【一橋大】【法学部】T.K先生の大学受験合格体験記

スマートレーダー大学受験合格体験記について

本記事では、個人契約の家庭教師マッチングサイト「スマートレーダー」に登録する大学受験を経験した家庭教師から聞いた、実際の大学受験合格体験記を掲載しています。

大学受験を突破し超難関大学に進学された現役大学生の、

  • 大学受験当時の勉強法や過ごし方
  • 親御様のサポート方法
  • 塾や家庭教師の活用方法

など、生の実体験を合格体験記として公開することで、

  • 大学受験に対するやる気の増幅
  • 大学受験を目指す生徒様、サポートする親御様のやり方や方向性の再確認
  • 大学受験対策の方法や勉強への正しい向き合い方
  • 大学受験後の次なる目標を見つけていただくこと

を目的としています。

実際に合格された先生に、大学受験突破に向けて一緒に勉強のサポートをして欲しいと思われた方はぜひ家庭教師を依頼してみましょう。

大学受験合格体験記

当時のあなた/今のあなたについて紹介してください!

私は昔から論理的な性格を持ってきました。もっと言うと、今はそれほどでもないのですが、合理的で、無駄を排するような性格でした。ですから、何かをするにあたっても効率性を求めてきました。例えば、私は小学、中学生時代に学級委員なるものを任されてきたのですが、議決に時間をかけることが嫌いで、よく多数決を利用したり、アンケートで手短に終わらせてしまうことが多かったです。今も大体は変わっていないのですが、受験生時代を経て、論理では押し通せない事実がある、ということに気づかされました。根性論も大切だし、不完全な人間臭さもあっていい、と思うようになりました。
だから、今の私は頑張ろうと努力する受験生に対して、親身に寄り添えるような気がしています。
趣味はテニス、散歩をすることです。

大学受験まで行っていた習い事/部活などはありますか?

スイミング、硬式テニス、軟式テニス、バドミントン

中学、高校を通じて学校での成績はどうでしたか?

中学・高校を通して、内申点はすごくよかったです。
中学では、45点中42点以上は当たり前でした。高校では、そこそこの進学校だったにもかかわらず10点中8.5点以上をよくとっていました。
だから、もちろん学校の定期テストの成績は良かったです。中高ともに、いつも上位5%くらいを前後していました。
定期テストは範囲が決まっているし(特に英国)、やることが明確だったから取り組みやすく、順位も安定していました。模試の成績はひどかったです。(後々よくなっていきます)

大学受験対策も含め、塾や家庭教師は利用されていましたか?

私は東進ハイスクールに通っていました。入塾時期は高2の2月です。
入塾理由としては、自習室が欲しかったからです。とはいっても、講座を取らないわけにはいかないので、林先生の現代文と、通史が終わっていなかったので通史を進める目的で日本史の通史の授業を取っていました。
だから、勉強の進度、進め方は基本的に塾に通っていない人と同じです。
ただ、過去問を始めたのは5月ぐらいで早かったと思います。
基礎を定着させるのが早かったからです。加えて、基礎と応用の本質的な意味をしっかり理解していたからだと思います。

その塾/家庭教師での成績はどうでしたか?

予備校に行くと勉強計画を立ててくれる、という人が多いと思います。
自分は計画が嫌いでした。
なぜかというと、その日によってやる気の出る教科が異なるからです。
だから、一度も計画を立てませんでした。
また、授業を受けるのも好きではなかったので、授業を受ける時も、できるだけ能動的に授業を受けるようにしていました。(授業を受けに予備校へ通うのはよくない)
能動的に、その日の最高パフォーマンスを出せるような勉強を心がけることが大切だと思います。

受験勉強を始める前の1日の勉強時間/受験勉強を始めた後の1日の勉強時間はどの程度でしたか?

受験勉強を始める前は、
1年生…定期テストの3週間前だけ
2年生(開始前)…定期テストの3週間前に加え、平日2時間、休日3時間
2年生(開始後)…定期テスト全捨て、平日5時間、休日10時間
3年生…平日8時間、休日14時間

大学受験対策の各科目毎の勉強法はどんなものでしたか?

