オンライン家庭教師は、コロナウイルスの感染拡大を機に普及していきました。しかし、オンライン家庭教師には様々な種類があり、その実態についてうまく把握できていない方もたくさんいると思います。
そこで今回は現役家庭教師である筆者がオンライン家庭教師について、タイプ別にランキング形式で紹介していきます。
Contents
おすすめのオンライン家庭教師ランキング

オンラインで家庭教師や塾を利用するにあたって、おすすめを種類別にランキングでご紹介します。
家庭教師やオンライン塾などはどれも勉強をサポートしてくれる点では共通していますが、それぞれに違いもあります。
それぞれの特徴やメリットデメリットを踏まえてランキング形式でを踏まえてランキング形式で詳しく解説しますので、利用する際の参考にしてください。
1位 オンライン家庭教師(個人契約)
家庭教師では1対1で丁寧に指導してもらえ、生徒1人ひとりに完全にマッチしたスケジュール・指導で勉強を進めることができます。オンラインのため通塾の時間も削減できますし、受験前などの大切な時期に感染症の可能性も低くできます。
最もおすすめなのが個人契約でオンライン家庭教師を探す方法です。
オンライン家庭教師の個人契約については、「オンライン家庭教師と個人契約を結ぶってどういうこと?おすすめの方法と注意点は?現役家庭教師が徹底解説!」の記事に詳しく書いていますので、ぜひご参照ください。
オンライン家庭教師の中でも個人契約の場合、次のようなメリットがあります。
- 入会金や教材費が不要
- 仲介料が不要
- 授業料の選択幅がある
- 契約内容を柔軟に相談できる
- 自分の希望に合った先生を探せる
個人契約の家庭教師の場合、入会金や教材費・仲介料がかかりません。場合によっては家庭教師が指定する参考書を買う必要があるかもしれませんが、すでに持っている教材で教えてもらうことも可能です。
個人とのやりとりになるので、授業料も交渉次第となります。授業料の相場を事前に調べておけば、言い値で契約することもなく交渉もスムーズです。
また先生次第ですが、契約内容も柔軟に相談できることがあります。テスト前は授業を増やしたい、長期休みの間だけお願いしたいなどの希望に柔軟に対応してくれる場合も。
そして何より家庭教師に指導をお願いする際は、先生との相性が大切です。志望校に在籍している先生を希望したり、女性の先生がよかったり、自分の希望する先生を自由に探せるのが個人契約のいいところです。
デメリットとしては次のような点があります反対に、気をつけなければいけないのが次の点です。
- トラブルなどのすべて対応は自己責任である
自分で先生を選べると言っても、その人が本当に教えるのが上手かどうかは指導を受けてみないと分かりません。
実際に指導を開始しても成績が伸びなかったり指導が子どもと合わない場合、契約解除などの交渉はすべて自分たちでする必要があります。
先生を代えたいというのは本人に言いにくい部分なので、その部分をすべて自分でやらなければいけないのは少し大変かもしれませんね。
トラブルが生じた場合も家庭教師と家庭の間に入ってくれる会社がないので、自分たちで責任をもって対処しなければいけません。
対策としては個人契約で家庭教師を探す場合、家庭教師のマッチングサイトなどを使うのがおすすめです。
マッチングサイトを利用することで、トラブルが生じた場合も先生に直接連絡する以外に、サイトの運営会社に連絡する選択肢を持つことができます。
特に家庭教師マッチングサイト「スマートレーダー」を用いると、トラブル発生時に運営事務局が仲介となってくれるので、トラブル発生時のリスクがありません。
スマートレーダーとは難関大学生と直接個人契約を結ぶことができる家庭教師マッチングサイトです。先生方のレベルが高く、多くの先生が登録されているので、希望の先生がきっと見つかります。
2位 オンライン家庭教師(家庭教師センター)
次におすすめなのが、家庭教師センター(家庭教師の派遣会社)で家庭教師を紹介してもらう方法です。家庭教師センターでオンライン家庭教師を探す場合は、次のようなメリットがあります。
- 先生の質が保障されている
- 契約内容や責任が明確
- トラブルがあったとき会社が対応してくれる
家庭教師センターに登録している家庭教師は、学力試験を受けそれに合格した人が採用されるのが基本です。学生のアルバイト講師でも学力の保証がされているので、その点は安心してご利用することができます。
指導にも家庭教師センターに蓄積された指導ノウハウが生かされるので、個人にはできない実績のある指導も期待できます。
また家庭教師センターという会社を通して契約するので、契約内容を自分で細かく決める必要がなく契約もスムーズ。何か問題があった場合も会社が間に入るので、大きなトラブルになる可能性も少ないです。
これに対して家庭教師センターでオンライン家庭教師を選ぶ際は、こんなデメリットがあります。
- 入会費や教材費が必要
- 手数料が高額
- 指導開始まで時間がかかることも
- 会社によって差が大きい
