塾に通っている小学生の割合ってどれくらい?いつから塾に行くべきかについても解説!

「周りの子は塾に通っているのに、うちの子は通わせなくて大丈夫かしら」「塾に通うなら何年生から通えばいいの?」と悩まれているご家庭は多いのではないでしょうか。

そこで、本記事では小学生のお子様を持つ方の多くが気になっているであろう

  • 塾に通っている小学生の割合
  • 塾に通い始める時期

について解説します。

周りに合わせれば良いというわけではないですが、一般的な「塾に通っている小学生の割合」や「塾に通い始める時期」を知ることは、ご自身のお子様を塾に通わせる際の指標になります。

また、記事の中では実際に難関大学に通っているスマートレーダーの先生に

  1. 小学生の時に塾に通っていましたか?
  2. 塾に通い始めたきっかけはなんですか?
  3. いつから塾に通っていましたか?

という3つのアンケート結果も紹介していますので、本記事を読むことで難関大生の実際の経験も参考にすることができます。

中学受験をしたいご家庭や、将来お子様を難関大に通わせたいご家庭はもちろん、そうではなく塾を検討しているご家庭のご参考になれば幸いです。

塾に通っている小学生の割合は?

まず、全国の小学生はどれくらいの割合で塾に通っているのでしょうか?
1万6000人規模全国サンプリングの調査(学校外教育活動に関する調査2017)の結果は以下の通りとなっています。

出典:第3回 学校外教育活動に関する調査 2017(データブック)
調査対象:3~18歳(高校3年生)の子どもを持つ母親 16,170名

この調査結果から、小学3年生から塾に通う子供の割合が格段に増加し、小学4年生からはその割合が5割を超えることがわかります。

ご覧になっている方の中には思っていたより割合が小さいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?こちらの調査は全国規模で行われたものであるため、東京や大阪といった首都圏ではその割合は7割近くに増加すると考えられます。

特に近年では私立中学校の人気が非常に高まっているため、名門中学への合格を目指し小学生のうちから熱心に進学塾に通っている子供がますます増えています。

難関大生の7割は塾に通っていた!

難関大学へ合格を果たしている学生が小学生時に塾に通っていたかどうかを調査するため、東京大学・京都大学・東京工業大学・一橋大学・大阪大学・お茶の水女子大学のいずれかの大学に通っているスマートレーダーの先生にアンケートを実施しました。

その結果、なんと117名の回答者のうち83名が小学生時代に塾に通っていたと回答しています。全国での小学生の塾に通っている割合が約5割であることに対し、本アンケートで、難関大学に通う学生の7割以上の方が小学生の時に塾に通っていることがわかりました。

難関大学に通う学生は難関中高一貫校から進学する場合が多いことから、難関大生に限ってみれば小学生時に塾に通っていた割合が非常に高くなっています。

アンケート対象:スマートレーダー登録学生 117名

塾に通い始めたきっかけは?

それでは、塾に通っていた方はどのようなきっかけで通い始めたのでしょうか?

塾に通っていたと回答した方に対して、塾に通い始めたきっかけについての追加アンケートを実施したところ結果は以下のようになりました。

その他:公開テストで入塾金が免除になったから、友達が作りたかった等
アンケート対象:スマートレーダー登録学生 83名

こちらのアンケート結果を見てみると、スマートレーダー登録学生では学校の補習というよりは中学受験のために塾に通っていたという方が多いようです。

やはり難関大学に通っている学生は難関中高一貫校出身の方が多いため、その準備として進学塾に通う必要があったということでしょう。

また、塾に通っていた方の中には「親の勧め」を通塾のきっかけとしていた方も多くなっています。このことから、どうしても勉強に対して受動的になってしまいがちな小学生に関しては、保護者の教育への意識が子供の勉強への姿勢や進学先に大きな影響を与えていると捉えることができます。

今からではもう遅い?いつから塾に通うべき?

これまでの内容から、小学生全体では約半分が塾に通っており、難関大学に通う学生に限ってみれば約7割もの方が進学塾に通っていたということがわかりました。

それでは中学受験で難関中学に合格を果たすためにはいつから塾に通い始めれば良いのでしょうか?

中学受験を目指すなら小4から通うべき!

中学受験では小学4年生から塾に通い始めることで合格できる可能性が高まります。多くの塾は小学5年生から本格的な受験勉強が始まり、小学4年生の時には勉強の習慣づけといった「受験の下準備」が行われます。

この「受験の下準備」ができていると、5,6年生で大幅な成績アップを期待できたり、勉強の躓きを予防したりと中学受験に弾みをつけてくれますので、小学4年生の段階から塾に通い始めることがおすすめです!

ただし、小学5~6年生からでも手遅れではない場合もあります。

中学受験の対策をいつから始めるかや、対策方法の詳細はこちらの記事で紹介しています。

中学受験をしようと思われているご家庭は是非参考にしてみてください。

中学受験の準備はいつから始める?塾や家庭教師を始めるタイミングや各教科の対策方法まで解説!

中学受験をしない場合はお子様の状況に合わせて

中学受験をしないご家庭の場合はお子様が小学校の授業についていけているか、成績が悪くないかを元に通塾の時期を検討しましょう。

また、学習習慣をつけるという意味ではいつでも良いですが、できるだけ早い方が有利となります。宿題をしないといった状況なら塾に通って癖をつけることも検討してみてください。

難関大学に合格した先生はいつから塾に通っていた?

それでは難関大学に合格を果たしたスマートレーダーの先生はいつから塾に通っていたのでしょうか?

アンケート対象:スマートレーダー登録学生 83名

アンケート結果では、小学4年生もしくは小学5年生から通い始めたという方が圧倒的に多くなっています。このことからも難関大学に合格を果たすためには可能ならば4年生から、遅くても5年生の時から塾に通うことがおすすめであることがわかります。

塾のサポートならスマートレーダーがおすすめ

中学受験や、将来の難関大学合格のためには、なるべく早い段階から塾に通うことがおすすめであることがわかりました。しかし、中学受験の内容は難しく塾だけでは追いつけなくなったり、理解が不十分になったりしてしまうことが多々あります。

そこでおすすめなのが、塾の学習をスマートレーダーの家庭教師にサポートしてもらうことです。

スマートレーダーとは

スマートレーダー 家庭教師

「スマートレーダー」は、生徒1人ひとりに合った理想の家庭教師が見つかり、直接契約できるマッチングプラットフォームです。教師の得意教科の評価をAI(人工知能)によって行い、レーダーチャートで表示する日本初のサービスです。

ご家庭の方は家庭教師の指導実績や得意教科の評価、時給や趣味 、家庭教師の出身高校や在籍大学などのタグから最適な家庭教師を見つけることができます。

どのように活用できる?

塾の授業でわからなかった内容や過去問の解説をスマートレーダーの家庭教師に教わることが有効な活用法であると言えるでしょう。

スマートレーダーに在籍している家庭教師は、全員が東大京大を始めとした難関大学に在籍している学生です。

全員が難関大学に在籍しているため、塾で教えられた内容を噛み砕いてさらにわかりやすく説明してくれます。

またスマートレーダーQ&Aでは、難関大学に在籍中の家庭教師に、無料で学習相談ができます。

  • 自宅学習で集中が続かない時、どうしていますか?
  • 受験勉強はいつから始めましたか?

などなんでも気軽に質問できるので、学習に関する悩みを質問してみましょう。

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