【2021年最新版】東京大学合格者数ランキング 東大・難関大志望生必見!

高校別東大合格者数ランキング

順位高校名合格者数(人)去年からの変動
1私立開成高等学校144−41
2私立灘高等学校97+18
3国立筑波大学附属駒場高等学校89−4
4私立麻布高等学校85+17
5私立聖光学院高等学校79+12
6私立西大和学園高等学校76+23
7私立桜蔭高等学校71−14
8私立渋谷教育学園幕張高等学校67−7
9東京都立日比谷高等学校63+23
10私立駒場東邦高等学校56−7

昨年からの変化

上位校は定番の高校が並んでいますが、細かな順位の入れ替わりなどがありました。また、10位以下の高校も含めてみると公立高校の躍進が見受けられました。

開成高校は安定のトップ。なんと40年連続で東大合格者数1位の座に君臨しています。しかし去年から人数は大幅に減。生徒数が多く、先輩につづこうと東大を志望する生徒数が多いためトップの座は当分譲らないと思われますが、今後の増減に注目です。

麻布高校や聖光学院高校は昨年の大幅な落ち込みから戻した様子。見事トップ5入りを果たしました。

昨年大幅に合格者を減らした筑駒は今年も昨年比で微減となり3桁合格者に到達することはできず。

大きく順位を伸ばしたのは、西大和学園高校で昨年比+23人もの大躍進で6位にランクインしました。また、日比谷高校も同じく昨年比+23人で51年ぶりに60人以上を輩出しトップ10入りを果たしました。

一方で、海城高校や栄光学園高校は惜しくもトップ10から陥落しました。

東大合格者数上位校の特徴、先輩の声

1位 私立開成高等学校

高校データ

・私立
・男子校
・中高一貫校(高校からの募集あり)
・所在地:東京都荒川区
・1学年あたりの生徒数:約400人

2021年の東大合格者数ランキングで1位に輝いたのは私立開成高等学校!1982年から、なんと40年連続で首位をキープしています。東大にいく最短ルートは開成中学校・高校に入学することと言っても過言ではないかもしれません。

難関中高一貫校では珍しく高校からの募集も行っています。しかし年々応募者は減少しており、いつこの募集が打ちやめになるかは予断を許さない状況です。

昨年から大幅に東大合格者を減らしてしまった点は少々気になりますが、行事への熱の入れようとそれらがひと段落してからの追い込みという切り替えポイントが今年は曖昧だった点が多少影響したのかもしれません。

【中高一貫校紹介】開成中学校・高等学校の特徴、魅力

先輩の声

東京大学 理科一類 U.S先生

なんといっても、自由な場所でした。

人格を排除するような圧力が存在しない空間で、伸び伸びできました。また、すごい人が沢山集まる場所です。

ある分野で突出した人、カリスマのある人、志の高い人、マイパースな人、ストイックな人、アツい人。

刺激をくれるかけがえのない友人、先輩、先生方に出会うことがきっとできるはずです。

2位 私立灘高等学校

高校データ

・私立
・男子校
・中高一貫校(高校からの募集あり)
・所在地:兵庫県神戸市
・1学年あたりの生徒数:約220人

関西のトップ進学校といえば灘高校ですね!昨年から20人弱合格者を伸ばし2UPの2位にランクインしました。

灘高校の特徴は東大の中でも最難関に位置付けられる理科三類への進学実績ですが、今年は筑駒に惜しくも敗れてしまいました。ただ、12人という数字は決して少なくはなく、理三を含めた難関国公立医学部への強さは健在だと言えるでしょう。

先輩の声

東京大学 理科一類 U.S先生

入学前は強迫的に勉強をしている生徒が多いと勝手に想像していましたが、楽しんで自分の好きなことを勉強している生徒や文武両道の生徒が多いと感じました。

あと、理不尽な言動をする先生や生徒が非常に少なく、管理されるような閉塞感がなかったので自由に過ごせました。

3位 国立筑波大学附属駒場高等学校

高校データ

・国立
・男子校
・中高一貫校(高校からの募集あり)
・所在地:東京都世田谷区
・1学年あたりの生徒数:約160人

第3位にランクインしたのは国立筑波大学附属駒場高等学校!昨年まで7年連続でキープしていた2位の座を灘高に明け渡し今年は3位に後退。その代わり最難関の理科三類の合格者数は14人で灘高を抑え日本一に輝きました。

筑駒の特徴は現役合格率の高さです。公立校でありながら私立校に全く引けを取らない素晴らしいカリキュラムと設備で高い現役合格率を維持しています。現役合格率トップ(今年は55.6%)はもはや安定の定位置と言ってもいいかもしれません。

しかし、昨年、今年と連続で合格者が減少している点は少々気になります。

【中高一貫校紹介】筑駒の特徴や文化、最新の入試情報まで徹底解説!

