただくことを目的としています。

体験記

当時のあなた/今のあなたについて紹介してください!

私の趣味は読書で、特に近代日本文学をよく読みます。特に芥川龍之介や梶井基次郎といった戦前の純文学を好んでいます。また大学では体育会の山岳部に所属しており、月1~2回ほど、南アルプスや八ヶ岳といった山々をテント泊の形式で縦走しています。

行っていた習い事/部活などはありますか?

中高一貫校であったため、中学1年生から高校3年生の6月までの約5年間を通して剣道部に所属しており、週6日程度の稽古に励んでいました。

中学、高校を通じて学校での成績はどうでしたか?

中学時代は1学年80人の中で20位程度の成績でした。塾には通っておらず、学校の勉強以外は部活漬けの毎日であり、ほとんど自主的な勉強などしていなかったと記憶しています。高校1年生の夏に予備校に入って以降は勉強時間が増え、定期試験では常に学年10位以内を確保していました。

塾や家庭教師は利用されていましたか?

東進ハイスクールという予備校に通っていました。入学の時期は高校1年生の夏頃であり、苦手教科を克服したいと考えて入学しました。他塾には通っていなかったため、大学合格までの2年半を東進ハイスクールでお世話になりました。

その塾/家庭教師での成績はどうでしたか?

東進ハイスクールはクラス制ではなく、個人個人が校舎内のブースで映像授業を見て勉強していく、という形式をとっています。また1人の大学生アルバイトが10人程度の生徒を担当し、学習相談や学習計画を共に考えていました。

受験勉強を始める前の1日の勉強時間/受験勉強を始めた後の1日の勉強時間はどの程度でしたか?

受験勉強をどう定義するかにもよりますが、部活を引退して本格的に勉強を始めた高校3年生の6月末までは1日2時間程度であったと思います。それ以降は1日学校の勉強を除くと1日5時間以上でした。

各科目毎の勉強法はどんなものでしたか?

英語については英単語と英文法・語法といった基本的な知識を単語集や参考書を何度も周回することで覚え、沢山の英文を読みました。

現代文については文章中の因果関係や類比構造に着目し、解答の根拠を丁寧に拾う勉強を実践していました。古典については知識を早期に定着させたあとは各大学の過去問等を活用して実践的な演習を重ねました。

数学は苦手であったため、基本的な部分からの振り返りを重視して、焦らずじっくりと取り組んでいました。

世界史は高校2年生までに通史を終わらせ、その後は当時のセンター試験対策を通して基礎知識の完全定着を図ったのち、大学の過去問演習を行って論述力を養成しました。

倫理政経や生物基礎・地学基礎については学校の授業を基本に、教科書傍用の問題集を周回しました。

使っていた教材/おすすめの教材

英語:『Vintage』(いいずな書店)・『英語長文問題精講義』(旺文社)・「難関国立大総合英語」(東進ハイスクール講座)
現代文:「現代文記述・論述トレーニング」(東進ハイスクール講座)
数学:『文系数学の良問プラチカ』(河合出版)

成績はどのように変化していきましたか?

高校1年生の秋時点でセンター英語・国語で8割を取っていました。それらの成績は維持向上させつつ、苦手な数学を伸ばしたり、世界史や倫理政経・理科基礎に手を付けたりして高校2年生の2月頃には全体で7割程度の得点を確保、最終的には8割5分の点数でした。

合格した学校を教えてください

一橋大学社会学部
早稲田大学政治経済学部政治学科
早稲田大学文学部文学科
早稲田大学文化構想学部文化構想学科
慶應義塾大学法学部法律学科
中央大学法学部法律学科

進学した学校を教えてください

一橋大学社会学部

入学後の学校の印象はどうでしたか?

入学前から一橋の落ち着いたアカデミックな雰囲気が好きで、憧れていましたが、その印象は変わりませんでした。落ち着いていてスマートな学生が多く、自分の性格には合っていると思います。しかし1年生の6月にあるKODAIRA祭というイベントや毎年11月にある一橋祭では、一転賑やかな雰囲気になるため、そういった行事も楽しんでいます。

合格の秘訣は何だったと思いますか?

基礎学力の早期完成と過去問演習量だと考えます。前者についてはセンター全教科で7割の得点を高2の2月時点で取っていたため、応用的な学習や過去問演習にスムーズに入ることができました。後者については高3の夏休みに一橋の過去問を10年分演習したほか、センター試験後にはその10年分をもう1周し、また配点の高い世界史については過去40年分にまで遡って演習を行いました。その結果本番では過去問と類似の問題が出題され、そこでの得点が合格を呼び寄せたと思います。

最後に一言ください!

ここに示したものは、私の大学受験に関する簡単な概略です。しかし受験の進め方というものは人それぞれです。最終的には自らの考えに従って受験勉強を進めて欲しいと思いますが、それにあたって一つの参考となるのであれば幸いです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。

今回紹介する先生に関する運営コメント

基礎をかなり早めに固められ、応用問題の取り組み時間を長くされていたようですね。早めに対策をすることで結果的に演習量が増えます。ペース配分は人それぞれですが、早めに越したことはないですね!

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2020.08.11
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