会社としての広告費や店舗の維持費がかかるため、入会費や教材費が発生することが多いです。授業料の中に多額の仲介手数料が含まれ、個人契約よりも授業料が割高になるケースがほとんど。
また、契約後に先生の調節に時間がかかるので指導開始まで時間があくこともあります。やっと指導が始まったと思ったら、紹介された先生との相性が悪かったとなれば、またさらに変更に時間を要するなんてこともありますよ。
さらに塾と同じで指導実績や先生の質など、家庭教師センターによって大きく違います。中には高額な教材だけ購入させてその後の対応が悪いような悪徳なケースもあるので注意しなければいけません。
3位 オンライン家庭教師(プロ家庭教師)
次におすすめなのがプロのオンライン家庭教師に指導してもらう方法です。
- 実績がある
- 指導ノウハウがある
アルバイトや正社員ではなく、教えることに特化して実績を積んできた指導のプロですので、子どもを任せられる安心感があります。
家庭教師個人の合格実績から先生を選ぶこともできるので、志望校が明確に決まっている場合はより効率的に成績を伸ばせるでしょう。
経験を積んできたプロだからこそ、生徒それぞれの個性に合わせて授業を展開することも可能。過去の経験をもとに最短距離で成績を上げてくれるでしょう。
一方プロ家庭教師にはこんなデメリットもあります。
- 費用がかなりかかる
- 子どもが先生になじみにくい
授業料が1時間1万円を超える場合もあるほど、プロの家庭教師の方がはるかに費用がかかります。
生徒と先生の年齢もかなり離れるため、子どもが先生に圧倒されてのびのびと勉強できなくなる可能性もあります。特に内向的な生徒の場合、気軽に質問をしづらく受け身の授業になってしまう可能性も。
それでも実績のある先生だからと指導を継続してしまうと、高い授業料の割には結果に結びつかなくなってしまうことがあります。
その点は「いい先生だから成績が上がるはず」とむやみに信じるのではなく、子どもとの相性をきちんと見極める目を持っていないといけません。
プロ家庭教師についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事に詳しく書いていますので、ぜひご参照ください。
4位 オンライン個別指導
次に上がる選択肢がオンライン個別指導です。オンライン個別指導は先生1人に対して生徒1~3人で授業が行われます。
オンライン個別指導のメリットは次のような点です。
- 自分の苦手をとことん勉強できる
- 対面とオンラインのハイブリッド型もある
オンライン個別指導は家庭教師と同じく、生徒1人一人に合わせた指導が可能です。また、オンラインと校舎のどちらで受けるか切り替えられるハイブリッド型もあり、テスト前は直接指導してもらうなど指導形態を切り変えられるケースもあります。
デメリットは次のような点です。
- 入会金や教材費がかかる
- 生徒が複数人の場合は時間が減る
- 先生の実力がわからないまま受ける可能性が高い
家庭教師センターと同じく入会金や教材費がかかります。
先生1人に対して2人以上の生徒がつく場合もあり、その場合1人にかけられる時間は半減します。いくら安くても問題を解く過程まで先生がチェックしていないと指導の充実度も変わってきます。
また採用されたばかりの大学生が指導する場合もあり、出身大学や指導の実力など不明瞭なまま授業を受けることも多いです。
指導において一番大切なのが指導する先生の指導力ですから、この部分が確実にならないのは大きな欠点とも言えます。
5位 オンライン塾
最後に紹介するのは集団で授業を行うオンライン塾です。先生1人に対して複数人の生徒が一斉に授業を受ける形で、塾で購入した教材を使い塾で決められた進度で授業が進みます。
オンライン塾のメリットには次のようなものがあります。
- 集団の中の自分の位置を確認できる
- 料金が安い
ライバルの存在でやる気を出しつつ、周りの誘惑に負けないで勉強できる子には向いている環境です。
また、先生1人が大人数の生徒を受け持てるので料金が安いのが大きなメリットになるでしょう。
一方デメリットには次のような点があります。
- その場で質問しにくい
- 大人数の中の1人になるのでさぼりやすい
- カリキュラムに合わせた進度でしか勉強が進まない
オンライン塾ではその場で質問できなかったり、質問はチャット形式だったりさまざま。いずれにしても自分の納得するまでとことん質問するのは難しい環境です。
大人数の中の1人になってしまうのでサボったり手を抜きやすいのも勉強にとってはマイナスです。
さらに1年のカリキュラムが決まっているので、得意・不得意関係なくみな同じ進度で授業を受けます。家庭教師や個別指導に比べて、子どもに最適化された勉強は期待できません。
先生を選ぶ時の注意点

確実に成績を伸ばすには、先生の指導力を見極めることが重要です。出身大学やそれまでの実績などさまざまな情報から先生を選びましょう。
その他にも先生を選ぶ時に注意するべきポイントを解説します。
ネット環境の確認
家庭教師や塾で使用できるデバイス(スマホ・タブレット・パソコンなど)の確認をしましょう。
せっかく気に入った先生がいても、オンライン指導に使用できるデバイスが限定されている場合もあります。