先輩の声

東京大学 工学部 K.N先生

校則がなく自由な校風に憧れて入学しましたが、期待通りの学校でした。部活や行事にも全力投球で、特に文化祭は最も力が入っていて1番の思い出です。高校では文化祭実行委員も務めました。

校舎が汚いと評判でしたが、入学後に次々と工事が行われ、学校生活を送るには全く問題のない程にきれいになりました。

4位 私立麻布高等学校

高校データ

・私立
・男子校
・中高一貫校(高校からの募集なし)
・所在地:東京都港区
・1学年あたりの生徒数:約300人

第4位には麻布高校がランクイン!一昨年の大量合格から一転、大幅減となった去年から少し戻したことで順位を2つ上げました。

また、自由な校風のもと個人の興味を存分に深掘りすることができるためか推薦で3人合格者を輩出しています。

その一方で麻布の特徴(?)は既卒率の高さです。今年の合格者のうち約半分にあたる36人は既卒生です。これにも自由な校風が影響しているのかもしれませんね。

先輩の声

一橋大学 経済学部 I.K 先生

文化祭は予想通り、全校で盛り上がる行事だった。

皆勉強するところはあまり見せず成績がいいので、地頭の良さが感じられた。

個性的な授業が多く、中一の「世界」という授業は社会科の地理・歴史・公民を総合したような授業だった。

高1高2の「教養総合」ではオムニバス形式の選択授業で、文理問わず様々なジャンルの授業をとれた。

5位 私立聖光学院高等学校

高校データ

・私立
・男子校
・中高一貫校(高校からの募集なし)
・所在地:神奈川県横浜市
・1学年あたりの生徒数:約230人

第5位には神奈川県の聖光学院高校がランクイン!昨年大幅に落ち込んだところから持ち直し、順位を3つ上げる形で着地しました。

実績で特徴的なのは文科2類の合格者数が比較的多いという点です。昨年以前も同じような傾向が見られるので(今年は特に顕著ですが)分野的に興味のある方にとっては志望校に据えて東大合格を目指すのも悪くないかもしれません。

他に聖光学院の特徴としてはミッション系高校トップの合格者数を輩出しているという点も挙げられますね。

神奈川県トップの地位を盤石にしつつあり、今後どういった戦略をとっていくのか要チェックです。

先輩の声

一橋大学 経済学部 I.K 先生

文化祭は予想通り、全校で盛り上がる行事だった。

皆勉強するところはあまり見せず成績がいいので、地頭の良さが感じられた。

個性的な授業が多く、中一の「世界」という授業は社会科の地理・歴史・公民を総合したような授業だった。

高1高2の「教養総合」ではオムニバス形式の選択授業で、文理問わず様々なジャンルの授業をとれた。

注目の公立高校!

今年の東大合格者数ランキングでは公立勢の躍進が多くみられました。理由はいくつかあると考えられますが、大きな要因は新型コロナウイルスの感染拡大です。

様々な学校行事や部活動が中止となり、公立高校の生徒が例年以上に勉強時間を確保できたことで私立高校の生徒との学力差が縮小したと考えられます。

また、公立高校でのオンライン授業のスタートがまごついたことが逆に功を奏し、自習時間を多く取れたために学習進度の差があまり開かなかった点も理由の一つでしょう。

以下、特に注目に値する公立高校をピックアップしてご紹介いたします!簡単ではないかもしれませんが公立高校からでも東大合格は十分に狙えます。

公立高校に通っている方は私立の中高一貫校ではないからと諦めず、是非日本の最高学府である東京大学を目指してみましょう!

東京都立日比谷高等学校

高校データ

・公立
・男女共学
・所在地:東京都千代田区
・1学年あたりの生徒数:約320人

昨年から20人以上合格者を増やして9位にランクイン!トップ10入りは3年ぶりです。東大合格者数ランキングではやはり私立が強い中でのランクインはさすが都立トップクラスの高校と言えます。ちなみに公立(国立を除く)校の中では7年連続で東大合格者数トップを維持しています!

水を刺すようになってしまいますが、この勢いを一過性にせず来年以降につなげられるかどうか注目です。

神奈川県立横浜翠嵐高等学校

高校データ

・公立
・男女共学
・所在地:神奈川県横浜市
・1学年あたりの生徒数:約360人

神奈川の公立トップである横浜翠嵐が昨年の倍近くの合格者を輩出し11位に!5位にランクインした聖光学院に次いで、神奈川勢では2番手に急浮上しました。

昨年からの合格者数の増加数は全国トップであり、近年SNSなどで話題になっているハイレベルな学習目標設定などの効果が現れてきていると言えるでしょう。

神奈川県の公立高校でトップの人気を誇る横浜翠嵐が「難関大合格者合格者の増加」→「人気の高まり」→「生徒の学力層向上」といった好循環に入れるか、そしてトップ10入りを果たせるかどうか要注目です。

埼玉県立浦和高等学校

高校データ

・公立
・男子校
・所在地:埼玉県さいたま市
・1学年あたりの生徒数:約380人

埼玉県立高校トップの浦和高校が15位にランクイン!昨年から10人以上合格者数を増やしました!ちなみに上の二校とは違い浦和高校は男子校になっています。

コンスタントに東大合格者を輩出し続けており、私立を含めて埼玉県内トップの進学校と言えます。その一方でトップ10に食い込むにはもう一押しな印象。今後の指導方針に期待です!

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