国語はあまりよくわかってないので割愛することにします。
数学
数学は、基礎と応用の区別をはっきりつけるようにしましょう。
基礎とは、「発想なしでできるもの」で、応用とは、「発想すること」です。
例えば、三角形に余弦定理を使うことは基礎であり、三角形に余弦定理を使おうと発想することが応用です。
難しい問題になればなるほど、余弦定理を使うことが分かりづらくなっています。
でも、最終的に余弦定理を使う、という事実が変わらないことが多いです。
すなわち、難しい問題でも、最終的に使う定理や定義は超単純。だから、難しい問題を解く前提に、教科書レベルの基礎が必要になってきます。
これを踏まえて話していきます。
まず、応用力は演習を積み重ねることでしか発達しません。でも、演習を効率的に重ねるためには基礎が欠かせません。
よって、最初は赤チャートなどの網羅系を進めましょう。学校で配られたもので十分です。
3週くらいして全部が頭に入るくらいにまで進めて完璧にしましょう。
それで基礎が固まったと思ったら、チャートなどの章末についてる演習問題をやってみましょう。初めての応用練習です。それを完璧にした(発想を完璧に理解する)あとは、応用問題系の問題集に挑戦しましょう。
自分はケチだったので、過去問データベースを使って地方国公立の問題を解きまくりました。
そのあとに、一橋の過去問に入り、たまに理系の問題も解いたりしました。こうしているうちに、気付いたら河合オープンの数学の過去問の偏差値が80を常に超えるようになっていきました。

英語
英語は、ミクロとマクロの視点を大切にしましょう。
ミクロとは、細かい視点。マクロとは、大局的な視点。
基礎とはミクロのことです。
長文は1つ1つの英文で構成されている。英文は、一つ一つの節で構成されている。一つ一つの節は、1つ1つの句で構成されている。1つ1つの句は英単語で構成されている。
だから、いきなり長文を読めるようになるはずがないのです。
ミクロからやっていかなくてはならない、ということです。
まずは英単語を覚え、文法を覚えましょう。これで、句と節を理解できるようになるでしょう。
次に英文解釈をやりましょう。ここが最も大事です。英文解釈で文の構造を理解することで、1文1文の理解ができるようになります。
1文1文が理解できれば、長文が読めるようになります。
ここからがスタートです。長文を読めるようになると、次に国語的要素が必要になってきます。読解がうまくできるようになると、問題が解けるようになり、説明問題に対応できるようになります。
ここまでくれば、あとは英語力を落とさないだけです。毎日英語を読みましょう。私は、慶應SFCや早稲田文化構想の問題を解いてました。なぜかというと、私立の問題は電車の中で解けるからです。ファイルに挟んで、電車の中で立ちながら問題を解いて、英語力を落とさないようにしていました。また、上にあげた問題は英単語レベルが高いので、英単語の暗記に使っていました。速読英単語のように使っていました。

日本史
日本史は、単語と単語の連関を強めるようにしましょう。すなわち、1問1答を使わないことです。
なぜかというと、歴史単語は歴史のつながりの中で出てくるからです。因果関係を崩してしまうと歴史単語の暗記が進まなくなってしまいます。
例えば、元寇、という単語について、鎌倉時代の元の侵略、と覚えるよりも、1274年にフビライハン率いる元・高麗軍が、東路軍・江南軍を通り、北九州を襲う文永の役を起こした。その後、1281年に続けて弘安の役を起こした。2つの役を合わせて元寇と呼ぶ。
と暗記すると、前者が一つのつながりしかもっていなかったのに対して、後者が複数の単語のつながりを持っていることから、少しの情報を忘れてしまっても元寇、という歴史単語を忘れずに済みます。このような単語間のつながりを大切にすることで、問題の要求に沿った回答をすることができる上に単語を忘れずらくなります。
二つ目に大切なのが、多面的に考えることです。
私がよく例に挙げるのは、「応仁の乱」です。応仁の乱は、政治的な動向ばかり目を向けられがちです。しかし、実際には、応仁の乱は文化的・経済的・社会的にも大きな影響を与えています。
応仁の乱で京都が荒廃すると、貴族は京都から逃れ、地方の戦国大名のもとに逃れるようになります。一方の戦国大名は、中央貴族の文化に対して強いあこがれを持っていることから、貴族の持っていた文化を積極的に受容しました。こうして、文化は日本中に広がりました。(文化的)
一方の京都では、荒廃した町を元に戻すため、町衆が自治を運営しました。そこでは一が活発化し、六斎市も一般化しました。また、中央の再建で経済が発展すると、貨幣経済も全国に流通しました。(経済的・商業的)
京都の貴族の権威が弱まると、本所の勢力も大きく低下し、これを受けて荘園制の解体も進み、新たに下剋上の時代が始まるとともに、戦国大名は土地の集積を進めました。(社会的)
このように、多面的に歴史の事象を眺めてみることが大切です。なぜかというと、論述問題で問われるのは、基本的だけど切り口が異なる問題ばかりだからです。
こういう見方ができるようになるには、例えば今回の例では、
「応仁の乱」というワードが出てくる教科書のページをしっかりマークすることです。
意外なところで歴史単語が出てくるので、そういうのを見落とさない。問題意識をもって教科書を読み込む、ということが非常に大切になってきます。
私が注目していたのは、繊維関係や、「宮都(古代)」「見世棚」「経済統制」「先駆け」「従来」「新興」などです。