スマホだけでOK、パソコンが必要など、家庭内で用意できる機器が少なければなおさら、まずは指導を受けるためのネット環境の確認が必要です。
体験授業を受ける
必ず体験授業を受けましょう。口コミや広告だけで決めるのはもってのほかです。どんなに評価がよくても子ども本人との相性はわからないものです。
実際に授業を受けてみて、子どものやる気の変化や授業の受けやすさを確認しなければいけません。
利用目的を確認する
なぜ家庭教師や塾を検討しているのかを明確にしましょう。
「○○大学に行きたいから」なら志望校在籍の先生に指導してもらえると入試の情報も集まりやすいです。
「定期テストで高得点をとりたい」なら、テスト前のリクエストに柔軟に対応してくれる方が十分な対策がとれます。
教えてもらう目的がはっきりすると、どんな先生が合っているかもはっきりしますよ。
先生の質を確認する
授業料が高くても授業の質を最優先するならプロ家庭教師を選ぶのがよいです。
ただ、プロ家庭教師でなくても質の高い授業をする先生はたくさんいます。
学生の先生でも難関大学に在籍している学生なら、まだ受験から日が経っていない分問題も解けますし、難しい問題でも教える実力があります。
家庭内での予算
いくらいい先生でも継続できなければ、成績の伸びも尻すぼみになってしまいます。伸び続けるためには、いい先生に継続的に教えてもらうことが重要です。
だからと言って、授業料が安い点のみで決めてはいけません。入会金や教材費、授業料をトータルで計算して1年で総額いくらになるか比較しましょう。
その上で継続可能な料金かつ、いい先生に効率よく教えてもらえる方法がベストです。
家庭教師の選び方についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事に詳しく書いていますので、ぜひご参照ください。
最後に上記で少し紹介した家庭教師マッチングサイト「スマートレーダー」について紹介させていただきます。
オンライン家庭教師ならスマートレーダー

スマートレーダーでは、オンライン指導の強みを活かした家庭教師の利用をすることが可能です。先生探しから、オンライン指導までをスマートレーダーのみで完結させることができます。
スマートレーダーとは
システム利用型の家庭教師個人契約サイト「スマートレーダー」は、生徒一人ひとりに合った理想の家庭教師が見つかり、直接契約できるマッチングプラットフォームです。教師の得意教科の評価をAI(人工知能)によって行い、レーダーチャートで表示する日本初のサービスです。
ご家庭の方は家庭教師の指導実績や得意教科の評価、時給や趣味 、家庭教師の出身高校や在籍大学などのタグから最適な家庭教師を見つけることができます。
先生は難関大学生のみ!
スマートレーダーでは登録できる先生を、東大・京大をはじめとする難関大学の先生に限定しているので、先生はどの方も超一流となっています。
また登録されている先生の数も6000人以上いて、オンライン指導ではこの6000人以上のすべての先生の中から条件に合う先生を探すことができます。
このなかには当然、灘中学校や開成中学校など超難関中高一貫出身の先生もいらっしゃいますので、かなりレベルの高い中学受験対策を依頼することが可能です。
トラブル発生時も速やかに対処できる
先生と連絡が取れなくなってしまっても、運営事務局を介して、先生に連絡することが可能です。そのため、先生と連絡が取れないまま、行方が分からなくなる心配がありません。
また、契約も各授業ごとにリクエストを送信して、契約を結ぶので、契約期間中の解約といった心配はありません。そのため、契約違反による違約金の請求といったトラブルも発生しにくいです。
トラブルが発生しても、契約を更新せず、先生の交代が可能なので速やかに対処することが可能です。このため、学習計画が崩れてしまう心配もありません。
希望の先生が見つかるマッチングシステム

スマートレーダーでは、先生を探す際に、能動的に希望の先生を探す「先生の検索」機能と、お子さまの成績や条件に応じて先生に立候補を「先生の募集」機能があります。これにより理想の家庭教師とマッチングすることが可能です。
また、指導も対面指導とオンライン指導があり、条件に合った指導方式で授業を受けることができるので、場所を選ばず利用することができます。
独自の開発のオンライン授業システムで簡単!
スマートレーダーでは独自開発したオンライン授業システムにより、専用のアプリなどをインストールする必要なありません。授業ごとに作成された専用URLにアクセスするだけで授業を受けることが可能です。
このオンライン機能では、先生と生徒の間で画面の共有をすることで、授業の資料に生徒も書き込み可能です。生徒の理解をリアルタイムで把握し、「わからない」を即座に解決します。
さらに、1画面に授業資料と生徒の顔を表示し、先生は生徒の表情を常に把握が可能です。先生がノートからだけでなく生徒の表情からも理解度や集中度を読み取れるようすることで、対面指導時よりも生徒の状況に合ったきめ細やかな指導を受けることができます。