共通テストでしか使わない教科は、定期テスト勉強でしっかり押さえ、定期テストが終わった後には一切触れていませんでした。受験前には、夏休みに一周して、11月ごろからもう一周して、年明けに詰め込む、ような感じでした。黄色本はすごくお勧めです。ただ、倫理政治経済については、時事問題が非常に多く出るので、時事問題に関連したページを深く学習することがすごく大事です。(私はこれをしなかったので倫政の点数はひどかったです。)

受験勉強で使っていた教材/おすすめの教材

国語…上級現代文、過去問
数学…4プロセス(学校用教材)、赤チャート(学校配布)、過去問、他大学の過去問
英語…ターゲット1200、シス単、rise構文解釈、英文解釈の技術100、英文読解の透視図、やっておきたい英語長文300、700、1000、一から鍛える英語長文700、過去問
日本史…山川の教科書、山川の用語集、資料集、史料、過去問

過去問は、自分の大学に似た問題を出す大学の問題を参考にするとよいです。
例えば、過去問データベースはすごく使い勝手が良いです。
もんだいを印刷して、解答は図書館の赤本などを使うと効率的です。
自分がよく使っていたのは、
京大、阪大(外国語学部)、名大、東大、早慶、明治の英語
数学はいろんな国公立(理系含む)
私立の日本史
です。

成績はどのように変化していきましたか?

最初は、定期テストの成績ばかり上昇して、模試の成績は下がる一方でした。
具体的には、1年の最初の模試の校内順位は30/360くらいだったのに、1年の最後には80/360くらいに下がっていました。
一方で、定期テストはtop10に上昇しました。
定期テストは、基礎力を測るものです。一方で、模試は応用力+基礎力を測るものです。だから、いくら基礎力を向上させても、応用力はなかなか身に付きません。
自分はそれをわかっていました。だから、定期テストの勉強はずっと怠りませんでした。2年生からは、定期テストの勉強に加えて参考書を始めました。
初見の長文を読めるようにするために、英文解釈本をやって解釈力をつける。
英単語はわかっているから、長文読解に挑戦する。
あるいは、基礎問題は解けるから、応用的な発想のいる数学の問題に挑戦する。
日本史でいえば、論述問題を解いてみる、等。
基礎だけじゃ解けない応用の問題を織り交ぜるようにしていきました。
2年生の2学期あたりまでは、その成果は出ませんでした。
基礎はすぐ成果に現れるけど、応用はすぐには成果として現れないからです。
自分を信じ続けて問題を解き続けました。
2年の3月には、駿台実践模試で一橋A判定を取りました。
応用力はすぐに衰えてしまいます。なので、ここからは応用を中心に勉強を進めました。そうすると、成績はどんどん上がっていき、ここからの冠模試についてはすべてA判定、ほかの模試についてもC以上を取り続けました。
勉強を続けられたのは、定期テストでの成功体験があったからです。
成功体験なくして自分を信じるのはなかなか難しいです。だから、定期テストでいいから一回結果出して、自分に自信をつけるのが大切です。

合格した大学を教えてください

一橋大学
早稲田大学
慶應義塾大学

進学した大学を教えてください

一橋大学

入学後の大学の印象はどうでしたか?

一橋にはまじめな人ばっかりなのかな、と思っていました。現にそう書いてある記事がほとんどだったし、自分もそう信じていました。でも、初めて教室に入ったとき、教室がにぎやかですごく焦りました。みんな静かだと思っていたのに、裏切られたように感じました。(笑)
でも確かに言えるのは、排他的じゃなかった、ということです。
にぎやかだけど、みんなが優しく包み込んでくれるような気がしました。
だから、すぐに仲良くなれました。いわゆる「陰キャ」だけじゃない、ということに気づいて、一橋にも、見かけによらない内面があるのだと思いました。

合格の秘訣は何だったと思いますか?

早めに自分ができない理由を分析できていたからだと思います。
また、全教科にまたがる学習の本質を見抜くことがすごく大事です。
例えば一橋では、教科に関係なく、「説明力」「要約力」が求められている、ということに気づきました。これに気づいた後は、これを念頭に置いた学習をすることができました。
できないところをつぶすとともに、求められている力を見抜く。これで、効率的な学習ができると思います。

最後に大学受験にチャレンジする方々に一言ください!

受験は、論理だけでは語れない難しさがある。
そこでは根性論しか通用しない場合もある。
一緒に頑張れる仲間を早く見つけて、自分を信じて頑張ってほしい。

今回紹介する先生に関する運営コメント

この先生は一橋大学に合格された先生です。また、早い時期から計画的に勉強をすることで受験を乗り越えられた先生です。そして、定期試験では上位をとり続けられた先生ですので定期試験の成績を向上させたい方におすすめです。

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